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【チケットプレゼント】3月1日(日)から!東京・ちひろ美術館で2つの展覧会が開幕

<没後10年>瀬川康男 坦雲亭日乗-絵と物語の間(あわい)

瀬川康男 『絵巻平家物語(三) 文覚』(ほるぷ出版)より 1986年 個人蔵

2020年3月1日より、ちひろ美術館・東京にて「<没後10年>瀬川康男 坦雲亭日乗-絵と物語の間(あわい)」と「いわさきちひろ 子どものしあわせー12年の軌跡」、二つの展覧会が開幕します。

 

1960年代、『ふしぎなたけのこ』や『いないいないばあ』など、数多くの絵本を発表し、絵本界で注目を集めた瀬川康男。1977年、都会の喧騒からはなれ、群馬県の北軽井沢に移り住んだ瀬川は、植物や動物の写生を通して、自然が生み出す形と向き合っていきます。

 

「<没後10年>瀬川康男 坦雲亭日乗-絵と物語の間(あわい)」

「いわさきちひろ 子どものしあわせー12年の軌跡」の両展覧会を

観覧できるチケットを5組10名様にプレゼント!

 

下記ボタンよりご応募ください。

【応募期間】 2020/2/5(水)~2/24(月・祝)※応募受付は終了しました

瀬川康男 『ひなとてんぐ』(童心社)より 2004年 個人蔵

1982年、長野県の青木村にある古い民家に居を移し、「坦雲亭(たんうんてい)」と名付けたこの家で、友人や愛犬たちとの交流を深めながら、自作の絵本や壮大な歴史絵本『絵巻平家物語』シリーズなどを生み出していきました。この時期から、「坦雲亭日乗(たんうんていにちじょう)」と題した日記を書き始めます。晩年まで記し続けたこの日記には、画家が生きた時間のすべてが記録されています。

瀬川康男 『絵巻平家物語(三) 文覚』(ほるぷ出版)より 1986年 個人蔵

日記「坦雲亭日乗」やノートにつづった画家のことばを手がかりに、絵本原画、タブロー、スケッチなど約80点が展示され、「絵をつかまえて生きようと思った」と語った画家・瀬川康男の絵にかけた思いと人生に迫る展覧会です。

絵巻平家物語 文覚

『平家物語』のなかで、ひときわ異彩を放つ荒法師・文覚。彼が正しいと思うことに反対するものへは、それがどんな強者や権威であっても挑みかかる。反逆精神のかたまりのような坊主の生涯。

同時開催は「いわさきちひろ 子どものしあわせー12年の軌跡」

いわさきちひろ あやめ 1973年 雑誌「子どものしあわせ」1973年6月号

同時期、ちひろ美術館・東京では「いわさきちひろ 子どものしあわせー12年の軌跡」も開催されます。

 

1963年から1974年に没するまでの12年間、雑誌「子どものしあわせ」の表紙絵を手がけた いわさきちひろ。画家としてのさまざまな試みの場でもあったこの仕事を通して、ちひろは創作意欲を開花させ、多くの代表作を生み出しました。そこには、12年間のちひろの画業の変遷も映し出されています。最初の作品から絶筆「あかちゃん」までの「子どものしあわせ」表紙絵が、当時の貴重な雑誌などの資料とともに一堂に紹介される展覧会です。

いわさきちひろ スイートピーとフリージアと少女  1963年 雑誌「子どものしあわせ」1963年3・4月号

開催概要

「<没後10年>瀬川康男 坦雲亭日乗-絵と物語の間(あわい)」
同時開催「いわさきちひろ 子どものしあわせー12年の軌跡」

 

開催期間 2020年3月1日(日) ~ 5月17日(日)
開催時間 10:00~17:00 (入館は閉館30分前まで)
開催場所 ちひろ美術館・東京
     東京都練馬区下石神井4-7-2
アクセス 電車:西武新宿線上井草駅下車徒歩7分
     JR中央線荻窪駅より西武バス石神井公園駅行き(荻14)上井草駅入口下車徒歩5分
     西武池袋線石神井公園駅より西武バス荻窪駅行き(荻14)上井草駅入口下車徒歩5分
     ◎駐車場あり(乗用車3台・身障者用1台)
入館料  大人1,000円 / 高校生以下無料
     ※団体(有料入館者10名以上)、65歳以上の方、学生証をご提示の方は800円
     ※障害者手帳ご提示の方、介添えの方1名までは無料
     ※リピート割引500円、年間パスポート3,000円

掲載されている情報は公開当時のものです。
絵本ナビ編集部
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