【news】21_21 DESIGN SIGHT企画展 アスリート展
新しい発見と可能性を気づかせてくれる「アスリート展」
2020年の東京オリンピック開催が決まり、強靭な肉体と鋼の精神を持つ「アスリート」の存在は、より身近になり、その本番の瞬間瞬間に最大限の力を発揮するパフォーマンス力は、ビジネス本に取り上げられるなど、様々な角度から関心が高まっています。
現在、21_21 DESIGN SIGHTで開催されている「アスリート展」。
私たちが想像を絶する「アスリート」の秘密を垣間見ることができるこの展示は、6月4日(日)まで開催されています。まだ、ご覧になっていない方は是非チェックしてくださいね。
トップアスリート・デザインエンジニア・映像作家の3者による視点
今回の企画展の目玉ともなっているのが、展覧会ディレクターの3名の存在。
トップアスリートの経験を踏まえ、様々な活動を行っている為末 大さん、デザインエンジニアの緒方壽人さん、研究者/映像作家の菅 俊一さんの3名です。
異なる分野で活躍されている3名がディレクションした今回の展覧会では、「アスリート」の躍動する身体を映像や写真で紹介するほか、体感型の展示から、身体や心理をコントロールする知覚、戦術における情報解析の先端技術、また身体拡張を支えるスポーツギアなど「アスリート」を構築する様々な視点から見ることができます。
株式会社アシックス、アメア スポーツ ジャパン株式会社、オーエックスエンジニアリング、株式会社ゴールドウィン、株式会社Xiborg、旧進医療器株式会社、ブリジストンサイクル株式会社、ミズノ株式会社、山本光学株式会社
展覧会ディレクター・プロフィール
為末 大(ためすえだい)
1978年広島生まれ。陸上スプリントトラック種目の世界大会で日本人として初のメダル獲得者。男子400メートルハードルの日本記録保持者(2017年1月現在)。2001年エドモントン世界選手権および2005年ヘルシンキ世界選手権において、男子400メートルハードルで銅メダル。シドニー、アテネ、北京と3度の五輪に出場。現在は、自身が経営する株式会社侍のほか、一般社団法人アスリートソサエティ、株式会社Xiborgなどを通じ、スポーツ、社会、教育、研究に関する活動を幅広く行っている。
緒方 壽人(おがたひさと)
東京大学工学部産業機械工学学科卒業。岐阜県立国際情報科学芸術アカデミー(IAMAS)、LEADING EDGE DESIGNを経て、2012年よりTakramに参加。ハードウェア、ソフトウェアに問わず、デザイン、エンジニアリング、アート、サイエンスなど、領域横断的な活動を行う。主な受賞に、2004年グッドデザイン賞、2005年ドイツiFデザイン賞、2012年文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品、2015年グッドデザイン賞特別賞など。21_21 DESIGN SIGHTでは、企画展「骨展」「”これも自分と認めざるえない”展」「デザインあ展」に参加作家として出展。
菅 俊一(すげしゅんいち)
1980年生まれ。慶応義塾大学大学院政策・メディア研究科修了。人間の知覚能力に基づく新しい表現を研究・開発し、様々なメディアを用いて社会に提案することを活動の主としている。主な仕事にNHK Eテレ「2355/0655」、BRUTUS「行動経済学まんがヘンテコノミクス」、21_21 DESIGN SIGHT企画展「単位展」コンセプトリサーチ、著書に『差分』(共著・美術出版社)、『まなざし』(ボイジャー)。主な受賞にD&AD Yellow Pencilなど。多摩美術大学統合デザイン学科専任教師。
「アスリート展」開催概要
会期:2017年2月17日(金)~6月4日(日)
休館日:火曜日(5月2日は特別開館)
開館時間:10:00~19:00(入場は18:30まで)
開場:21_21 DESIGN SIGHT(ギャラリー1、2)
〒107-0052 東京都港区赤坂9-7-6東京ミッドタウン ミッドタウン・ガーデン
Tel.03-3475-2121
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