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【ランキング】今週の絵本売上ランキングBEST10は?(2021/2/1~2/7)

https://style.ehonnavi.net/ranking/2021/01/18_27394.html

今、絵本ナビで話題になっている絵本は? 売れている絵本は?絵本ナビの絵本売上BEST10のランキングを見れば絵本業界の動きが見えてくる!?1週間分のランキングを毎週発表していきます。気になった作品があればのぞいてみてくださいね。

 

今週は、注目の絵本とその続編が2冊合わせてランクイン♪

今週の絵本売上ランキングBEST10は?【2021/2/1~2/7】

じゃあじゃあびりびり

じゃあじゃあびりびり

あかちゃんの「最初の本」として大人気!
「じどうしゃ ぶーぶーぶーぶー」
「いぬ わん わん わん わん」
「みず じゃあ じゃあ じゃあ」
「かみ びり びり びり びり びり びり」
真っ赤でコンパクトなサイズに、たくさんの“音”が詰まっています。

1つの見開きページに、1つの音。
シンプルで目をひく絵はもちろん、文字の配置場所もたのしい。
たとえば、かみびりびり・・・のページは、ほんとに「びりびり」と裂けた紙の形に似た配置。
文字と絵の効果で、まるで絵がうごきだしそうに見えます。

初版は1983年刊のロングセラー。
改訂版となったいまは、あかちゃんがかじっても放り投げても安心の厚紙絵本に。
ぐうぜんファーストブックとしてもらった新米ママパパが、何度か読んでみたらうちの子が声をたてて笑うんです、と驚きの声をしばしばよせてくださる本のひとつです。

絵本を読んであげたいけどどれを選んだら・・・と迷っている方に、ぜひ!
作者まついのりこさんの『ばいばい』『みんなでね』など、他の「あかちゃんのほんシリーズ」もあわせてごらんください。
ママやパパの声でくりかえし読んでもらえる喜びを、あかちゃんが味わえるすばらしい絵本です。

(大和田佳世  絵本ナビライター)

https://www.ehonnavi.net/ehon/574/%E3%81%98%E3%82%83%E3%81%82%E3%81%98%E3%82%83%E3%81%82%E3%81%B3%E3%82%8A%E3%81%B3%E3%82%8A/
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パンどろぼう

パンどろぼう

ふっくらやきたてをねらう。
いただくパンはひとつだけ。
いただくときはかんしゃをこめて。

それは、パンどろぼうの掟!
パンどろぼうは、おいしいパンを探し求める、パンそっくり?!の、おおどろぼうなのです。

ある日、パンどろぼうが見つけた、一軒のパン屋。
看板には、「世界一おいしい森のパン屋」と書いてあります。

世界一おいしいとあっては、ほうっておくことなどできないのが、パンどろぼう!
お店でパンを焼いているのは、食パンみたいな髪型の、やさしい笑顔のおじさん。
これは、いかにもおいしいパンを焼きそう!

パンどろぼう、パンにまぎれて忍び込み、めあてのパンをかすめとる!

「ああ、いとしい、いとしい、いとしのパン。つやつや、ふっくら、ほかほかパン」

盗み出したパンをだきしめ、ほおずりすらしてみせる、パンどろぼう。
期待に胸をふくらませ、おおきなお口でパクッっと一口!
果たして、パンのお味は……?

食パンのかぶりものから、正体まるわかりの鼻面と手足が生えているヴィジュアルが、なんともまぬけで愛らしいパンどろぼう。
隠れ家にはパンのテーブル、パンのティシュボックス、パン柄タオルに、謎のパン状観葉植物まで!?
そして、パンを食べるときの幸せそうな表情!
あまりにもパンを愛しすぎているパンどろぼう、どろぼうなのに、憎めません。

そんなパンどろぼうが、「世界でいちばんおいしいパン」を、どれほどたのしみにかじったことか……
「世界でいちばんおいしいパン」を食べた後の、
パンどろぼうの表情がいちばんのみどころ!

おいしいパンの絵本は数あれど、あ~んなパンがでてくるとは!
おとなも子どもも思わず吹き出す、シュールでかわいい一冊です。

 

(堀井拓馬  小説家)

https://www.ehonnavi.net/ehon/139793/%E3%83%91%E3%83%B3%E3%81%A9%E3%82%8D%E3%81%BC%E3%81%86/

きんぎょがにげた

きんぎょがにげた

金魚鉢にきんぎょがいっぴき。

…あ、きんぎょがにげた!

いったいどこに逃げたのでしょう。どうやら、お部屋のカーテンの模様に隠れているみたい!? 見つけたと思ったら、また逃げ出したよ。

今度は、植木鉢?キャンディーの瓶?盛り付けたイチゴの上?

きんぎょは見つけたそばから、部屋から部屋へ、自由に逃げていきます。それはそれは上手に隠れるのです。ちゃんと見つけられるかな?

そして、最後には…!?

小さな子どもたちから絶大な人気を誇るこの絵本。大好きな探し遊びであるのはもちろんのこと、カラフルなお部屋と愛らしい形をしたきんぎょ、そしてわかりやすい場面転換に引っ張っていってもらいながら、すっかり夢中になってしまうのです。嬉しそうに指をさす様子が目に浮かびますね。

0歳の頃から、何年も繰り返し読み続けている子が多いというこの作品『きんぎょがにげた』は、なんと発売から40年も経つ、五味太郎さんの代表作の一つ。大人になったって、ページを開く度にため息が出るような、決して飽きることのない美しい絵本なのです。

(磯崎園子  絵本ナビ編集長)

https://www.ehonnavi.net/ehon/58/%E3%81%8D%E3%82%93%E3%81%8E%E3%82%87%E3%81%8C%E3%81%AB%E3%81%92%E3%81%9F/

4位 ばいばい 改訂版

ばいばい 改訂版

いろんな動物が順々に「こんにちは」そして「ばいばい」と手をふります。心地よいくり返しが、動物たちとの親近感を深めます。

5位 パンどろぼうvsにせパンどろぼう

パンどろぼうvsにせパンどろぼう

パンどろぼう、それは世界中のおいしいパンを探しもとめる大どろぼう。
パン屋のおじさんにさとされて、りっぱなパン職人になりました。
ところが、世界一おいしい森のパン屋に、またしても事件の予感が……?

6位 いろいろバス

いろいろバス

いろいろバス

あかい バスが やってきました             
きいろい バスが やってきました              
みどりの バスが やってきました              
バスからおりるのは だあれ?                
バスにのるのは なあに?                  
色とりどりのバスに乗り降りする、あんなモノや、こんなモノ。思わずクスッと笑っちゃう!? 
えーっ!とびっくりぎょうてん!! 
ユーモアたっぷり、おしゃれな色あそび絵本です。       

7位 MOE 2021年3月号

MOE 2021年3月号

■ 巻頭大特集 ■
ミヒャエル・エンデ『モモ』

20世紀を代表する児童文学作家、ミヒャエル・エンデが
生んだ永遠の名作『モモ』。書かれたのはおよそ
半世紀前ですが、日常が大きく変化した2020年、話題を
集めました。「時間」とは何か、「生きること」とは何か?
作品が投げかける問いは、まるで予言書のように現代を
生きる私たちの課題を浮き彫りにします。豊かさの価値が
大きく変わろうとしている今、新しい世界をどう生きるか。
今こそもう一度、『モモ』の言葉に耳を傾けてみませんか。
生前のミヒャエル・エンデ ロングインタビュー、貴重な
原画や資料をまとめた完全保存版です。

8位 もこ もこもこ

もこ もこもこ

「しーん、もこもこ、にょきにょき」とふくれあがったものは、みるまに大きくなってパチンとはじけた。詩人と異色の画家がおりなす不思議でおかしな絵本の世界。

9位 からすのパンやさん

からすのパンやさん

いずみがもりのからすのまちのパンやさんは、子どもたちの意見を参考にして、すてきな形のパンをどっさり焼きました。

10位 おやさいとんとん

おやさいとんとん

じゃがいも、にんじん、たまねぎ、ブロッコリー。ママといっしょにトントントン。おててでまねっこ、トントントン。きれいに切ったら、お鍋の中へ。さて何ができるのかな?

掲載されている情報は公開当時のものです。
絵本ナビ編集部
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