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【ランキング】今週の絵本売上ランキングBEST10は?(2021/07/25~ 7/31)

今、絵本ナビで話題になっている絵本は? 売れている絵本は?絵本ナビの絵本売上BEST10のランキングを見れば絵本業界の動きが見えてくる!?1週間分のランキングを毎週発表していきます。気になった作品があればのぞいてみてくださいね。

 

今週は、課題図書と共にかこさとしさんの幻の作品もランクイン!

今週の絵本売上ランキングBEST10は?【2021/07/25~ 7/31】

そのときがくるくる

そのときがくるくる

食べ物の好き嫌いはありますか?
どうしても食べられないもの、子どもだけでなく大人だって、なにか一つぐらいは心当たりがありますよね。

主人公の「たくま」はなすが嫌いです。理由は、苦くてぐじゅぐじゅしているから。給食でなすのメニューが出るときは朝から気が重くて大変です。なかなか食べ終えられずに、みんながあとかたづけを始めても、なすとにらめっこ。けれども教室を見回すと、体も声も大きくてちょっとこわいと思っていた「りょうくん」も座ったまま。わっ、仲間がいた! たちまち意気投合して嬉しい気持ちになる二人でしたが、次のなすメニューの日もやっぱり二人そろって食べられなくて‥‥‥。

そんな中、夏休みに入り、「たくま」はおじいちゃんとおばあちゃんの家に1週間お泊まりすることに。しかし、野菜を育てているおじいちゃんの家ではたくさんのなす料理が登場します。そこでなすが食べられないと告白した「たくま」とおじいちゃんの間でこんなやりとりが繰り広げられます。

「いつかきっと、そのときがくるから、むりに 食べさせちゃいかん。」
「そのときって?」
「おいしく 食べられるときだよ。いまは きらいでも、おいしく おもえるときが くるものさ。」
「ぼくにも くるかなあ。」

その後、おじいちゃんの畑で、なすの収穫を手伝ったり、なすの花を知ったり、なすのおかずの作り方を知ったり、なすについていろいろなことを知っていく「たくま」。はたして、なすを美味しく食べられる「そのとき」は本当にやってくるのでしょうか?

お話を書かれたのは、すず きみえさん。本書はデビュー作となるのだそう。どうしてもなすが食べられない「たくま」の気持ち。給食でなすのメニューが出る日は気が重くなる気持ち。なすの新しい発見に驚く気持ち。「たくま」のさまざまな気持ちが自然に描かれていて、作者の温かなまなざしがお話のあちこちから感じられます。今すぐでなくていい。ただ「そのとき」が来ることを前向きに信じてみること。信じることができたら「そのとき」は近づいてきていること。そんな考え方に大きく励まされる子どもたちも多いのではないでしょうか。

くすはら順子さんによる挿絵も、線のタッチがとても温かくて心地良く、特におじいちゃんの家で過ごす夏休みの光景がとても楽しそうに描かれています。2021年の課題図書低学年の部に選ばれている本書は、夏の読書にもぴったり。美味しそうな野菜の様子にも注目しながら読んでみて下さいね。

 

(秋山朋恵  絵本ナビ編集部)

わたしたちのカメムシずかん やっかいものが宝ものになった話

わたしたちのカメムシずかん やっかいものが宝ものになった話

「カメムシ」と聞くと、どんなことを思い浮かべますか? 「あの臭い虫?」と、おそらくあまり良いイメージはもっていないのではないでしょうか。でも、じつはカメムシには、美しいものや、かわったかたちのものなど、いろんな種類がいて、よく見ると、なかなかおもしろい生きものなのです。岩手県葛巻町にある小学校で、そんなカメムシをみんなでさがして、調べて、「カメムシずかん」まで作ってしまったお話です。

https://www.ehonnavi.net/ehon/143142/%E3%82%8F%E3%81%9F%E3%81%97%E3%81%9F%E3%81%A1%E3%81%AE%E3%82%AB%E3%83%A1%E3%83%A0%E3%82%B7%E3%81%9A%E3%81%8B%E3%82%93%E3%82%84%E3%81%A3%E3%81%8B%E3%81%84%E3%82%82%E3%81%AE%E3%81%8C%E5%AE%9D%E3%82%82%E3%81%AE%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%81%A3%E3%81%9F%E8%A9%B1/

カラスのいいぶん 人と生きることをえらんだ鳥

カラスのいいぶん 人と生きることをえらんだ鳥

毎日の生活の中でよく見かける身近な鳥、カラス。
皆さんは、カラスにどんな印象を持っているでしょうか?

ごみをちらかす、
黒くて大きくてこわい‥‥‥。
みんなの「きらわれもの」!?

著者の嶋田泰子さんが、これまであまり気にとめていなかったカラスという存在にであわされたのは、頭にうんちを落とされるという体験からでした。いったん意識しはじめると、ごみ置き場をあらすカラスの姿が目につき、攻防がはじまりました。けれどもカラスへの勝ち目はなし。どうにかカラスとの戦いに勝つためには作戦を練らなければ‥‥‥と考えた時に気づいたのが、
「カラスは人間がどんな生きものかということに気づいているようなのに、わたしはカラスのことなんて、なにも知らなかった」ということ。ここから、嶋田さんのカラスへの調査が始まります。

・玄関に届くたまごをどろぼうするカラスの様子。
・1年じゅう日本で暮らしているのは、ハシブトガラスとハシボソガラスの2種類ということ。
・ハシブトガラスとハシボソガラスの見分け方
・もとはふかい森林に住んでいたハシブトガラスがなぜ都会に出てきたのか?

はじめの調査で分かったのは、人間がたくさんの食べ残しをごみとして出すことによって、多くのハシブトガラスが都会に住み着くようになったという事実。人間の都合に振り回されながらもきらわれ者になってしまったカラス、ちょっとかわいそう。そこで嶋田さんはカラスのいいぶんを聞いてみることにしたのです…(続きはこちらから>>>

4位 じゃあじゃあびりびり

じゃあじゃあびりびり

「じどうしゃ ぶーぶーぶーぶー」「みず じゃあじゃあじゃあ」楽しく明解な絵とリズミカルなことば。音から物を認識する絵本です。

5位 秋

秋

著:かこ さとし
出版社: 講談社

かこさとし未発表作品、ついに刊行!

倉庫に眠っていた、かこさとし未発表作品は、コロナでステイホームの期間中、
加古総合研究所の鈴木万里さん(かこさとし長女)が作品整理中に見つけたものです。
この作品の最初の原稿執筆が1953年、なんと構想から実に68年、
半世紀以上を経て初めて世に出るオリジナル作品です。

テーマは、かこさんが終生、憎んでいた「戦争」です。
太平洋戦争のとき、高校生だったかこさんが体験した実話です。
戦争の悲惨さに怒り震えるかこさんが、いつまでも忘れないようにと
子どもたちに伝えようとした作品です。
平和を願うかこさんの強い思いが込められています。

子どもたちの未来を考えるすべての皆さんに、天国のかこさんからの贈り物です!

6位 いっしょにあそぼ しましまぐるぐる

いっしょにあそぼ しましまぐるぐる

赤ちゃんが注目する黒を中心に、生後6か月未満でも見やすいコントラストの強い配色にデザインしたベイビーブック。赤ちゃんが生まれながらに反応する『顔』や、反応のいいとされる『しましま』と『ぐるぐる』がいっぱいのかわいくてカラフルな絵本。

7位 先生、しゅくだいわすれました

先生、しゅくだいわすれました

しゅくだいをわすれたゆうすけ。しどろもどろに口からでまかせのウソでいいわけをしていると、えりこ先生が「だめだなあ、ウソをつくならもっと上手につかなくちゃ」「え?」「すぐばれるようなのはだめよ。それから、聞いた相手が楽しくなるようなのじゃなくちゃ」「楽しくなる?」「そう。聞いた人がウソとわかっても、はははってわらっちゃうようなのじゃなきゃ」「じゃあ、上手にウソがつけたら、しゅくだいやってなくてもしかられないってこと?」「そうねえ。だって、だまされちゃったらしかたないし」といって、えりこ先生はにやっとわらった。…次の日から子どもたちはしゅくだいができなかったわけを考えてきて発表することに…。

8位 kodomoe 2021年6月号

kodomoe 2021年6月号

【巻頭大特集】
やわらか頭と強い心をつくる
育脳あそび

●あそびが育む 未来を生きる力
●5つの力が伸びる! おうちあそび図鑑
●我が家は今、これに夢中です
●作って遊ぼう!アイスクリーム屋さん しげおかのぶこ
●身近な自然を好きになる 小さな草花あそび 相澤悦子
●絵本の国のおもちゃ屋さん
ほか

9位 しろくまちゃんのほっとけーき 夢のふくふくセット

しろくまちゃんのほっとけーき 夢のふくふくセット

しろくまちゃんがホットケーキを作ります。卵を割って、牛乳を入れて…。焼き上がったらこぐまちゃんを呼んで、二人で「おいしいね」。見開きいっぱいに描かれたホットケーキの焼ける場面は、たくさんの子どもたちに愛されてきました。

ロングセラー絵本『しろくまちゃんのほっとけーき』は、「こぐまちゃんえほん」シリーズ人気No.1。

こぐまちゃん誕生50周年を記念して、愛蔵版ミニ絵本と、エプロン姿のしろくまちゃん&こんがりふわふわホットケーキのぬいぐるみがセットになりました。焼きたてのホットケーキをのせるお皿もちゃーんとありますよ。

ミニ絵本にはこのセット限定の、著者によるイラスト&サイン(複製)入り! ギフトにもどうぞ。
 

 

10位 もこ もこもこ

もこ もこもこ

「しーん、もこもこ、にょきにょき」とふくれあがったものは、みるまに大きくなってパチンとはじけた。詩人と異色の画家がおりなす不思議でおかしな絵本の世界。

掲載されている情報は公開当時のものです。
絵本ナビ編集部
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