絵本ナビスタイル トップ  >  ランキング   >   【ランキング】今週の絵本売上ランキングBEST10は?(2022/6/6~ 6/12)

【ランキング】今週の絵本売上ランキングBEST10は?(2022/6/6~ 6/12)

今、絵本ナビで話題になっている絵本は? 売れている絵本は?絵本ナビの絵本売上BEST10のランキングを見れば絵本業界の動きが見えてくる!?1週間分のランキングを毎週発表していきます。気になった作品があればのぞいてみてくださいね。

 

今週も話題の絵本から定番までランクイン。 テレビで取り上げられていたあの絵本も…!

今週の絵本売上ランキングBEST10は?【2022/6/6~ 6/12】

へいわとせんそう

へいわとせんそう

「へいわ」と「せんそう」。

確かに違う、このふたつ。
平和の方がいいに決まってる。

…だけど。
「へいわのボク」と「せんそうのボク」ではなにが変わるんだろう。

詩人・谷川俊太郎と、一度見たら忘れられないモノクロームのドローイングが話題のイラストレーターNoritakeが取り組んだ、平和と戦争について考えるこの絵本。左右のページにはさまざまな人や物や場所の「へいわ」の状況と「せんそう」の状況が並び、ひとめでその違いが見えてくる。

例えば…
「へいわのボク」はいつも通り。いつもと同じに立っている。
「せんそうのボク」は座り込んでしまっている。

「へいわのワタシ」は勉強をしている。これもいつも通り。
「せんそうのワタシ」は何もしてない。

「へいわのチチ」はボクと遊んでくれて、「せんそうのチチ」は完全武装をして一人で闘っている。「へいわのハハ」は絵本を読んでくれるけど、「せんそうのハハ」は…。食卓を囲む「へいわのかぞく」、食卓には誰もいない「せんそうのかぞく」。手に持っているモノだって、木や海や街だって、明らかに全然違う。

それは、行き来が可能な世界ではない。
「せんそう」が終われば戻る世界でもない。
何かがなくなった、だけでは終わらない。

どこまでも深い「黒」と、少し光を放つような「白」の2色で構成されている場面に、シンプルだけど、これ以上ないくらいわかりやすい「ことば」。この絵本のどのページを見ても、まるでマークや記号のように、直接、目と頭に働きかけてくるのです。そして頭に残るのです。

でも、谷川さんは最後に大切な希望を見せてくれます。それは…。

(磯崎園子 絵本ナビ編集長)

https://www.ehonnavi.net/ehon/123663/%E3%81%B8%E3%81%84%E3%82%8F%E3%81%A8%E3%81%9B%E3%82%93%E3%81%9D%E3%81%86/

だるまさんシリーズ「が・の・と」(3冊ケース入り)

だるまさんシリーズ「が・の・と」(3冊ケース入り)

丸くて赤いだるまさんが、伸びたり縮んだり、転んだり。目をつぶったり、開いたり、笑ったり。おまけに「ぷっ」とする。思いもよらない動きの連続であかちゃんから子どもたち、大人まで大笑いしちゃうって大人気の絵本『だるまさんが』。

だけどそれだけでは終わりません。シリーズ2冊目『だるまさんの』では、だるまさん「の」になにを見せてくれるのでしょう。 さらにさらに3冊目『だるまさんと』には、愉快なおともだちも登場して!?

絵を見て、言葉の響きを聞いているだけで、楽しい気持ちにさせてくれるのが、かがくいひろしさんの作品に最大の魅力。この愛らしいだるまさんシリーズ「が・の・と」3冊セットをケース入りで。なんだか可笑しくてとってもおめでたい雰囲気のこのセット、誕生のお祝いにもきっと喜ばれますね。

https://www.ehonnavi.net/ehon/30016/%E3%81%A0%E3%82%8B%E3%81%BE%E3%81%95%E3%82%93%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%80%8C%E3%81%8C%E3%83%BB%E3%81%AE%E3%83%BB%E3%81%A8%E3%80%8D%EF%BC%883%E5%86%8A%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%82%B9%E5%85%A5%E3%82%8A%EF%BC%89/

あっちゃんあがつく たべものあいうえお

あっちゃんあがつく たべものあいうえお

軽快で楽しい「たべものあいうえお」。

最初に登場するのは、
「あっちゃん あがつく あいすくりーむ」。
最初のページを見た途端、思わず声が出ちゃうはず。
「おいしそう」「可愛い」「…でも、やっぱりおいしそう!」
手足のあるアイスクリームさんたちが4人(?)、いい表情をしながら歌って踊っているのです。
カップアイス、棒アイス、もなかアイス…
何だか目に馴染みのあるようなアイスばかり。
子ども達の目が釘付けになっている様子が簡単に思い浮かびます。
隣のうたのページにも“あの”小さくてチョコでくるまれたアイスくんたちが登場しています。
次に「いっちゃん いがつく いちごじゃむ」。
ああ、なんておいしそうないちごジャム、塗られてパンが喜んでいるよ!

…なんて、いちいち解説していたら時間がいくらあっても足りません。
だって「あっちゃん」から始まって、「わっちゃん」どころか「ばっちゃん」「ぺっちゃん」、「んっちゃん」まで!?
濁音、半濁音も含めて69音すべてが登場するんです。
ものすごい数のおいしそうで可愛らしい食べ物たちが出てきちゃうんです。
背表紙も分厚いのです。
1ページ1ページそれぞれの絵にストーリー性が見えてきて、
更にお互いにつながっているところもあったりして。

とにかく読み応えがすごい。いくらでも楽しめて、すっごくお得な気分になれる絵本なのです。
子どもがゆっくりと言葉遊びをしている横で、お母さんは思う存分食べ物の絵を堪能できちゃったりもします(笑)。
おいしそうな食べ物を描かれる画家さんを無条件に信頼してしまう…というクセがある私なのですが、
この一冊で当然のごとく、すっかりさいとうしのぶさんの大ファンになってしまいました。

(磯崎園子  絵本ナビ編集長)

https://www.ehonnavi.net/ehon/1885/%E3%81%82%E3%81%A3%E3%81%A1%E3%82%83%E3%82%93%E3%81%82%E3%81%8C%E3%81%A4%E3%81%8F%E3%81%9F%E3%81%B9%E3%82%82%E3%81%AE%E3%81%82%E3%81%84%E3%81%86%E3%81%88%E3%81%8A/

4位 わたしはあかねこ

わたしはあかねこ

家族中、白、黒、ぶち等、ネコらしい色・模様なのに1匹だけ赤い色をしたあかねこ。あかねこ自身は自分の色が好きなのに、みんなは同情ばかりする。自分を認めてもらえないあかねこはある日家を出て、そして、出会ったのは…。
 

5位 いっしょにあそぼ しましまぐるぐる

いっしょにあそぼ しましまぐるぐる

赤ちゃんが注目する黒を中心に、生後6か月未満でも見やすいコントラストの強い配色にデザインしたベイビーブック。赤ちゃんが生まれながらに反応する『顔』や、反応のいいとされる『しましま』と『ぐるぐる』がいっぱいのかわいくてカラフルな絵本。

6位 ねこはるすばん

ねこはるすばん

にんげん、でかけていった。ねこは、るすばん。とおもいきや……? 猫だってカフェに行くし、身だしなみを整える。──あなたのしらない猫の世界。「ねこがおとなしく、るすばんしてるとおもうなよ」。

7位 はみがきれっしゃ しゅっぱつしんこう!

はみがきれっしゃ しゅっぱつしんこう!

歯磨きがきらいなたっくん。でも、「しゅっしゅっぽー!」と、はみがきれっしゃがやってくれば、どんな子の口もあーんと開きます!前の歯についたにんじん、奥の歯にはさまったおにく、
つぎつぎきれいにしていきます。歯への興味も深めます。

8位 じゃあじゃあびりびり

じゃあじゃあびりびり

「じどうしゃ ぶーぶーぶーぶー」「みず じゃあじゃあじゃあ」楽しく明解な絵とリズミカルなことば。音から物を認識する絵本です。

9位 きんぎょがにげた

きんぎょがにげた

金魚が1ぴき、金魚鉢からにげだした。どこににげた?カーテンの赤い水玉模様の中にかくれてる。おや、またにげた。こんどは鉢植えで赤い花のふり。おやおや、またにげた。キャンディのびん、盛りつけたイチゴの実の間、おもちゃのロケットの隣……。ページをめくるたびに、にげたきんぎょが、どこかにかくれています。子どもたちが大好きな絵探しの絵本。小さな子も指をさしながら金魚を探して楽しめます。

 

10位 不思議の国のアリス

不思議の国のアリス

“紙の魔術師”ロバート・サブダが、ルイス・キャロルの名作「不思議の国のアリス」を素晴らしいポップアップで表現しました。圧倒的なその迫力と美しさは、子どもから大人まで見るものを魅了するでしょう。ページの中にも小さなお話のページがついていて、そこでもユニークなしかけを楽しむことができます。

掲載されている情報は公開当時のものです。
絵本ナビ編集部