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【ランキング】今週の絵本売上ランキングBEST10は?(2023/6/26~ 7/2)

今、絵本ナビで話題になっている絵本は? 売れている絵本は?絵本ナビの絵本売上BEST10のランキングを見れば絵本業界の動きが見えてくる!?1週間分のランキングを毎週発表していきます。気になった作品があればのぞいてみてくださいね。

 

今週は「たなばたの絵本」とテレビで紹介されて話題の絵本がランクイン!さらに 展覧会開催中「かがくいひろしの世界」も人気です♪(ただいま予約受付中)

今週の絵本売上ランキングBEST10は?【2023/6/26~ 7/2】

たなばたバス

たなばたバス

『いただきバス』『いもほりバス』に続くバスシリーズの3作目です。
今度のバスくんとねずみくんは星空で大活躍。おりひめさまの願いを叶えるために、
力を合わせて奮闘します。おなじみのバスくんのだじゃれも満載です。
「絵本をまるごと楽しんでもらいたい」、作者の藤本ともひこ先生が絵本を作るうえでいつも大切にしていることです。ダイナミックな画面展開に加えて、ストーリーの要所要所に子どもたちが参加できる遊びをたくさん入れています。カウントダウンをしたり、腕をぐるぐるまわしたり、よいしょよいしょとすいかを引っ張りあげたりと、聞くだけでなく全身を使って楽しめる絵本になっています。ロマンチックな七夕伝説とは一味違った『たなばたバス』で楽しい七夕を過ごしてください。


【著作者プロフィール】
■藤本ともひこ(ふじもと・ともひこ)/東京生まれ。1991年講談社絵本新人賞を受賞。
毎週保育園では「造形あそび」「園外保育」をサポート。
絵本に『いただきバス』『となりのオジー』(鈴木出版)『すっぽんぽん』『しーらんぺったん』(文/中川ひろたか・世界文化社)、ほかに『おひるねどうぶつえん』『おさんぽあそびハンドブック』(鈴木出版)などがある。

https://www.ehonnavi.net/ehon/85468/%E3%81%9F%E3%81%AA%E3%81%B0%E3%81%9F%E3%83%90%E3%82%B9/

みんなの声より

優しく気のいいバスさん、七夕に登場。
おりひめさまの願い事をかなえてあげようと、
5・4・3・2・1・0!
ねずみたちと天の川へ出発でございバス。

七夕ってなあに?
おりひめ、ひこぼしってだあれ?
天の川はどこにあるの?
橋になっている鳥はなあに?

絵本を前に、親子の会話も弾むことでしょう。
七夕という行事を幼い子どもに身近に伝える、楽しい絵本です。
今年の七夕は、どうか晴れバスように。
(ちゅら。さん 40代・その他の方 男の子15歳)

だいじょうぶだよ、ゾウさん

だいじょうぶだよ、ゾウさん

年老いたゾウは自分の死期を悟るが,一緒に暮らしていたネズミはそれを受け入れられない。しかし幾つもの季節を重ねるうちにネズミも成長して…。

想像してみてください。だいじな愛するひとがあの世にいってしまうことを。だれでも、すぐには受け入れられないでしょう。しかし、月日がすぎていくなかで、ひとはいつしか、つらく悲しい別れでも、それを受けいれられるように心が成長するのです。幼いネズミくんは年老いたゾウさんに、「いっちゃいやだ」といいます。しかし、弱ってきたゾウさんを一生懸命ケアするうちに、心が成長して、ゾウさんがゾウの国に渡るつり橋を修理してあげます。そして、「こわがらないで」といって見送るのです。ゾウさんは「だいじょうぶ」といって、渡っていきました。
この物語は、著者が幼いころから死について話してくれた祖母との別れの体験をもとに書いたそうです。いまの時代、家族の病気や死について、子どもは会話の輪のなかにいれてもらえないため、一生のなかでとてもだいじな死について学び、心を成長させる機会を失っています。この絵本は大人にも子どもにもだいじなことを語りかけているかと思います。   
                                             ―― 柳田邦男(本書帯文より)

https://www.ehonnavi.net/img/cover/100/100_Ehon_8523.jpg

みんなの声より

息子、娘と一緒に読みました。
「ぞうの国ってなに?
 どうしてねずみと一緒に暮らしちゃいけないの?
 年をとるとどうしてそこに行かないといけないの?」
と、小2の娘は途中からまるでねずみの気持ちを代弁するかのように質問攻めでした。

読み進めていくうちに、質問もなくなりじっと聞き入っていました。

「さよならって言わないんだね。」とラスト。
ぞうもねずみも穏やかな表情をしています。
おわかれが「さよなら」と言う言葉だけではないことを親子で学びました。

ねずみが橋を直す場面、
頑丈に作ったからだいじょうぶだよと送り出すねずみの気持ち、
ねずみの心にぞうが、ぞうの心にねずみがしっかりといること。
二人の相手を思い合う気持ちに涙が出ました。
(ハッピーカオリンママさん 30代・ママ 男の子9歳、女の子7歳、女の子5歳)

きんぎょがにげた

きんぎょがにげた

金魚鉢にきんぎょがいっぴき。

…あ、きんぎょがにげた!

いったいどこに逃げたのでしょう。どうやら、お部屋のカーテンの模様に隠れているみたい!? 見つけたと思ったら、また逃げ出したよ。

今度は、植木鉢?キャンディーの瓶?盛り付けたイチゴの上?

きんぎょは見つけたそばから、部屋から部屋へ、自由に逃げていきます。それはそれは上手に隠れるのです。ちゃんと見つけられるかな?

そして、最後には…!?

小さな子どもたちから絶大な人気を誇るこの絵本。大好きな探し遊びであるのはもちろんのこと、カラフルなお部屋と愛らしい形をしたきんぎょ、そしてわかりやすい場面転換に引っ張っていってもらいながら、すっかり夢中になってしまうのです。嬉しそうに指をさす様子が目に浮かびますね。

0歳の頃から、何年も繰り返し読み続けている子が多いというこの作品『きんぎょがにげた』は、なんと発売から40年も経つ、五味太郎さんの代表作の一つ。大人になったって、ページを開く度にため息が出るような、決して飽きることのない美しい絵本なのです。

(磯崎園子 絵本ナビ編集長)

https://www.ehonnavi.net/shopping/item.asp?c=4834008991

4位 みんなのおねがい

みんなのおねがい

うさぎのうーちゃんは、おかあさんといっしょに、七夕の笹かざりをつくります。輪つなぎのかざりは「おねがいが、おほしさまにとどきますように」と長く長くつなげるのです。ねずみくんやくまくんもいっしょに、短冊に絵を描いてかざりました。日本の伝統行事を、2~3歳児の発達に合わせて、シンプルな物語絵本にしました。巻末には、ミニ解説がついています。

5位 かがくいひろしの世界

かがくいひろしの世界

特別支援学校の教員時代の手作り教材、人形劇、家族のデッサン、「だるまさん」シリーズ幻のラフや、アイデアノートまで、その全てを一挙公開。

1 笑いのまんなかに
2 人を楽しませることが好きな少年
3 特別支援学校のかがくい先生
4 絵本の仲間たち
5 ちいさな生活の一間から
6 自分の表現を探して
7 物語はつづく

6位 ようかいのもり まっくらまつり

ようかいのもり まっくらまつり

今日は、年に一度のようかいたちのおまつり!さてどこからのぞいてみようかな?のっぺらぼうのおめん屋さん、ゆきおんなのかき氷、ひとつめこぞうのたこ焼き。今年もたくさんの屋台が並びます。子どもも大人もたぬきせんせいも、食べて遊んで、最後はやっぱり盆踊りのはずでしたが…!?ようかいのもりでおこる出来事に、たぬきせんせいが大活躍の可愛くて楽しい絵本。

7位 おつきさまのおさんぽ 新版

おつきさまのおさんぽ 新版

お月様が街をお散歩。お月様が通ると、ビルも車も遊園地の遊具も、みんなワクワク嬉しくなって、ピカピカ黄色に光りだす。魚たちへのプレゼントのページには読者への驚きもプレゼント! 黄色が輝く美しい色の絵本。巻末クイズで何度も絵とお話を楽しめる。

8位 なつのおとずれ

なつのおとずれ

気象予報士のかたつむりが「梅雨明けはもうすぐでしょう」と伝えました。すると太陽が「もうすぐ梅雨明けですか。そろそろみんなに知らせますか」と立ち上がりました。

まず、メロンとスイカが誰かに呼ばれたような気がしました。それに続いて、セミ、カブトムシ、かきごおり、ソフトクリーム、せんぷうきとひまわりも呼ばれたようです。いよいよ夏の風物詩たちの出番になりました。

みんなは、夏に向かってまっしぐらに走っていきます。すると、かとりせんころうさんや、とうもろこしぞうさんが一緒に連れていってと走ってきました。そして、きんぎょばちかさんに、うきわのすけさんも合流します。全員がそろうと、目の前に大きな大きな黒い雲が見えてきました。一瞬にして、大雨が降り、雷が鳴り響き、突風までおこりました。そしてながしそうめんのじっちゃんに会うと……。さあ、夏はもう目の前です!

梅雨明けから夏までをユーモアいっぱいに描いた一冊。

9位 むれ

むれ

【読み聞かせで子どもがむらがる! 笑える探し絵本】
シンプルなテキストに、びっしり描き込まれた”むれ”。子どもたちは夢中になって“むれ”の仲間はずれを探します。
ひつじのむれ、さかなのむれ……、とうめいにんげんのむれ?
だんだんかわった“むれ”が登場します。
最後に登場する驚きの”むれ”に、子どもたちは大興奮!
ひと味違った探し絵遊びができるこの1冊。読み聞かせ会にも最適な、子ども参加型の「笑える探し絵本」です。

10位 100万回生きたねこ[45周年記念限定版]

100万回生きたねこ[45周年記念限定版]

佐野洋子の不朽の名作絵本『100万回生きたねこ』は2022年に発売45周年を迎えました。

窓あきの赤い函に入った瀟洒な布装、タイトルの金箔押しなど、
持っているだけでうれしい特別な本ができあがりました。

いまだけ手に入る名久井直子デザインの限定版。
プレゼントにも、自分のための愛蔵版としてもぴったりの『100万回生きたねこ』です。

*2000部限定(シリアルナンバー入り)
*とらねこの特大ステッカー入り
*サイズ 左右20センチ×天地18.5センチ

いかがでしたでしょうか。それぞれの絵本の詳細は絵本ナビ作品ページに掲載されています。ぜひチェックしてみてくださいね。ランキング記事一覧、今週のランキングはこちらから確認できます。

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絵本ナビ編集部
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