朝ごはんは元気な体と頭を作る!食べない子も食べてくれる方法とは?
朝ごはんは大切!でもどうして?
朝ごはんは脳の活性のためにとても大切といわれていますが、どうしてでしょう?それは人間は夜寝ている間にもエネルギーを消費しているので、朝起きたときの脳はエネルギーが不足してしまうからです。そのため集中力や記憶力が低下し、朝ごはんを食べずに登校すると、学校でも勉強に力が入りません。もしも学校の成績を上げたいなら、簡単な方法は朝ごはんを食べることです。とはいえ、朝は食欲がないという人は大人でもたくさんいます。特に小さな子の朝ごはんに手を焼くお母さんは多いはずです。そんなときは、朝ごはんに使われている食べ物について親子で学んでみては?食べ物のこと、野菜のことなどを知ると食べてくれることもあるそうですよ。食べ物の名前や栄養、身体のどんなところに役立つのかを食卓で説明すれば、初めてのことがいっぱいの小さな子はきっと興味を持ってくれるかも知れません。
朝ごはんを食べたくない・・・どうしたら食べたくなる?
朝起きてから体と脳が活性するまでには時間が掛かります。朝ごはんを食べたくない、食が進まないという時には、少し時間を置いてみるといいかもしれませんね。まずはカーテンと窓を開けて日光を浴びます。それから外に出て庭の花に水をあげたり、簡単な掃除をお手伝いしてもらって体を動かすと、脳も動き始めてお腹も空いてくるはずです。また、朝ごはんがテーマの絵本を読むこともおすすめです。例えば『ベルとブゥ おいしい いちにち 』は、好き嫌いが多いうさぎのブゥのために、女の子のベルが朝ごはんを作って食べてもらおうとするお話です。かわいい絵柄のおいしそうな料理がたくさん登場します。『ごはんのじかん』は、ご飯をたべない女の子のもとへ色々な動物がやってくる楽しい絵本です。どちらの絵本も、読んでいるうちにきっと「朝ごはんを食べてみようかな」という気持ちになりますよ。
朝ごはん、おいしいね!たのしいね!
食べ物の好き嫌いが多いわがままなブゥ。ベルは庭の野菜やくだものでごちそうを作ることにしました。おいしそうな匂いにそそられるブゥですが、意地を張ってなかなか食べたいと言えません。
ごはんいらなーい!そんな子も ごはんのじかんが楽しみになる絵本
夢の中で遊んでいる時、ごはんはあとまわし。
「この絵本、まるでうちの子みたい」と笑ったあと、「あ! わたしも」。
そうです。大人だって何かに夢中だと、ごはんを食べそびれてしまうのでした。
親は子どもが喜んで食べてくれないと、「おいしくないのかなあ」と、がっかりしてしまうけれど、もしも、この本のワニやくま、オオカミたちが来たら、きっと、こう言ってくれるでしょう。「――そのごはん、おいしそうだねえ」って。
どんな人も、自分の時間を好きに生きるのが、しあわせ。ちいさい子たちは、とくに。この絵本の女の子は、食べない時も、食べたい時も、ずっと楽しそうなのが、すてき。「ごはんのじかん」は「楽しい」を食べる時間でもあるのです。
――おーなり由子
ご飯派のお家におすすめの絵本
朝ごはんはご飯派のお家におすすめの絵本を紹介します。まずは『おはようあさごはん』。茶碗やお皿にご飯、おかずが盛られていく様子が仕掛け絵本になっています。小さな子でも楽しめて、なにより盛られていくご飯が美味しそうな絵本ですよ。お次はリズムが楽しい!『おちゃわんかぞく』。大きなお茶碗から小さなお茶碗までのお茶碗家族が登場。お茶碗のユニークな表情が親しみやすくて、ご飯が盛られてから茶碗を洗って片付けるまでが物語になっているので、自然とお手伝いする気持ちも生まれてくるかも?!どちらも湯気の立つ温かなご飯が食欲を誘います。
朝はやっぱりご飯でしょ!そんなおうちにはこちら!
お茶碗さん、お椀さん、お皿さんにコップちゃん。食器のみんなが待っているのは、なあに?それぞれに食べ物や飲み物がよそわれたら、朝ごはんのできあがり。いただきます!しかけの絵変わりも楽しい、思わず食べたくなる、朝ごはんの絵本です。
パン派のお家におすすめの絵本
朝ごはんがパンというお家には、こちらの絵本がおすすめ。『ぱん ぱん たまごのあさごはん 』は卵やパン、野菜が台所に集まり、料理になるまでがコミカルに表現されていています。パンや卵を使ったいろいろな料理が登場するので、お子さんに「明日の朝ごはん、何にしようか?」なんて、どれが食べたいか聞いてみると、朝も食欲が出てくるきっかけになるかもしれませんね。『ゆうこのあさごはん』は、朝ごはんにパンと一緒に用意されたゆで卵と、女の子のゆうこが木に登ったり、空を飛んだりするお話。柔らかなタッチで描かれた世界を一緒に探検した気持ちになれば、読み終わった後にはより一層朝ごはんが美味しそうに見えそうですよ。
朝はパン派!のかたにはこちら
みんなで食べる楽しさが伝わる絵本
温かい朝ご飯は家族みんなで一緒に食べるとなお美味しいですよね。そんな食卓の姿を描いた絵本、そして自分も料理をしてみたいと思える絵本をいくつかご紹介します。
朝ごはんが楽しくなる、あったかえほん!ねこのかあさんは、毎朝大いそがし。だってねこのとうさん、こねこのねえちゃん、こねこのにいちゃん、こねこのちびちゃんのためにおいしい朝ごはんを作るんですから。今日のメニューはなーにかな?心においしい絵本
『ねこのかあさんのあさごはん』は、猫の家で「ねこのかあさん」が作る、一週間の朝ごはんがテーマです。なにより毎日のメニューが美味しそうで、それを家族みんなで食べる楽しさが伝わってくる絵本です。かあさんが家族のために忙しく朝ごはんを作る様子からは、毎日朝ごはんを作る大変さと大切さも伝わってきます。
もりのあさ。のいちごつんで、どんぐりのこなでパンづくり。きのこのスープもできた。みんなでつくった、あさごはん。14ひきのあたらしい一日のはじまり。
『14ひきのあさごはん』は、森の中で暮らす14匹のねずみがみんなで協力して材料を集め、料理をして朝ごはんを食べます。注目は小さなねずみも朝ごはん作りのお手伝いをしている様子です。自分の出来ることをやってみるという姿は、「自分もお手伝いをしたい!」と思うきっかけになるかもしれませんね。『こどものりょうりえほん(1)日曜日のあさごはん』は、小さな子でも出来る料理のレシピと、安全に料理するための約束ごとが描かれた絵本シリーズの1冊です。レシピだけでなく準備や後片付けについても説明があるので、料理の楽しさと作る大変さをうまく伝えられる絵本です。
さぁ食べよう!朝ごはん!
朝ごはんは大人も抜きがちですから、小さいうちにその大切さと美味しさを知って習慣にすることが大切ですよね。ご紹介したどの絵本にも、食欲を誘う色々な朝ごはんが登場します。「美味しそうだな」「同じ物を食べてみたいな」と思う気持ちは朝ごはんを楽しみにするきっかけになるはずです。夜遅くて一緒に食卓につくことがなかなかできないパパもそろって、朝から家族で楽しい時間を過ごしたいですね!
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