科学と初めて出会う入り口に!『加古里子のかがくの世界 あそびとくらし 絵本セット』
「かがくってなに?」「かがくするってどんなこと?」
大人でもすぐに答えるのが難しい「科学」のはなし。けれども子どもたちには、小さな頃からかがくへの興味を持ってほしいし、親としても何かできることはないかと考えてしまいますよね。
そんな時の心強い味方といえば、数多く出版されているかがくの絵本!そしてその中でも特に小さい子からかがくに興味を持てるような本作りに生涯を通して尽力されたのが、加古里子さんです。
そんな加古里子さんが残してくれた「月刊絵本 かがくのとも」の作品がなんと6冊もハードカバー化されるという嬉しいニュースが届きました!
単品でもセットでもお買い求めいただけるその内容について、詳しくご紹介します。
加古里子さんのユーモアと遊び心がつまった「かがくの世界」と「伝承遊びの世界」
まずは、セットのご紹介です。
- ポイント1:対象年齢は4才から上は大人まで、長く楽しめる内容です。
- ポイント2:6冊の内容は、大きく2テーマに分けられていて、「科学の入口に立ってほしい」という願いが込められたかがくの絵本が3冊に、加古里子さんが長年、調査研究に力を入れていた伝承遊びがテーマになった絵本が3冊という構成になっています。
- ポイント3:セットでお買い上げの方には、特典として加古里子さんのイラスト入り複製ミニ色紙がついています!
- ポイント4:加古里子さんファンにはたまらない、懐かしいタッチのイラストが満載!
ユーモアと遊び心にあふれた「かがくの世界」
子どもたちに愛される数多くの作品を執筆し、子どもの本の世界に多大な功績を残した絵本作家・加古里子さんが、2018年5月に逝去されました。長年にわたる加古里子さんの仕事に感謝と尊敬の気持ちを込めて、月刊絵本「かがくのとも」から生まれた作品をハードカバー化し、セットにしました。工学博士・技術士(化学)という顔を持ち、また伝承遊びの調査研究にも長年力を入れていた加古里子さんの、子どもたちに暮らしの中で楽しく科学の入り口に立ってほしい、また、日々の遊びを心から楽しんでほしいという願いが詰まった作品たちです。加古里子さんのユーモアと遊び心にあふれた「かがくの世界」を、ぜひお楽しみください。【セット封入特典:加古里子イラスト入り複製ミニ色紙】
【セット内容】全6冊
<限定>『でんとうがつくまで』(かがくのとも絵本)
<限定>『ごむのじっけん』(かがくのとも絵本)
<限定>『だんめんず』(かがくのとも絵本)
<新刊>『たこ』(かがくのとも絵本)
<新刊>『いろいろ おにあそび』(かがくのとも絵本)
<限定>『わたしも いれて!』(かがくのとも絵本)
セットに入っているのは、どんな絵本?
それでは、セットの6冊についてご紹介です。まずはかがくの絵本から。
テーマ「かがくの絵本」
『でんとうが つくまで』電気はどうやって家まで届くのだろう?
電灯はなぜ光るのでしょう。電気が来ているからです。では、電気はどうやって作られるのでしょう。山に雨が降ってダムへ水がたまり、その水力で発電所の水車を回すと、電気が起こるのです。その電気が電線を使って家の中に届くと、電灯がつきます。一見すると難しいこの流れを、この絵本は親しみやすい絵でわかりやすく解き明かします。また、水だけでなく火、風、潮の満ち干など多くの力から電気が作られることも紹介します。
次は伝承遊びがテーマになっている絵本です。大人の方には懐かしい遊びがたくさん出てきそうですね。あらためて遊びの楽しさが発見できそうです。
テーマ「伝承遊び」の絵本
『いろいろ おにあそび』色々な鬼ごっこの仕方をご紹介!
外遊びの定番の鬼ごっこ。「たかおに」「いろおに」など、色々ありますね。この絵本では、もっとたくさんの鬼ごっこの仕方を、愉快な絵とともに紹介します。「タッチおに」「つながりおに」「はしらおに」「しまおに」「くつとりおに」など、どれも面白くて夢中になってしまうものばかり。子どもたちに犬まで加わって、楽しい時間の始まりです。絵本を読み終わったら、さあ! 外に出てみんなで鬼ごっこを楽しみましょう。
今回ご紹介した6冊は、単品でもセットでもご購入いただけるのですが、内容を詳しく見ていくとどれも面白そうで全部揃えたくなってしまいますね。かがくの絵本3冊は身近なくらしで出会うものから出発しているので、子どもたちもすぐに興味が湧くことでしょうし、大人も勉強になることがたくさんありそうです。
6冊のうち、『でんとうがつくまで』『ごむのじっけん』『だんめんず』『わたしもいれて!』は限定出版となり、品切れ次第販売終了だそうです。単品でお求めの際には早めのご購入がおすすめですよ。
子どもたちが初めて出会うかがくの入り口に、また日々の遊びをさらに楽しむために、『加古里子のかがくの絵本 あそびとくらし 絵本セット』を子どもたちのそばに揃えてみるのはいかがでしょうか。
絵本ナビ児童書担当 秋山朋恵
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