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「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」シリーズ初の番外編『あやし、おそろし、天獄園』発売!

「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」原作シリーズの番外編発売!

https://www.ehonnavi.net/ehon00.asp?no=177282

偕成社から、小学校中高学年を中心に人気のシリーズ「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」の番外編『あやし、おそろし、天獄園』(廣嶋玲子 作/jyajya 絵)が2022年11月24日に刊行されました。

あやし、おそろし、天獄園

あやし、おそろし、天獄園

「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」シリーズに登場した「怪童」が経営する遊園地「天獄園」を舞台にしたスピンオフ作品。怪童がくばる遊園地へのお試しチケットに招かれた6人の恐怖体験を描く! 観覧車、ジェットコースター、メリーゴーランド、天獄園のアトラクションは、一見どこの遊園地でもみかけるオーソドックスなものばかり。だが、銭天堂の紅子も「足をふみ入れないのがいちばん」と言っているとおり、そのアトラクションには、おそろしい結末がまっている。天獄園には、銭天堂シリーズで紅子の敵役となった「よどみ」も登場。怪童からスウィーツショップをまかされたよどみは、たたりめ堂時代のノウハウを生かし、悪意に満ちたお菓子をつくり販売する。
銭天堂シリーズよりも、ダーク色が強くなり、読者対象も高めに設定しているので、銭天堂を卒業した読者も楽しめる。

「怪童」が経営する遊園地で、客たちの恐怖体験を描く!

(左から)銭天堂の店主・紅子、紅子の敵役・よどみ、怪童

『あやし、おそろし、天獄園』は、「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」シリーズ初の番外編です。本編に登場した「怪童」が経営する遊園地「天獄園」を舞台に、そこに招待された客たちの恐怖体験が描かれます。天獄園のアトラクションは、観覧車やメリーゴーランド、ジェットコースターなど、一見どこの遊園地でも見かけるものばかり。しかし、その全てに、おそろしい結末が待っているのです……。
銭天堂の店主・紅子の敵役「よどみ」も、今は天獄園でスウィーツショップを開き、悪意に満ちたお菓子をつくって販売しています。

銭天堂シリーズよりも、ダーク色が強いこのスピンオフ作品は、思わず背筋がスッと寒くなる展開で、「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」シリーズのメイン読者層(小学校中〜高学年)だけでなく、銭天堂を卒業した中高生や大人も引き込まれること間違いなしです。

「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」とは?

年齢不詳の店主・紅子が開く、ふしぎな駄菓子屋「銭天堂」が舞台。

幸運な人だけがたどりつけるその店で、お客は自分の悩みにぴったりの駄菓子を見つけ、その駄菓子を見た瞬間にそれが欲しくてたまらなくなります。店を出ると、どの客も自分のためだけに作られたようなその駄菓子を夢中で食べますが、実はそれぞれの駄菓子には注意書きが……。食べ方や使い方をまちがえると、思わぬ副作用があるのです。

ときに人間の欲望のおそろしさも描く、毒っけのあるストーリーが、毎巻5〜6話収録されています。本編のほか、物語に登場する駄菓子をまとめた図鑑や「銭天堂」の建物内部紹介などが収録された公式ガイドブック『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂にようこそ』も刊行しています。

ふしぎ駄菓子屋 銭天堂

ふしぎ駄菓子屋 銭天堂

駄菓子屋を舞台にした不思議なお話 全6話

ふしぎな駄菓子屋で売っているふしぎな駄菓子が持つパワーとは?女主人紅子が、きょうもお客さんの運命を駄菓子で翻弄する。
 

https://www.ehonnavi.net/style/1874/2/

イベント情報など

小学校中高学年の子どもたちを中心に人気を集め、2020年9月にNHK EテレでスタートしたTVアニメでさらに人気に火がつき、シリーズ累計発行部数は、2022年夏に400万部を突破しました。西武園ゆうえんちでのアトラクションも引き続き人気を博しています。

<西武園ゆうえんち「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂 ザ・リアル」>
2022年4月27日より、西武園ゆうえんち内で展開されているアトラクション。原作のコンセプトを忠実に再現。園内をめぐるクイズラリー形式のアトラクションです。

西武園ゆうえんち ふしぎ駄菓子屋 銭天堂 ザ・リアル
https://www.seibu-leisure.co.jp/amusementpark/attraction/zenitendo.html

<広告出稿情報>
下記の新聞に、広告の出稿を予定しています。 
※予定は変更になる場合があります。 

11/24 福島民報 全5段
11/26 毎日新聞 全5段
11/28 西日本新聞 全5段
12/1 読売新聞夕刊 全5段
12/上旬 中日新聞 全5段

2013年に第1巻が発売され、来年2023年にはシリーズ刊行10周年を迎えます。ますます目が離せない「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」を、これからも楽しんでいきましょうね。

書籍紹介

『あやし、おそろし、天獄園』
作:廣嶋玲子
絵:jyajya
本体価格:900円
判型:19cm×13cm(ソフトカバー)
対象;小学校中学年から
初版:2022年11月24日

著者プロフィール

作:廣嶋玲子
神奈川県生まれ。『水妖の森』で第4回ジュニア冒険小説大賞、『狐霊の檻』で第34回うつのみやこども賞受賞。作品に『送り人の娘』、『おっちょこ魔女先生』、『盗角妖伝』、「怪奇漢方桃印」シリーズ、「秘密に満ちた魔石館」シリーズ、「十年屋」シリーズ、「鬼遊び」シリーズ、「妖怪の子預かります」シリーズなどがある。

絵:jyajya
福岡県生まれ。2011年にフリーデザイナーとして独立。イラスト制作などを中心に活動している。作品に、絵本『2ひきのすてきなおくりもの』(文/廣嶋玲子)、「森のクリーニング店 シラギクさん」シリーズなどがある。 http://www.juno.dti.ne.jp/~jyajya/

掲載されている情報は公開当時のものです。
絵本ナビ編集部
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