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【招待券プレゼント】アルチンボルド展@国立西洋美術館

奇天烈!魔術師?!驚愕!見たことがないアルチンボルドの展覧会

2017年6月20日(火)から9月24日(日)まで、奇想の画家「アルチンボルド展」が、国立西洋美術館(東京・上野公園)にて開催します。日本で本格的に紹介されるのは本展が初!展覧会開催を記念して、絵本ナビスタイルでは、展覧会チケットを抽選で5組10名様にプレゼントいたします。締め切りは6月2日まで。みなさん、ふるってご応募くださいね。

※上記の応募は終了いたしました。

アルチンボルドとは・・・?

1526年、ミラノの画家の息子として生まれたジュゼッペ・アルチンボルド(1526-1593年)。16世紀後半にウィーンとプラハのハプスブルク家の宮廷で活躍した画家です。宮廷画家としては異例のユニークな手法で数々の素晴らしい作品を残しています。どんな作品かというと、花や果物、動物、道具などを組み合わせて肖像画を描くものです。

 

近づいてみたその絵と離れてみた絵では全く絵の印象が異なる現代のだまし絵のような、江戸時代の歌川国芳が描いた浮世絵の「寄せ絵」にも似ている、見れば見るほど摩訶不思議な作品ばかり!

 

本展では、世界各地の主要美術館が所蔵するアルチンボルドの油彩約10点や素描を中心に、およそ100点の出品作品が展示されます。アルチンボルドのその魅力たっぷりのユニークな作品、是非お子さんと一緒に見に行ってみてはいかがでしょうか。

謎は深まるばかり!『四季』や『四大元素』を読み解く

まず初めて見た時のその衝撃はさることながら、なぜこんな絵をアルチンボルドは描いたのでしょう?

謎解きや暗号を絵の中に込め、楽しんでいたというアルチンボルド。その中でも『四季』『四大元素』は、すべての時(『四季』春、夏、秋、冬)と、世界を構成する全要素(四大元素)を描くことがある人物へのメッセージ性を持たせるという意図があったようです。

 

絵から浮かび上がるその歴史的背景にますますアルチンボルドの作品の虜になりそうですね。

斬新!≪法律家≫≪司書≫などいろいろな職業を表す肖像画

また面白い肖像画に、職業を表すものを組み込んで描かれた職業別の肖像画があります。

例えば、司書は本を使って表現してみたり、法律家においては顔を鳥肉と魚を使うなど少しバカにしているような、モデルの顔の欠点を風刺して描いているのです。また、コックの絵に関しては、絵をさかさまにすると、肉料理になります。上下で鑑賞することで全く異なる完成形の絵に仕上げているのです。

なんとも刺激的で知的好奇心をぐっとつかまれるアルチンボルドの展覧会まであと少し!

是非、この驚愕の知とユーモアが溢れんばかりにつまった作品をご自身の目でご覧くださいね。

開催概要

アルチンボルド展

会期:2017年6月20日(火)-9月24日(日)

会場:国立西洋美術館〔東京・上野公園〕

休館日:月曜日、7月18日(火)〔ただし、7月17日、8月14日、9月18日は開館〕

開館時間:午前9時30分ー午後5時30分(金・土曜日は午後8時まで)※入館は閉館の30分前まで

掲載されている情報は公開当時のものです。
絵本ナビ編集部
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