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【プレゼント】「高畠那生のなつやすみ展」@武蔵野市立吉祥寺美術館 7/15(土)スタート!

夏だ!だるまだ!まねきねこだ!!高畠那生さんのひみつに迫る初個展

ちょっぴりヘンテコリンでスタイリッシュ!絵本をひらけば、スコーンと奇想天外ワールドにピューンと最速で運んでくれる高畠那生さんの絵本。一度その世界観を味わってしまったら最後、大人も子どもも、間違いなく虜になってしまいます。ユーモラスで楽しいナンセンス絵本を数多くうみだしている高畠さんですが、一体どうやったらこんな素敵で不思議な絵本を思いつくのか、本当に謎だらけなのです!

そんな高畠さんの絵本の魅力と創作のひみつにせまる本格的な初個展が、7/15(土)から8/27(日)まで、武蔵野市立吉祥寺美術館で開催されるというのだから、いてもたってもいられません。人気作品『だるまだ!』(好学社2015年復刊)の続編となる新刊『まねきねこだ!!』の制作と販売も、今回の個展にあわせて決定したのだそうですよ。ただ今絶賛開催中!夏休みにピッタリの展覧会なので、みなさんご来場くださいね。

さて、絵本ナビスタイルでは、開催を記念して、特別に高畠さんの新刊サイン本とオリジナルグッズを抽選でプレゼントしますよ。みなさんふるってご応募くださいね。

どれも可愛いグッズばかり!迷っちゃいますね!!

A.『まねきねこだ!!』サイン本 / B. ポストカードセット / C. マスキングテープ / D. クリアファイル

新刊『まねきねこだ!!』を丸裸に!原画全点とアトリエでの制作の様子も公開

大切そうにだるまをしっかりと抱えて走るまねきねこは、今回の展覧会のために描かれたもの。
新作『まねきねこだ!!』の主人公・・・・?なぜ?どうして??「だるま」と「まねきねこ」?ますますなぞは深まるばかり!一体、どんな絵本なのでしょう。とても気になります。
 

本展用ポスター画像《走るまねきねこ》2017年ⒸNAO takabatake

本展では、みどころの一つでもある新刊『まねきねこだ!!』と『だるまだ!』の原画がなんと全点展示されます。絵本とは異なる表情が見れる原画の魅力は、近距離で見れば見るほど目が離せなくなるはず!じっくりと1人でどっぷりと不思議ワールドにはまるのもよし、絵の中の気づきを親子で見つけ合いっこしながら、楽しく鑑賞するのもおススメです。

 

原画に加え、ラフスケッチ(下絵)の展示はもちろんのこと、会期中は、普段見ることのできない高畠さんのアトリエでの制作風景やインタビューの動画をロビーにて公開します。オリジナル"まねきねこ”の原画≪みはらしのよいところまであとすこし≫は、本展のポスター用の原画や、新刊『まねきねこだ!!』の絵本原画とも異なる描き下ろしで、ラフスケッチに始まり、アクリルガッシュで色を塗り、完成にいたるまでの様子を収めた動画なのですって!制作の様子が見れるなんて本当に貴重ですね。

大胆な筆遣い!アトリエで色塗りをしている高畠さん
夜中にたくさんのまねきねこが走ってる!一体なにがおこっているの?『まねきねこだ!!』(好学社 2017年)
パラシュートで空を飛ぶまねきねこに思わずクスリ。『まねきねこだ!!』(好学社 2017年)

前作の『だるまだ!』を読まなきゃはじまらない!

だるまだ!

ずいずいっ。ずいずいっ。海を渡って大量のだるまがやってきた!だるまはざざざっと海から上がり、街はたちまちだるまだらけ!みんなびっくりしましたが、そのうち街はだるまブームに!さらに世界中にひろがって…高畠那生が作り出す、ナンセンスユーモア絵本!!

だ、だ、だるまだらけ!? 『だるまだ!』(好学社 2015年復刊)

ワクワク、ウズウズの高畠ワールド!こんな絵本見たことない!一挙大公開!

デビュー作『ぼく・わたし』(絵本館 2003年)にはじまり、これまでに見たことのないような独創的でユーモアたっぷりのオリジナル絵本から、選りすぐりの原画が展示され、高畠さんならではの、のびやかで色鮮やかな世界が会場を彩ります。ナンセンスな笑いが産み落とされた瞬間をギュッと閉じ込めた原画とラフスケッチ、あわせて約200点を一気に鑑賞することができるなんて本当に贅沢。なによりも肉眼で原画を見ることの喜びに胸が高鳴りますよね。どの絵本のページにもそこかしこに高畠さんの遊びがちりばめられているので、すみずみまで見てくださいね。ここでは、特別に、武蔵野市立吉祥寺美術館さんにご協力いただき、どんな原画が展示されるのか、絵本とあわせて少しだけご紹介いたしますね!
 

『クリスマスのきせき』(岩崎書店 2010年)
クリスマスのきせき

クリスマスの日、ペンギンたちから七面鳥へ雪景色のプレゼント。ところが、雪を運ぶ途中、雪の箱が崖から落ちて、さあ大変。はたして無事にプレゼントできるでしょうか。

『でっこりぼっこり』(絵本館 2009年) 
でっこりぼっこり

徹頭徹尾役にたたない絵本、
ここにあり。
なにが でっこりで、どこが ぼっこりなのか、それは見てからのお楽しみ。
俊英、高畠那生(たかばたけなお)ならではの発想。
「こんな馬鹿馬鹿しい絵本、はじめてみた!」
そんな気持ちになれる一冊です。

巨大なものを見るとブルブルと恐くなることありませんか?僕、あります。はじめての恐竜図鑑となった本に『人類以前』というものがあります。その中にあるブラキオサウルスのイラストが恐くて恐くて……水面からヌ~ッと首だけを出している絵。今回の絵本も巨大な人が出てきますが、これは全然恐くありません。・・・・と思います。
(絵本館HP「高畠那生さんからのメッセージ」より )  


 

『まってるまってる』(絵本館 2012年)
まってるまってる

まってるまってる。 なんのぎょうれつ? まってるまってる。 いったい、なんのぎょうれつ?

先になにがあるのか、わからないのにまっている。
なんの行列か、わからないのに並んでしまう。
そんなことって、あるかしら?
とっても変。かなり変。

高畠那生さんの手にかかると、この"変"がとてもいい。
意外な展開にきもちがゆさぶられる。
混乱してしまう自分が心地良い。

この絵本の先にはユーモア絵本ならではの醍醐味が
まってるまってる。
さあ、どうぞ並んでください。

『カエルの おでかけ』(フレーベル館 2013年)
カエルのおでかけ

どしゃぶりの天気に喜び勇み、ピクニックに出かけるカエル。大雨の中、デッキに横たわり、サングラスをかけて…。今注目の絵本作家、高畠那生が、何もかもあべこべな世界を描いた、とびきりユーモラスな絵本!

『たとえば、せかいが ゴロゴロだったら』(講談社 2015年)
たとえば、せかいが ゴロゴロだったら

あなたは、「ゴロゴロ島」を知っていますか? この島の人々は、みんな「ゴロゴロ」らしいんです。の~んびり楽しめるユーモア絵本。

『みて!』(絵本館 2015年) 
みて!

天真爛漫でオテンバ
そんな女の子が「みて!」と言います。
なにを?
言葉が少ないのに
主人公の女の子
それを見ている人
タコの気持ちまで
手にとるようにわかってきます。


--高畠那生さんからのメッセージ--

見て見て!って子どもは、そればっかり言うよなー。
その時に見なかったら、あきらめずにしつこく言い続けるし
声も大きくて、うるさいなぁ。なんて思っていたときに
このアイデアがうかびました。
でもこれ、大人になった今でもやってるような気がする。

『セッセとヨッコラ ひみつのプレゼントさくせん』(フレーベル館 2015年)
セッセとヨッコラ ひみつのプレゼントさくせん

犬のセッセは猿のヨッコラへ、プレゼントを贈ろうと考えます。だれに贈るのかは内緒で、ヨッコラに相談すると…? いつもスムーズにはかみあわないふたりですが、互いに互いを想っていることが伝わるストーリーです。

”絵”のみを担当する仕事

オリジナル絵本を描く一方で、斉藤洋さん、山下明生さん、きむらゆういちさんをはじめ、多くの作家とタッグを組んで仕事をしてきた高畠さん。今回の展覧会では、その初期から現在までの画風の変遷を見ることができます。作品自体がより魅力的になる、想像力を掻き立てる高畠さんの表現のひみつが解明されますよ。オリジナル絵本とは全く違う画風もみどころです!

『こんやもカーニバル』(作:斉藤 洋 講談社 2006年) 
こんやもカーニバル

きみが見ているものだって、夜になったらもしかして……。

電話に机、いす、テレビ。ぼくの部屋にあるものが、昼はどんなふうか、ぼくは知ってる。でも……。どうやら、夜はこんなふうになっているらしい。そして今夜も……。
斉藤洋・高畠那生の贈る、おもしろお洒落な「昼と夜」の本!

『さんすううちゅうじん あらわる!』(作:かわばたひろと 講談社 2012年)
さんすううちゅうじんあらわる

算数のひみつがわかる絵本

ワレワレハ、「サンスウウチュウジン」ダ~。
体育のサッカー、音楽のピアノ、図工の紙ねんど……。え~、これが算数!?

突然地球に宇宙人があらわれた! 
ゼロイチと名乗るその宇宙人は、戦争やケンカばかりしている地球を、こらしめるためにやってきたのだ。
でも、地球にあるすごい算数を見せてあげれば、助けてくれるらしい。
地球代表に選ばれてしまったガンバルル小学校1年1組は、はたして地球を救えるのか!?
計算や図形だけが算数じゃない! 日常にある意外なものと算数の関わりがわかるお話。
 

『あいうえおんせん』(作:林 木林 くもん出版 2013年)
あいうえおんせん

ここは、世にもへんてこな温泉どころ。ご家族でゆっくり、おくつろぎください。
「あいうえお」は、おとぎばなしの温泉。「あ」あかずきんのゆ、「い」いっすんぼうしのゆ、「う」うらしまたろうのゆ、「え」えほんのゆ、「お」おやゆびひめのゆ につかって、おはなしの主人公気分。
「かきくけこ」は空中温泉。「か」かんらんしゃおんせん、「き」ききゅうぶろ、「く」くものうえおんせん、「け」ケーブルおんせん、「こ」こうのとりのゆ が空に浮かんで、眺めは最高!
「さしすせそ」の水中温泉、「だぢづでど」のどろどろぶろ、「やいゆえよ」の妖怪浴場・・・!?
15のテーマ、75音のゆかいなことば遊び温泉めぐりへ、ようこそ!

ここでご紹介したのは、ほんの一部。絵本の原画を見れるチャンスはなかなかないので、是非親子でご来場ください。展覧会では、大人用に説明を施しているため、親子で一緒に楽しみながら、親御さんがお子さんに解説してあげてくださいね。夏休みにピッタリの楽しい展覧会になりそう!

会期中、イベントも盛りだくさん!絵本ナビスタイルでは、チケットプレゼントの他、開催を記念して特別な限定プレゼントもご用意していただきます。こちらはまた、7月下旬にご案内しますので、チェックしてくださいね。

◆「高畠那生のなつやすみ展」イベント情報

高畠那生のワークショップ

”きみのだるまはどんなかお”

高畠さん手作りのダンボールだるまに、色をぬります。オリジナルだるまは持ち帰れます。
7月もおわり編
7月29日(土)13:00~16:00

8月のなかば編
8月19日(土)13:00~16:00
定員:各10名
●対象:小学1年生~6年生までの方※必ず、保護者同伴

●参加費:各1000円

◆ワークショップ申込方法

7月もおわり編は7月15日(土)、8月もなかば編は8月1日(火)<必着>までに、はがき・FAX・メールのいずれかに「①ワークショップ名②希望日③氏名④郵便番号⑤住所⑥電話番号⑦年齢(学年)」を明記の上、武蔵野市立吉祥寺美術館まで。
美術館の窓口での申込も可。応募者多数の場合は抽選とし、結果は全員に郵送。
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◎申込
(ワークショップ専用)
Mail:museum-ws@musashino-culture.or.jp
FAX:0422-22-0386
TEL:0422-22-0385 
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武蔵野市立吉祥寺美術館
〒180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町1-8-16コピス吉祥寺A館7階
<アクセス>JR中央線、京王井の頭線 吉祥寺駅北口より徒歩約3分
※美術館専用の駐車場はありません

動画「インタビュー&制作風景」のために描かれた≪みはらしのよいところまであとすこし≫(2017年)のできあがったラフスケッチを手に笑顔の高畠さん

高畠 那生(たかばたけなお)

 

1978年岐阜県生まれ。東京造形大学美術学科卒。第4回ピンポイント絵本コンペに入選。第25回講談社絵本新人賞佳作受賞。2003年、『ぼく・わたし』(絵本館)で絵本作家デビュー。『カエルの おでかけ』(フレーベル館)で、第19回日本絵本賞受賞。他の代表作に、『クリスマスのきせき』(岩崎書店)『バナナじけん』(BL出版)『たとえば、せかいが ゴロゴロだったら』(講談社)『みんなにゴリラ』(ポプラ社)などが知られる。絵を担当した作品も多く、『ぞうの金メダル』(作・斉藤洋 偕成社)『あいうえおんせん』(作:林木林 くもん出版)『ほんとはスイカ』(作:昼田弥子 ブロンズ新社)などがある。

http://www.nao-takabatake.com

掲載されている情報は公開当時のものです。
絵本ナビ編集部
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