ポプラ社×ブックハウスカフェ「こどもと本が出会う場所」イベントレポート
こどもの本の専門出版社として、今年70年を迎えるポプラ社。2017年7月15日(土)~8月31日(木)まで、神保町にあるブックハウスギャラリーで、夏休み特別イベント「こどもと本が出会う場所」を開催しています。今回は特別、オープン初日の様子をレポートします!
「子どもと本が出会う場所」会場内の様子は……?
会場を入ってすぐのスペースでは、みんな大好き『ネズミくんのチョッキ』の仲間たちがおでむかえ。
さらに進むと、絵本の中に入り込んだような楽しいスペースが、会場内のいたるところに広がっています。特におすすめのコーナーをいくつか回ってみましょう。
うさこのふくをつくろう!
「めがねうさぎ」シリーズのうさこのコーナーでは、いろいろな紙とのりが置いてあります。
作者のせなけいこさんになったつもりで、紙をちぎって、うさこにカラフルな服を着せてあげましょう。
えほんの しゅじんこうに なろう!
このコーナーは撮影OK! 準備されているアイテムを身に着けて写真を撮れば……。
本物の、絵本の表紙みたい!
きせかえマグネットであそぼう!
大人気!『ルナとレナのきせかえコレクション』も特大マグネットで展示されているので……。
好きなキャラクターに衣装を着せて、楽しいきせかえ遊びが体験できちゃう!
もちろん、絵本を自由に読めるコーナーも充実しています。
オープニング記念トークショー 角野栄子さん「おばけのアッチがうまれてから」
会期中、毎週末に人気作家さんのトークショーが開催されるのも、今回のイベントのみどころのひとつ。初日は「小さなおばけ」シリーズや、「魔女の宅急便」シリーズでおなじみ、角野栄子さんのトークショーが行われました。ポプラ社をイメージしたようなグリーンの洋服で登壇された角野さん。「今日はちょっとのどの調子が悪くて……。普段はもっといい声なのよ」との第一声に、会場からあたたかな笑い声が起こりました。
デビュー作が、1970年にポプラ社から出版された『ルイジンニョ少年』だったこともあり、「ポプラ社との付き合いは50年くらいかしら?」となつかしそうに話す角野栄子さん。
トークショーでは、角野さんが作家になったきっかけや、まもなく37作目が刊行される大人気童話「小さなおばけ」シリーズが生まれた背景について話してくださいました。
そしてトークショーの最後には、『おばけのアッチ パン・パン・パンケーキ』の読み聞かせも!
作者に本を読んでもらうというとても貴重な機会に、大人の参加者の皆さんも子どもに戻ったような表情で、耳を傾けていました。
絵本から読み物まで、本の面白さがぎゅっと詰まっていて、足を運ぶたびに新しい発見が、きっとある「こどもと本が出会う場所」。
会場を楽しみつくしたら、ぜひ1階のブックハウスカフェにも立ち寄ってみてください。飲み物を注文された方には、こんな可愛い特製コースターのプレゼントもありますよ!(会期中限定)
夏休み、ぜひご家族で足を運んでみてはいかがでしょうか?
イベント情報
日時:2017年7月15日(土)~8月31日(木) 11:00~17:00 ※会期中無休
場所:神保町・ブックハウスギャラリー
入場無料
【会期中毎週開催される、特別トークショーもオススメ!】
・8月6日(日) 14:00~15:30
サトシンさん×羽尻利門さん 子どもとおとなのための絵本ライブ
・8月12日(土) 14:00~15:30
ナカオマサトシさん×ドーリーさん おたのしみトークショー
・8月19日(土) 14:00~15:30
臼井二美男さん講演会
・8月26日(土) 14:00^15:30
きむらゆういちさん×竹内通雅さんトークショー
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