家で楽しめる遊び19選!おすすめのアイデアやあると便利なものを紹介
家の中でできる遊びや子どもと一緒に楽しめる遊びがないか考えている方は多いのではないでしょうか。
雨の日でも室内遊びができれば、活発なお子さんも退屈せず楽しめます。また、成長や発達に合わせた室内遊びを取り入れると、さまざまな能力の発達にも役立ちます。
本記事では、家の中でできるおすすめの遊び19選を、道具を使わずできる遊び、道具やおもちゃを使う遊び、体を動かす遊びに分けて紹介します。
家の中での遊びにお悩みの方、室内遊びの幅を広げたい方は、ぜひ参考にしてください。
道具なしで楽しめる家遊び
道具なしでできる遊びは準備の必要がなく、いつでも楽しめるメリットがあります。
小さな子どもから大人も楽しめる遊びのため、ぜひ参考にしてください。
ジェスチャーゲーム
ジェスチャーゲームはお題を身振り手振りのジェスチャーだけで表現して、当てるゲームです。お題の難易度を変えると年齢関係なく楽しめます。
まずはウサギやカエル、ゴリラ、サルのような特徴的な動きがある動物から始めてみてください。
しりとり
しりとりは言葉の最後の文字を取り、その文字から始まる単語を考えて次の人につなげる定番の遊びです。言葉の最後に「ん」がつくと終わります。
同じ単語を何度も使ってはいけない、花や食べ物のように特定のジャンルにするなどのアレンジもできます。絵が描ける年齢であれば、相手の描いた絵を見て想像する「絵しりとり」もいかがでしょうか。
たべものやさん しりとりたいかい かいさいします
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手遊び
手遊びは音楽に合わせて歌いながら手を動かす遊びです。手遊びでは、言葉の理解や発音の発達が期待できます。幼児はできる動作が年齢によって異なるため、成長や発達に合わせて下の表を参考に、楽しめる手遊び歌を取り入れてみてください。
年齢 | 特徴 | 取り入れたい手遊び歌 |
---|---|---|
3歳 | 何人かで一緒に楽しめるものを選ぶ | おにのパンツ、ころころたまご |
4歳 | 相手がいて成り立つものを選ぶ | ミックスジュース、やきいもグーチーパー |
5歳 | 飽きが来ない動きの多いものを選ぶ | ピクニック、茶つぼ |
小学生 | 複数人で協調性を学べるものを選ぶ | アルプス一万尺、おちゃらか |
だるまさんが転んだ
だるまさんが転んだは、室内でもできる遊びです。鬼と鬼以外に分かれ、鬼が「だるまさんが転んだ」と言っている間にタッチし、鬼は逃げている人を決めた歩数で捕まえに行きます。
だるまさんが「転んだ」だけでなく「しゃがんだ」や「片方の足を上げた」にアレンジしても楽しめます。また、少しレベルが高いですが「だるまさん」を「ひよこ」に変えて、ひよこ歩きで楽しむ方法もあり、アレンジの幅が広い遊びです。
クイズ・なぞなぞ
クイズやなぞなぞは出題者でも回答者でも、創造力や語彙力が養える遊びです。ヒントから創造力を働かせて答えを導き出し、自分でクイズやなぞなぞを作る場合は知っている単語を組み合わせる力も必要になります。
また、家族や兄弟で一緒に楽しむとコミュニケーションの機会も増えます。まずは、お子さんが日頃から目にする食べ物や動物などを題材にしてみてはいかがでしょうか。
リトミック・童歌
リトミックは音楽に合わせて体を動かし、運動能力や感覚能力を養う遊びです。童歌も古くから日本に伝わる、歌に合わせてリズムを取る遊びで、リトミックも童歌も「歌に合わせて動かす」という共通点があります。
歌いながら楽しめる絵本もあるので、参考にしてみてください。
おもちゃ・道具を使った家遊び
道具を使わず手軽に遊べる室内遊びもおすすめですが、おもちゃや道具を使った家遊びは、より遊びの幅が広がります。
粘土遊び
粘土遊びは年齢に合った遊び方があり、1歳頃から楽しめます。1歳頃は粘土の感触を楽しんだり、ちぎったりしながら遊びます。口に入れる危険性がある場合は、小麦粉でできた粘土の使用がおすすめです。
2歳や3歳になると粘土を丸めたり伸ばしたり、ものが作れるようになります。ままごとの道具を作るのもよいでしょう。ヘラや型があれば、より楽しめます。
4~6歳では具体的な乗り物や食べ物の作品が作れるようになります。大人が作った見本を見ながらも作れるようになるので、大人も一緒に楽しんでください。
工作・製作遊び
工作や製作は、身近にあるさまざまなものを使って作品を作る遊びです。
作りたいものが上手くできず諦める場合もありますが、できている部分を褒めながら楽しく製作しましょう。
アイデアが浮かばない場合は、製作のヒントになるような絵本を取り入れてみるのもおすすめです。
やさいぺたぺたかくれんぼ
もういいかい。まーだだよ。かくれんぼのリズムにのって、野菜スタンプがだいへんしん! なんの野菜がかくれているかわかるかな? 巻末には、野菜スタンプの遊び方を掲載しています。野菜への興味がふくらみます。野菜好きさんも、野菜きらいさんもこれで遊んだら、もっと野菜が好きになる・・・かも。
おもちゃ遊び
おもちゃ遊びは、成長や発達に合わせて楽しく遊べるものを選びます。以下の表で年齢に合わせたおすすめのおもちゃ遊びを紹介します。
年齢 | 発達 | おすすめのおもちゃ |
---|---|---|
1歳 | ものを掴む、積み上げるようになる | 音の出るおもちゃ、 積み木、ボール |
2歳 | ごっこ遊びができるようになる | ままごと、型はめ |
3歳 | 想像力を広げて遊ぶようになる | ままごと、ブロック、楽器 |
4歳 | 運動能力が発達してダイナミックな遊びをするようになる | ルールのあるもの、 パズルやブロック、楽器 |
発達に合わせて親子で一緒に楽しめるアイデアを取り入れましょう。
おままごとで あそびましょ
雨の日。じゅんちゃんがおるすばんしていると、「あそびましょ」。りすさんがやってきました。うさぎさんたちもやってきて、おままごとがはじまります。ぞうさんはなんの役? 好評既刊の絵を全点描き下ろした新版。
かるた
かるたは年齢に合ったものを選び、楽しみながら文字や知識などを学習していきます。
そしてルールを一緒に話して楽しめるよう促し、うまく札を取れなくても「楽しかったね」と次もやりたくなるような声掛けを意識してみましょう。
お子さんの好みや成長に合わせて楽しめるかるたを選んでみてください。
11ぴきのねこかるた
ボール遊び
ボールは投げたり蹴ったり、転がしたりと多くの遊び方があり、室内でも楽しく遊べます。
ボールを床に転がすキャッチボールや家にあるかごを使う玉入れ、ペットボトルを倒すペットボトルボーリング、小さいビニールプールとたくさんのボールで作るボールプールなど、好みや成長に合わせてさまざまな遊びがあります。
ボール遊びで使う道具を工作してみたり、準備したりすることも遊びのひとつとして取り入れてみてください。
お絵描き
子どもは成長や発達に合わせて、さまざまな絵が描けるようになります。
1~2歳では点やぐるぐるが描け、2~3歳では好きな色を使って丸が描けるようになります。4歳頃になると自分の考えを絵にして、顔も描きます。5歳以降では考えているものを描けるようになり、個性も出てきます。
「何を描いているの?」と会話を楽しみながらのお絵描きもよいでしょう。お絵描きが楽しめる絵本もあるので活用してみてください。
ごっこ遊び
ごっこ遊びは、遊びの内容は異なるものの1歳頃から楽しめる遊びです。
1~2歳頃は大人を真似するごっこ遊び、3歳頃はままごとや人形のお世話、4歳頃からは友達とルールを決めて同じ世界観の中でごっこ遊びをするようになります。
家の中では、絵本を読みながらお買い物に行くごっこ遊びを取り入れてみるのもおすすめです。
童話の読み聞かせ
童話の読み聞かせは想像力が養われて言語能力が高まり、感情も豊かになります。
また、大人が子どもに読み聞かせをすると、子どもとゆっくり向き合える時間にもなります。お子さんとコミュニケーションを図りながら、童話を楽しんではいかがでしょうか。
三びきのやぎのがらがらどん
山の草をたべて太ろうとする3匹のヤギと、谷川でまちうけるトロル(おに)との対決の物語。物語の構成、リズム、さらに北欧の自然を見事に再現したブラウンの絵、完璧な昔話絵本です。
赤ずきん
有名なグリムの赤ずきんのお話を,昔話のこわさ,おもしろさをそこなわないよう原作に忠実に訳しました.はなやかな色彩の新鮮な絵が,美しいドイツの森深く,読者をさそいこみます.
家の中でもできる体を動かす遊び
雨の日でも家の中で体を動かすと、楽しみながらストレス発散もできます。道具がなくてもできる遊びもあるので、取り入れてみてください。
ダンス
ダンスは体全体の運動になり、体幹や足腰も鍛えられます。また、普段はあまり使わない足のつけ根や肩の運動にもなります。普段から動かしていると、体の柔軟性も高まるためおすすめです。
ダンスは年齢に合ったものを取り入れます。1歳児は音楽に合わせて体を動かすリトミック、2~3歳児はリズム運動、4歳児は振付のあるダンス、5歳以降は曲に合わせて完成したダンスがおすすめです。
トランポリン
トランポリンは跳ぶ動きで筋力を鍛え、バランス感覚や体の柔軟性、心肺機能の発達にもつながります。
家の中にトランポリンを置くスペースさえあれば雨の日でも手軽に運動できるので、大人も一緒に楽しみながら体幹を鍛えてみてはいかがでしょうか。
フラフープ
フラフープは腰で回して遊ぶイメージですが、輪の中をくぐる、転がす遊びもできます。
フラフープの基本的な遊び方の腰で回す方法は、お腹周りの筋肉を鍛え、転がす動作は集中力や力加減を身に付けます。大人でも難しい動作がありますが、お子さんと一緒に楽しんでください。
バランスボール
バランスボールは子どもだけでなく、大人も一緒に楽しめる遊びです。
バランスボールは名前のとおりバランス感覚が鍛えられる道具で、上に座るだけでも全身の筋肉を使います。また、上手に座るためには綺麗な姿勢を保つ必要があります。
滑り台
最近では家の中でも遊べる小さな滑り台や折り畳みの滑り台も売られおり、雨の日の室内遊びだけでなく、公園の滑り台で遊ぶ前の練習にもなります。
滑り台は上から滑るだけでなく、柵を掴んだりしゃがんだり、反対から登ったりとさまざまな運動ができます。
室内遊びで使える家にあると便利なもの
以下のものが家にあると遊びの幅がさらに広がり、便利です。
- プレイマット
- 滑り台などの室内遊具
- キッズテント
- ビニールプール
- 乗り物玩具
- 太鼓などの楽器
- オセロ
- トランプ
- パズル
- 絵本
とくにオセロやトランプなどは安価で入手しやすいものです。雨の日や家の中で子どもと一緒に遊びたいときに便利なため、用意することを検討するとよいでしょう。
家の中でできる遊びを知り楽しい時間を過ごそう
家遊びは道具がなくてもできる遊びと、道具を使ってできる遊びがあり、どちらの遊びも年齢に合わせてアレンジできます。
雨の日の家遊びを楽しくするためにも、いくつかの便利な道具を用意しておくのもよいですね。お子さんの成長に合った家遊びを取り入れ、親子で楽しい時間を過ごしてください。
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