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子育てアドバイザー・高祖常子さんに聞く「育児お悩みQ&A」

小3男子、口答えや文句が増えてきました【子育てアドバイザーに聞く「育児お悩みQ&A」】

絵本ナビユーザーの「育児のお悩み」を解決!

「子どものこんな行動って叱っていいの?」「予定通り行動できなくていつもイライラ…」などなど、理想通り、想像通りにいかない子育て。

 

子育てに正解はないとはいえ、もう少しスマートにいかないかしら…と思ってしまうママやパパも多いのではないでしょうか。

以前、絵本ナビで行ったアンケートで寄せていただいた絵本ナビユーザーからの「育児の悩み」に、子育てアドバイザー・高祖常子さんが回答する連載です。

小学3年生・男の子ママのお悩み

小学3年生になって、これまで以上に口答えしたり意見や文句を言うようになり、親の言いなりにはならなくなりました。休日にダラダラといつまでも着替えないので「身支度できないならご飯にしないよ」とこちらが言うと、「お菓子を食べるからいいよ」など。

成長したな…と嬉しく思う反面、どうやって対応したらいいのか悩みます。

A そんな考え方もあるんだと受け取りつつ、我が家のルールを伝えて

口答えや文句を言うようになったのはどのようなことに対してでしょうか。子ども自身がいろいろなことに疑問を持ったり、それを伝えることは、いけないことではありません。それは時として親の言動に対しても「僕はこう思うのに」と反論してきたりして、「生意気なことを!」とカチンとくることがあるかもしれません。でも、自分で考え、そのような気持ちを持ち、ちゃんと伝えることができるのは、素敵なことだと思います。

 

ただし、家族といえども相手を傷つけるような言葉を言う場合には、もちろんきっぱり伝えることが大事です。「○○と言われたことが、とても嫌だった。だから今度から言わないで欲しい」などとちゃんと伝えましょう。

「親の言いなりにならなくなった」ということですが、そもそも親の言いなりにずっとなっていては、自分で考えることができなくなってしまいます。何歳になっても「どうしたらいいの?」と必ず親に聞いて、その通りに動いているようでは、自立できなくなってしまいます。親もいつまでも子どもに依存されていては大変ですよね。そして子どもの人生は子どものもの。親の人生とは違います。

 

そもそもしつけとは、子どもが自分で考え行動できるように、サポートしたり、アドバイスしたり、応援することと考えましょう。

イラスト:三澤祐子

そして、「休日にダラダラしていることは、NGなのか?」と考えてみましょう。

 

もちろん、各家庭ごとに、居心地よく過ごす我が家流のルールというのがあるでしょう。「家族で気持ちよく過ごすために、ここはこうしたい」ということであれば、子どもにも理由を伝えて、協力してもらいましょう

 

でも、たとえば休日に出かける用事もないから、「今日はパジャマDAY」などと決めて、だらだら過ごしてしまうというご家庭もあると聞いたことがあります。これも、その家の我が家流ですよね。

 

「ご飯を作るのだって大変。敬意をこめて、ご飯を食べるときには、身支度を整えてから」という我が家のルールなら、そのように伝えて、子どもにも協力してもらいましょう。ただし、「土曜日の午前中だらだらしたいなら、朝ごはんは自分で作ること」など、相談して基本的なルールを決めてみるのもいいかもしれません。

 

または、「土曜日の朝ごはんは、パパと○○君で作るのはどう?」などと提案してみてもいいですね。子どもの家事力アップにもつながるでしょう。

子育てアドバイザー・高祖常子さんへの質問募集!

【子育てアドバイザー・高祖常子さんに聞く「育児お悩みQ&A」】では、読者のみなさんからの感想や質問を募集しております。アンケートよりご意見をお寄せください。

質問に答えてくれたのは…

高祖常子さん

子育てアドバイザー、キャリアコンサルタント。資格は保育士、幼稚園教諭2種、心理学検定1級ほか。NPO法人児童虐待防止全国ネットワーク理事、NPO法人ファザーリング・ジャパン理事ほか各NPOの理事や行政の委員も務める。子育て支援を中心とした編集・執筆ほか、全国で講演を行っている。著書は『男の子に厳しいしつけは必要ありません』(KADOKAWA)、『感情的にならない子育て』(かんき出版)ほか。3児の母。

子育てに悩むママ・パパへ!高祖さんの本

男の子に「厳しいしつけ」は必要ありません! どならない、たたかない!で才能はぐんぐん伸びる

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外出自粛による子どもの休校、親の在宅勤務等により、子どもと一緒に過ごす時間が増えました。
慣れないテレワークや、生活への不安も募る中、親子ともに強いストレスを抱えてしまうケースも増えています。
パパママも、子どもたちも、せっかく一緒にいる時間が増えたのだから笑顔で過ごしたい。
そう思えば思うほど、イライラしてしまうことがしんどい……そんな悩みを抱えるパパママは必読!
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改正児童虐待防止法が2020年4月より開始されました。
とはいえ実際は、親や教育現場の中に、まだ「体罰=しつけ」の意識、特に男児は怒鳴られ、叩かれることで鍛えられるという考えは根強く残ります。
厳しくしごかれてきた時代のパパもたくさんいらっしゃると思います。また、ママにとっては力も強く活発な男の子を育てるのに「言葉だけでは伝わらない…」と不安になることもあるでしょう。
ですが、それでも「怒鳴る」「叩く」は、子どもにとって恐怖が植えつけられるだけの、間違ったしつけの方法なのです。

本著では厚労省や東京都の体罰防止に関する会議等に参加している著者が、法的な角度の解説も踏まえつつ、いかに「怒鳴る」「叩く」が子どもに悪影響かをまとめ、
コミュニケーションが取れない乳児期から、男児特有の困った行動が出始める幼児期、学童期の「親の感情を“おしつけない”子育て法」を、漫画でわかりやすく紹介します。
0歳から6歳までの年齢別になっていますが、いつから始めても遅くはありません。
でも今すぐに、親が「怒鳴らない、叩かない」と心に決めてほしい。そう思いを込めた一冊です。

こんなときどうしたらいいの? 感情的にならない子育て

メディアに話題になった『イラストでわかる 感情的にならない子育て』(2017年)の第2弾。

著者は、前作同様「どならない、たたかない子育て」を推進し、4万6000人のママとパパにアドバイスしてきた、子育てアドバイザーの高祖常子さん(育児情報誌miku編集長)。

育児情報誌mikuのアンケートによれば、親の約6割以上が「子どもをたたいしまったことがある」と答えたことがあるとのこと。「毎日イライラ」「たたきそうになった」「どなってばっかり」と自己嫌悪するママやパパに贈る、「子育ての困った」をまるっと解決してくれる1冊です。

前作は「たたかない」「どならない」で子育てする大切さを伝えた前作はたくさんのメディアで取り上げられました。今回は、読者の方々やセミナー受講者の方々から届いた質問に、著者高祖常子先生がお答えしたものです。

前作と同様に、イラストやマンガは上大岡トメさんが担当。かわいいイラストに「イラっ」とくる場面もほっこりさせてくれます。
シーンは<食事中><なんでもイヤイヤ><園・学校の準備><睡眠><習い事><友だちとのあそび><パパや祖父母との関わり>etc.

【この本の特徴】
・かわいいマンガとイラストでさくっと読める
・毎日のシーン別でわかりやすい
・イラっとなってしまったときのママ・パパの「心の整理の仕方」もわかる

イラストでよくわかる 感情的にならない子育て

著者は、「どならない、たたかない子育て」を推進し、13万部以上発行される育児情報誌miku(全国の小児科、子育て支援センター、幼稚園、保育園に配布)の編集長、高祖常子さん。

育児情報誌mikuのアンケートによれば、親の約6割以上が「子どもをたたいしまったことがある」と答えたことがあるとのこと。子どもを愛しているのに、イライラして、どなったり、感情的になってたたいてしまう……。本当は、そんなことしたくないのに……。
この本は、おもわずカッとなって、どなったり、たたいたりしている自分に自己嫌悪しているママ・パパに向けたものです。
どなったり、たたきそうになる前のクールダウンの方法など、具体的な対処法などの方法論も掲載しています。また、人気イラストレーターの上大岡トメさんのかわいいマンガとイラストで、忙しいママやパパも短時間で読めて、抜群の効果を発揮する一冊です。

掲載されている情報は公開当時のものです。
絵本ナビ編集部
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