絵本ナビスタイル トップ  >  あかちゃん・こそだて   >   孫に喜ばれるプレゼントは?選び方や贈る際の注意点を解説

孫に喜ばれるプレゼントは?選び方や贈る際の注意点を解説

祖父母が孫に対してプレゼントを贈りたいときに、どのようなものを選ぶべきか迷っている方もいるのではないでしょうか。

 

孫のために一生懸命プレゼントを選んだつもりでも、孫本人やパパママにとってうれしいと思えるものでなければトラブルにもなりかねません。

 

本記事では、孫にプレゼントを贈るのはどのような機会があるか説明したうえで、孫本人やパパママに喜んでもらえるプレゼントの選び方やおすすめのプレゼント、注意点を紹介します。

祖父母として孫にプレゼントを贈る機会は?

一般的に祖父母が孫にプレゼントを贈る機会は、誕生日やクリスマス、お正月、子どもの日、ひな祭り、孫の日など季節の行事やイベントが挙げられます。また、入園・入学といった成長の節目やお祝いごとがあるときにプレゼントを贈るケースも多いでしょう。

 

ほかにも、孫が帰省したときなど、久しぶりに会う機会にプレゼントを贈る場合もあります。

孫に贈るプレゼントの選び方

孫に贈るプレゼントを選ぶ際のポイントを紹介します。

孫の興味や好きなものを確認して選ぶ

プレゼントを喜んでもらうためには、孫の興味があるものや好きなものを事前に確認しておくことが大切です。小さな子どもであれば、好きなキャラクターが描かれた洋服やおもちゃを選ぶと喜ばれやすいでしょう。

 

孫が自分で意思を伝えられる年齢であれば孫本人に聞くか、まだお話ができない年齢ならどんなものに興味があるかパパママに聞くなどして事前にリサーチしておくこともおすすめです。

年齢に合わせたものを選ぶ

孫へのプレゼントは、年齢に合ったものを選ぶようにします。とくに洋服や靴をプレゼントする際は、事前に孫に合うサイズを確認しておくことは必須です。

 

また、おもちゃや絵本には対象年齢が記載されているものも多いので、参考にして選ぶのもよいでしょう。

知育につながるものを選ぶ

子どもの脳に効果的とされ、アイデア次第で長い期間遊べる知育玩具を贈るのもおすすめです。

 

手や指先も使って楽しめる「しかけ絵本」や手先をたくさん動かせる「型はめパズル」、表現力や創造力、空間認識能力を育む「積み木」、思考力や集中力を高める「ブロック」など赤ちゃんや年齢が低いうちからでも楽しめるも知育玩具がたくさんあります。

 

孫の興味や対象年齢に合わせたものを選びましょう。

孫と一緒にお出かけして選ぶ

孫と一緒にお出かけしてプレゼントを選んでもらう方法もあります。

 

欲しいものを孫が直接選べることで喜んでもらえ、さらに一緒にお出かけする楽しさを味わうこともできます。

 

贈ったその場で「ありがとう」と言われたら、幸せな気持ちになれるでしょう。

【年齢別】孫に贈るおすすめのプレゼント

孫に贈るおすすめのプレゼントを、年齢別に紹介します。

0〜1歳の場合

0〜1歳の孫へのプレゼントは、洋服や靴などお出かけに役立つものがおすすめです。1歳前後になると歩き始める子どもも多くなるため、動きやすさも考えたものを選ぶようにします。

 

また、1歳になるはじめての誕生日プレゼントには、おもちゃ以外にも記念に残るアイテムやフォトスタジオでの写真撮影などの機会をプレゼントするのもよいでしょう。

 

絵本を贈るなら、赤ちゃんでも聞きやすい心地よいリズムの言葉や、見やすくて目でも楽しめる色や形で描かれた絵本がおすすめです。

だるまさんシリーズ「が・の・と」(3冊ケース入り)

だるまさんシリーズ「が・の・と」(3冊ケース入り)

人気のファーストブック、『だるまさんが』、『だるまさんの』、『だるまさんと』が入った、3さつケース入りセットです。

たんじょうび おめでとう

たんじょうび おめでとう

3歳の誕生日をむかえて、はりきるこぐまちゃんの一日です。服も自分で着られるし、こぼすけど、スプーンも使えます。絵を描くのも外遊びも大好きで、高い鉄棒が思い通りにできずにくやしがる姿は、すっかりお兄ちゃん。できることが毎日増えていく、この年齢の子どもの自信とほこりが読者の共感を呼びます。誕生パーティーの後は、夢がいっぱいつまったプレゼント。

2〜3歳の場合

見立て遊びやおままごとを楽しむようになるこの時期は、想像力を育み興味の幅が広がるプレゼントがおすすめです。

 

何でも自分でやりたがり、自我が芽生え始める時期でもあるため、自分でイメージを膨らませて遊べるおもちゃや、難易度によってさまざまな遊び方ができるおもちゃなどを贈ると知育要素も加わります。

 

また、この時期の子どもが持つ好奇心を刺激するような絵本や、簡単なストーリー性のある絵本を選ぶのもおすすめです。

じぶんでひらく絵本 全4冊セット

じぶんでひらく絵本 全4冊セット

アメリカで最も人気のある作家の一人で、日本でも『ひとまねこざる』などで知られているH・A・レイさんの傑作絵本です。各ページごとに折返しがついていて、折返しをひらくと、子どもの心をとらえる楽しい驚きが用意されています。子どもが自分で何回もひらいてみずにはいられない本です。

じぶんでひらく絵本 全4冊セット

しんごうきピコリ

しんごうきピコリ

信号が青に変わったら、車はどうするかな? とパトカーが信号機の色を見ながら話をします。ところが、ピコリ! 信号機がとつぜんピンク色に変わりました。なんと車は、さかだちをしなければいけません。信号機がどんどんめずらしい色に変わるたび、車たちにはいろんなことが起こります。ピコリは何色光るのでしょう? 信号機のルールのお話かと思いきや、ふしぎな信号機のピコリに、パトカーと車たちがふりまわされる楽しい絵本。

4〜5歳の場合

4~5歳頃になると、好き嫌いもはっきりし意思疎通もできるようになるため、孫に好きなものやキャラクター、興味があるものなどを聞いた上でプレゼントを選ぶのもよいでしょう。

 

お友だちとの関わりも増えるこの時期の孫に絵本を贈るなら、相手の気持ちを考える物語やメッセージ性のある絵本、また非日常のファンタジーの世界が広がる絵本を贈るのもおすすめです。 

うみのたからもの

うみのたからもの

うみべにいったらかいがらをさがそう。手にのせたひとつのかいがらが、海の底へ、太古の昔へと、想像を広く深く導いていく海の物語。

リジーと雲

リジーと雲

おかあさんとおとうさんとおさんぽに出かけた公園で、リジーがまっすぐにかけよったのは、雲うりのおじさんのところ。まるくてほわほわだったり、オウムやウサギ、ゾウのかたちをした雲もありましたが、リジーが選んだのは、ふつうのかたちの雲。

雲とのくらしには、決まりが色々あります。リジーは名前をミロとつけ、毎日ていねいに水をかけ、お天気が良い日にはおさんぽに連れていき、いっしょうけんめいお世話をしました。季節はめぐり、もくもく、もくもく、ミロはどんどん大きくなっていきます。そして、とうとうリジーの部屋の天井をすっぽりと覆いつくすまでになり……。

ミロは大きいわけでも、おしゃれなわけでもない、ふつうの雲。でも、リジーにとっては最高のすてきな雲。その愛情のかけかたを見ていると、なんだかミロがとっても可愛く見えてくるから不思議です。どんな時でも一緒のリジーとミロ。だからこそ、リジーが好きなことも、機嫌が悪い理由もわかるのです。その手を離さなくてはならないタイミングも。

テリー・ファン&エリック・ファン兄弟が、雲をながめる人たちに贈る、ささやかで愛らしいファンタジー絵本。空を見上げるリジーの思い、きっと届いているはずですよね。曇りの日が好きになりそうです。

小学生以上の場合

小学生以上の孫には、興味があるものについて描かれた絵本や児童書、図鑑、学校で使える文房具などの勉強グッズを贈るのがおすすめです。

 

またトイカメラや子ども用のパソコンなどのガジェット系、外遊びが楽しめる自転車やキックボードなどもあります。

孫にプレゼントを贈る際の注意点

孫にプレゼントを贈る際には、以下で紹介する点に注意しましょう。

パパやママにプレゼントを贈りたいことを連絡・相談する

孫にプレゼントを贈りたいと思ったら、まずはパパやママに事前に相談する方が安心です。

 

パパやママが「頻繁にプレゼントをもらうのは子どもにとってよくないのでは?」という考え方を持っている場合もあることや、そもそも好みではないもの、必要としていないものを贈ってしまう可能性も考えられます。 

 

プレゼント選びの助言をもらえる可能性があるだけでなく、プレゼントを贈る日程や演出の打ち合わせなどもできるため、事前にパパやママに連絡しましょう。

年齢や教育方針に合わせたプレゼントにする

年齢に合わないプレゼントを贈ってしまうと、孫の興味がそそられず結局使われないということもあります。プレゼントを贈る際は、まず孫の年齢に合ったものから考えるようにしましょう。

 

また、パパやママの教育方針に合わせたものを選ぶことも大切です。パパやママが子どもに与えたいと考えているおもちゃの方向性にそぐわないものをプレゼントしてしまうとトラブルのきっかけにもなり得ます。

 

普段からパパやママの意見を聞いたり、事前に贈りたいプレゼントについて相談をしたりする方が安心でしょう。

孫が欲しがるものを買い与えすぎないようにする

「買ってあげたい」という気持ちのまま孫が欲しがるたびに買い与えすぎると、甘やかしているとパパやママから迷惑に思われてしまう可能性もあります。 

 

また、高価すぎるプレゼントは、パパやママに過剰に気を遣わせてしまう可能性があります。

 

子育てに関して、家庭ごとに考え方や教育方針が異なるため、やはり事前にパパやママに相談する方がよいでしょう。

リサーチを徹底して孫に喜んでもらえるプレゼントを考えよう

孫にプレゼントを贈る機会はさまざまあり、そのたびに何を贈るか悩むという方も多いでしょう。

 

孫に喜んでもらえるプレゼントを贈るには、事前にリサーチを怠らないことが最も大切です。赤ちゃんや小さい時期は孫の興味のあるものや好きなキャラクターをよく観察し、自分で欲しいものが言える年齢なら本人にリクエストを聞くのもよいでしょう。

 

時には孫と一緒に出かけて、その場で選んだプレゼントを渡してあげるのもおすすめです。

 

また、家庭の教育方針や事情、好みに合わないものを選んでしまうことのないように注意しましょう。プレゼントを送る際はパパママに事前に連絡・相談することが大切です。

 

プレゼント選びに悩んだら、赤ちゃんから楽しめて種類が豊富な絵本を贈るのもおすすめです。選び方や年齢別のおすすめを参考に、孫に喜んでもらえるプレゼントを贈りましょう。

掲載されている情報は公開当時のものです。
絵本ナビ編集部
この記事の関連キーワード
Don`t copy text!