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【news】それは“しつけ”か”押しつけ”か?ー子どもを叱る親が知らない大原則

「それは、“しつけ”ですか? “押しつけ”ですか?」

 

子どもを頭ごなしに叱っている時に、そんな問いをふと投げかけられたら…?

 

本の帯にドキッとするママ・パパは、きっとたくさんいることでしょう。
今年初め、一つのWeb記事が子育て世代に爆発的な話題を呼びました。

記事を書いたのは、教育のプロ。


多くの親や教育関係者の要望に応えて書籍化された、気になる新刊をご紹介します!

『子どもを叱り続ける人が知らない「5つの原則」』

年初、子育て世代に向けられた一つのWEB記事が一日で150万を超えるPV(閲覧数)を記録しました。

大きな反響とともに、多くの親御さんや教育関係者からの要望にこたえて、書籍化されたのが、この『子どもを叱り続ける人が知らない「5つの原則」』です。

話題の記事を増強し、様々な事例やメソッドも加わりました。


記事の著者は、学習塾で3500人以上の生徒を指導し、講演会なども含めると5万人以上の親子と接してきた教育のプロ。

いったいどんな内容になっているのでしょう?

 

子どもを叱り続ける人が知らない「5つの原則」

子どもを叱り続ける人が知らない「5つの原則」

1日で150万PVを記録!
「東洋経済オンライン」で超話題の子育て記事を書籍化。
それは、「しつけ」か、「押しつけ」か。
会社の部下・後輩にも使えるヒントが満載!

本書の項目


第1原則 自分と全く同じ価値観の人はいない
第2原則 強制されたことは、やらない。やったとしても、形だけになる。
第3原則 人間には、最低3つの長所がある。
第4原則 親は成長が止まっているが、子どもは成長している。
第5原則 まず、「諭す」。「叱る」「怒る」は非常時のみ。

親子は似ていても価値観は違う


親子は当然ながら似ています。顔や表情、行動など目に見える部分だけでなく、考え方など内面的な部分も似ているものです。そのため無意識のうちに、自分と子どもが完全に同質だと感じてしまう親が多く存在します。そして、そこから親子のあつれきが生じるのです。
以前「おとなしい性格で、自分の意見をはっきり言えない中3の息子をなんとかしたい」という母親から相談がありました。実はここで問題なのは、子どもではなく「子どもは親が思った通りに行動すべきだ」と考えている親自身。「自分とまったく同じ価値観の人はいない」―この当たり前の原則が、子どもを目の前にすると忘れ去られてしまうのです。
しかし、子どもが意見をはっきり言わないのはパーソナリティの問題かもしれず、そもそもハキハキすることがその子にとっていいことなのかはわからないのです。まずは、子どもの価値観を理解することから始めることが重要です。

強制されたことはやりたくないのが当たりまえ


「子どもが授業についていけず、集中力がまったくない」といった相談もよく寄せられるのですが、多くの親はそんな状態を見ると子どもを叱りつけてしまうようです。しかし、強制されたことはやらないか、やったふりをするだけという反応になりがちです。
この場合の問題は、そもそもの原因に焦点を合わせていないことにあります。授業についていけないということは、どこかの段階で後れをとったわけで、その段階までさかのぼってフォローしてあげる必要があります。

人と同じであることより、人と違うことが重視される時代になった


高度成長の時代は大量生産、大量消費という背景のもと、人と同じであることが重視された時代でした。学校でも全員が同じ模範解答を出すための教育がなされていました。しかし、21世紀も約20年が経ち、人間の能力に関して「誰にでもできる能力」ではなく「あなたしかできない能力」にフォーカスされてきています。
すでに企業などでは「変革」「イノベーション」といったキーワードが重要視されています。これまで人と同じことを考え、同じことをするのが正解と教育されてきた人にとっては、青天の霹靂に違いありません。
「あなたしかできない能力」とは「個性」であり「長所」と言い換えてもよいでしょう。つまり、子どもの長所にフォーカスして、それを伸ばしていくことがますます大事な時代になってきているのです。

著者:石田勝紀(いしだ・かつのり)
一般社団法人 教育デザインラボ 代表理事 


1968 年横浜生まれ。20 歳で会社を設立し、学習塾を創業。これまで3500 人以上の生徒に対し直接指導。講演会、セミナーなど間接指導を含めると5万人以上にのぼる。いわゆる詰め込み勉強ではなく「心の状態を高め」「生活習慣を整え」「考えさせる」の3つを柱に指導をすることで、学力上昇のみならず、社会に出ても活用できるスキルとマインドを習得させてきた。現在は、「日本から勉強が嫌いな子を一人残らずなくしたい」という志のもと、ママカフェ、執筆・講演活動を精力的に行う。国際経営学修士(MBA)、教育学修士。著書:『勉強しない子には「1 冊の手帳」を与えよう! 』(ディスカヴァー)『みるみる絆が深まる「親子手帳」』(学研)、『前向きな子はすべてがうまくいく』(海竜社)、『地頭が育つ5つの習慣』(KADOKAWA)ほか

 

「自分とまったく同じ価値観の人はいない」―この当たり前の原則が、子どもを目の前にすると忘れ去られてしまうのです 。

 

著者の言葉が胸に刺さります。

身体を痛めて産んだわが子だからこそ、言葉も発せない赤ちゃんの頃からなんとかその気持ちを汲み取ってあげたいと一生懸命育ててきたわが子だからこそという、子どもを大切に育んできた親としての愛情も、きっとその背景にあるのではと感じるからです。

 

それでも、自分が正しいと疑わずに、子どもに対していた言動を少し俯瞰して見返してみる。

子どもを愛することと、子どもを育てるということ、その違いを冷静にとらえ直してみる。

最近、子どもを叱ることが多い自分にイライラモヤモヤしている方、自我が芽生えてきたお子さんがいるママ・パパにとっては、突破口となる気づきに出会えそうな一冊です。

掲載されている情報は公開当時のものです。
絵本ナビ編集部

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