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クリスマスに読んであげたい絵本!年齢別でご紹介♪

たくさんあるクリスマス絵本。プレゼントにも最適ですよ♪

ハロウィンが終われば、気分はもうクリスマス!毎日の絵本タイムでも、クリスマス絵本はいかがですか?クリスマスに向けて、気分を盛り上げてくれるようなわくわくするお話や、穏やかで心が温まるお話、サンタさんの秘密、クリスマスの物語…たくさんあるクリスマス絵本。でもたくさんありすぎて、どうしよう?そんな方向けに、お子さんの年齢に合わせておすすめなクリスマス絵本をご紹介していきます。大切な人へのプレゼントに迷ったときなんかも、絵本は最適!参考にしてみてくださいね。

0歳、1歳、2歳のお子さんに。クリスマスってなぁに?

まずはこちら。みんな大好き!ノンタンシリーズ。ノンタンのサンタはネコのサンタ。

たくさんの動物たちのサンタさんが出てきて、たのしい1冊です。ノンタンがサンタを一生懸命探す姿がかわいらしく、子ども達も一緒にサンタさんを待つ楽しさを味わえますよ。お友達と仲良くすることや、クリスマスのワクワク感が感じられる素敵な絵本です!

ノンタン!サンタクロースだよ

サンタさんは知っててほしい 
サンタクロースさんがプレゼントを持ってきてくれるのを探している猫のノンタンのお話。一生懸命探してたのに来てくれたときには寝てしまっていたのを子どもは自分と同じだと思ったみたいで共感していました。自分のプレゼントを待つ楽しみと友達と仲良く遊ぶことを子どもなりに学んだみたいでした。
(rumiranさん 30代・大阪府富田林市  男4歳)

続いてはこちら。「メリークリスマス、ペネロペ!」は、プレゼントをもらって喜ぶペネロペの様子や家族とのパーティを、驚くような仕掛けで表現しています。カラフルなページがより楽しさを伝えてくれますよ。小さなおこさんでも自分で楽しめる簡単な仕掛けがあり、大喜びの1冊です。

メリークリスマス、ペネロペ!

クリスマスの前の日からクリスマスのお祝いの準備をするペネロペ。当日は親戚のみんなが集まって楽しいパーティ。プレゼントをたくさんもらって心はずむクリスマスの様子など、子どもに身近な場面での楽しい出来事を美しい絵と、楽しい文で描いた。驚くようなしかけがたくさん! ペネロペの楽しいクリスマス!

リズミカルな文章で子どもたちもパパやママも楽しく口ずさめるのが「さんかくサンタ。絵本に出てくるサンタさんやクリスマスツリー、プレゼントなどが、赤ちゃんが大好きな形の"まる・さんかく・しかく”で表現されていて、プレゼントにもオススメです!

さんかくサンタ

さんさんさんかく さんかくサンタ
まんまるふくろを せなかにしょって
しかくいおうちに はいっていった

さんかく・まる・しかくで愛らしいクリスマスのおはなしができました。
この質感、手触り感。まるで織物のよう。
これぞ、tupera tuperaならではのあたたかさ。
シンプルな展開だからこそ、生きてくる味わいです。
ぜひ、手にとってご覧ください。
大切なひとへのプレゼントとしても最適です!

最近話題のピヨピヨシリーズ。「ピヨピヨメリークリスマス」では、ひよこの兄妹がクリスマスの準備をしてサンタさんが来るのを待っていますよ…大きなクリスマスツリーにお母さんが作った料理とケーキなどが出てきて、家族での楽しいクリスマスが詰まった絵本です。イラストの細かい部分も一緒に楽しんでくださいね。

ピヨピヨ メリークリスマス

「まちに まった クリスマス!」「サンタさん、ちゃんと きてくれるかなあ」
なんだか心配です。おかあさんはいい子のところには来てくれるっていうけど。5匹一緒にサンタさんに呼びかけてみます。
「いいこにしています。どうか こんばん きてください。」
さて、いよいよ夜がやってきて…サンタさんはちゃんとみんなのところに来てくれたのでしょうか。期待通りの可愛さと面白さで、やっぱり幸せな気持ちにしてくれますよ。

おなじみ、クリスマスといえばこの絵本!「まどからおくりもの」は、サンタさんがみんなの家にプレゼントを投げ込んで届ける様子が描かれています。簡単なしかけ絵本なので、小さいお子さんも楽しめます。

まどから おくりもの

ただのしかけ絵本ではないです。
クリスマス用に11月中旬に購入しました。ただのしかけ絵本ではないですよ!
窓のむこうにはだれが寝ているのかな?っとわくわくします。初めて見る人には大人が見ても予想ができない展開に、なるほど・・・っと感心することが間違いなしです。娘は次に出てくる動物を大きな声で、言います。ちゃんと言えると誇らしげな顔をして私を見ます。内容もほのぼのしていますが、楽しそうな娘を見て気持ちもほのぼのしてしまう絵本です。
(レイミママさん 30代・香川県高松市  女2歳)

2歳、3歳、4歳のお子さんに。サンタさんは、くるかな?

「よるくまクリスマスのまえのよる」はお子さんだけでなくママからも人気の1冊。よるくまの友達への優しい心やお母さんを慕う気持ちが描かれていて、心暖まる1冊。サンタさんが来てくれるのかドキドキしながら読み、最後にはほっと安心できる絵本です。

よるくま クリスマスのまえのよる

クリスマス直前に関係なく読めます
この絵本を本屋さんで読みながら、なんだかうるうるきてしまいもちろん即購入です。始めの2ページ目で「うわぁー」って感じでした。いい子にはサンタさんが来て、悪い子には…?つい私達が子供達へ使ってしまいそうな言葉ですよね。
子供にとっての大事なサンタさんを大人は利用しているのかもしれません…本当に最後の2ページのとうりに、やさしく言葉をかけてあげることって大切だなぁーと思わされた1冊です。何よりもママの言葉で安心させることって大事ですよね。クリスマスの直前だけに限らず、ママにも読んでもらいたいです。読むたびにうるうるするのは、私だけでしょうか?
(まろんくりーむさん 30代・千葉県船橋市  男5歳)

こちらも大定番!の子どもはみんな大好き、ぐりとぐらシリーズ。「ぐりとぐらのおきゃくさま」は、ぐりとぐらが雪の上に足跡を見つけて、誰のものなのかどこまで続くのかをたどっていきながら物語が進んでいきます。最後までわくわくが止まらないので、クリスマスの気分を盛り上げるのにぴったりです。

ぐりとぐらのおきゃくさま

ぐりとぐらが雪の上に見つけた大きな足あとは、自分たちの家までつづいていました。しかも、玄関にはまっかなコートが……。ドキドキしながら楽しめるサンタクロースの絵本。

「クリスマスおめでとう」は、子ども達にもわかりやすいように、クリスマスをお祝いする意味を教えてくれます。みんなが望まれて生まれてきたということを知り、幸せな気持ちなる絵本です。

クリスマスおめでとう

クリスマスの本当の意味を伝えたい、という作者の思いから生まれた絵本。クリスマスってどうしてお祝いするの?という子どもたちの問いに答えつつ、イエス様だけでなく、望まれて生まれてきたことの幸せを感じさせる絵本。

「クリスマスのふしぎなはこ」は、男の子が見つけた箱の中にサンタさんの姿を発見し、どんどん家に近付いてくるドキドキ感を味わうことができます。「お母さんに内緒でこっそり見てるところが可愛らしい」という読者の方の声に共感しますね!

クリスマスのふしぎなはこ

僕がクリスマスの朝見つけた箱を開けると、サンタさんの姿が見えました。箱の中を見る度にサンタさんは僕の家に近づいてきます。クリスマスのわくわく感がいっぱいの絵本。

「サンタのおまじない」は、子どもたちが楽しめる切り絵の絵本です。子どもが嫌いな野菜を、サンタさんに教えてもらったおまじないで素敵なものに変身させます。

サンタのおまじない

クリスマスイブにけんちゃんに届いた箱を見てみると、けんちゃんのきらいな野菜がたくさん入っていました。でもサンタさんからの手紙にあった通りにおまじないを唱えると、野菜が次々に変身します。楽しい切り絵の絵本。

3歳、4歳、5歳向け!クリスマスを楽しもう♪

「おたすけこびとのクリスマス」は、クリスマスの夜に仕事を頼まれた小人たちが、働く車をつかって解決していくお話です。繊細な絵の中には遊び心もたくさんちりばめられているので、何度読んでも楽しめるようになっています。

おたすけこびとのクリスマス

クリスマスの夜。大切な仕事をたのまれたこびとたちのチームは、働く車の列をつくって、夜の町をはしっていきます。どこへ行くのかな、そしてたのんだのは、だあれ…?大人気絵本『おたすけこびと』の待望の第二弾! 画面のすみずみまで楽しめる、わくわくするクリスマス絵本です。


 

「まりーちゃんのくりすます」は、クリスマスを楽しみにしている子どもたちの素直な気持ちが描かれています。リズムのよい文章で、楽しく読むことができます。

まりーちゃんのくりすます

クリスマスが近づいて,マリーちゃんと仲よしの羊のパタポンは,サンタクロースのおくりものを楽しみにしています.いよいよ今夜は,クリスマス・イブ.暖炉のそばに木靴をおいてねむります。

「マドレーヌのクリスマス」は、クリスマスイブに訪れたある人物によって、寄宿舎に住んでいる子どもたちが空飛ぶ絨毯に乗り家族の元へ行きます。この場面が子どもの目を惹きつけ、話のテンポもいいので読みやすいです。

マドレーヌのクリスマス

パリの、つたのからまるふるいやしきに、12にんのおんなのこたちが、2れつにならんでくらしていました。9じはんになると、てってもふっても、さんぽにでます。いちばんのおちびさんが、マドレーヌでした。半世紀以上にわたってたくさんの人に愛されてきたマドレーヌ。元気いっぱい、勇気いっぱいのマドレーヌが、クリスマス・イヴに大活躍するお話を、今いちばん輝いている作家、江國香織の訳でお届けします。

「子うさぎましろのお話」は、プレゼントをもう1つもらいたいと考えて嘘をついた子うさぎが、反省し成長していく物語です。読みながら心に沁みる優しい絵本です。

子うさぎましろのお話

クリスマスがやってきて、北の国のどうぶつの子どもたちもそれぞれおくりものをもらいました。サンタ=クロースのおじいさんは北の国にすんでいるので、ここの子たちから順番におくりものをくばっていくのです。なかでも白うさぎの子“ましろ”は、いちばん先にもらいました。でも、おおきなお菓子をぺろっと食べ、もっと他のものがほしくなった“ましろ”は、しろい体に炭をぬりつけてべつのうさぎの子のふりをすることに…
佐々木たづさんのクラシックな言葉がうつくしい。そして画家・三好碩也さんが描き出す、ユーモラスなましろと、聖夜にぴったりのしんしんとしずかでおごそかな空気が印象深いクリスマスの絵本。初版1970年、時をこえて読み継がれるロングセラー絵本です。

「ビロードのうさぎ」は、子どもに愛されたおもちゃがいつか本物になれるというお話です。これを読んだ子どもたちが、クリスマスのプレゼントでもらったおもちゃを大切にする気持ちをはぐくむことができますように。

ビロードのうさぎ

ほんものって、どういうこと?
ぼうやに大切にされているビロードのうさぎ。どんなときでも一緒、そんな生活にうさぎも幸せを感じていますが、ぼうやの病気をきっかけに運命が変わります…。
うちの娘たちにも、大切にしているおもちゃがたくさんあります。普段全く気にしていないものの、その大好きなもの達が将来どうなるのか、こちらを読んで不安を抱き、そして一転して希望も持てるようになったようです。「大切にしていれば、おもちゃも本物に生まれ変われるの?」と幾度となく尋ねてきていた娘たち。絵本のような奇跡は起きないけれど、でも、娘たちの手の中で大切に扱われているおもちゃは、もう既に「ほんもの」になっているんだよ。そんなことを、こちらを読んだ後に私も伝えたくなりました。
(らずりさん 30代・ママ・群馬県太田市 女6歳、女4歳)

クリスマスに親子で楽しみたい、心に響く絵本

今回は子どもの年齢別におすすめのクリスマス絵本をご紹介しました。0~1歳のお子さんには、絵もわかりやすく、言葉も響きが楽しいものをおすすめします。1~2歳のお子さんには、簡単なストーリーがわかるようになってくるので、起承転結がある絵本が楽しいかも。3~4歳のお子さんには、登場人物の気持ちが想像しやすいものや、繰り返しのある”一緒に声に出して楽しいもの”がおすすめです。5~6歳になると、夢のあるお話やおもしろいお話などさまざまな分野の物語が楽しめるようになりますよ!

素敵な絵本で、家族みんなでクリスマスを楽しんでくださいね。

掲載されている情報は公開当時のものです。
絵本ナビ編集部
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