フランス人が子どもに読み聞かせている「感情コントロール術を教える絵本」が日本上陸!
かんしゃくさん、泣き虫さん、怖がりさん…子どもに合わせたタイプ別メソッド
『おこりたくなったら やってみて!』『かなしくなったら やってみて!』『こわくなったら やってみて!』(オーレリー・シアン・ショウ・シーヌ ・著/垣内 磯子・訳)の3冊が株式会社主婦の友社より9月6日(金)に発売されました。
むやみに怒る、泣く、怖がる子…子どもの個性もいろいろです。毎日子どもに向き合ってはいるものの、「毎回なだめるのも限界!」と思っているママやパパも多いのではないでしょうか。こうした子どもの「キレる」「グズる」「怖がる」など、ネガティブな感情を子ども自身に整えさせる方法があるとしたら?
本書「ガストンのきぶんをととのえるえほん」シリーズは、子どもが自分自身で感情を上手に扱えるようになるための方法が描かれた絵本。フランスで発行されるやヨーロッパ各国で話題になり、日本にもシリーズ3冊がいよいよ上陸しました!
ユニコーンの子ども「ガストン」が泣いたり怒ったり
主人公のガストンはユニコーンの子ども。早くお風呂に入りなさいというママにキレたり、友達とケンカして1日中グズったり、寝るときに部屋の電気を消されると怖がったり…。
自分の感情がおさえきれなくなりそうなとき、ガストンが試すのは「呼吸セラピー」。たった3回の簡単な呼吸法で、ネガティブな感情を追い出し、にっこり笑顔を取り戻すのです。
この呼吸セラピーのポイントは、子ども自身でそれぞれの感情を上手に扱えるようになるということ。自分の感情がどんな状態にあるかを把握し、気分を切り替える意識を持つことで、感情に振り回されることが少なくなる、というわけです。
「おこりたくなったら やってみて」は、かんしゃくさん、「かなしくなったら やってみて」は、泣き虫さん、「こわくなったら やってみて」は、怖がりさんに向けた呼吸法を紹介しています。
いずれも3~4ステップの簡単なメソッド。子どものあるあるエピソード満載のストーリーを交えて読み聞かせることで、子ども自身も抵抗なく受け入れられるよう工夫されています。
実際に読み聞かせをしたママ・パパの感想は?
「怒りたい気分がなくなってスッキリしたよ!お母さんもやったほうがいいよ!と言われて思わず苦笑」(6歳の女の子のママ)。
「オレ、怖い雲をやっつけた!とケロッと笑顔に。コツをつかめば、気分を切り替えるのは大人よりも早いようです」(4歳の男の子のママ)と、子どもの呑み込みが意外と早かったとの声や、ママ・パパ自身も「子どもが笑顔になってくれるので、私自身も笑顔で子どもと向き合える」(5歳と4歳の男の子のママ)とポジティブな気持ちになれたという声もありました。
子どもも親も、生きるのがラクになる!
子どものうちから上手に気分を切り替える方法を学ぶことは、子どもにとっても助かること。自らの力で「生きやすく」できることは大切ですね。絵本の読み聞かせで、子どもと一緒に「生きやすさ」を考えてみませんか。
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