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【料理で実験】親子で自由研究!おうちでできるお菓子と科学の実験レシピ

おうちで実験!美味しい『不思議なお菓子レシピ サイエンスイーツ』

子どもたちの自由研究でも人気の科学実験としての料理やお菓子作り。

日常の料理でも、調味料や材料の温度による変化や正確な量を加えた時におこる反応を見ると、まさに「科学実験」そのもの。ママが、レシピ本の通りの手順を踏まず、目分量やさじ加減でお料理を作った時のとほほな結果を見れば一目瞭然なのですが、その結果にはちゃんと科学的根拠と理由があるわけです。

 

ここでご紹介するお菓子のレシピ本は、普通のレシピ本ではありません。

お菓子作りを科学実験のように、子どもたちと楽しくその工程を実験、結果を楽しみながら、目にも舌にも美味しい素敵なお菓子を作っていきます。どのレシピにも、なぜ、そうなるのか?科学的な理由と上手に作るヒントが説明されています。ママも目からウロコの数々の美味しい実験!子どもたちと一緒に驚きながら、楽しくお菓子を作ってみませんか。

温度や重さの違いを利用して作る不思議な「レインボーポンチ」

『不思議なお菓子レシピ サイエンススイーツ』の目次をみると、どれもこれも気になる項目ばかり!

宝石のお菓子、時が止まったキャラメルクラウン、溶けないアイス、発掘!化石チョコレート、色の変わるゼリーやお菓子の家など、ワクワクするレシピが並んでいます。それぞれのレシピは、砂糖の特性を生かしたものや温度や重さの違いを利用したり、空気を隠し味として考えた、科学的な実験要素を盛り込んでお菓子作りが楽しめてしまうものから、盛り付けのアイデアやケーキ作りには欠かせないテクニックなども教えてくれる、本格的なお菓子も作れます。

質量の違いが分かる不思議な層のドリンク

例えば、「レインボーポンチ」は、重さの違いを利用して、色の重なりを楽しむ不思議なドリンクです。透明なポンチの中に6色のゼリーを浮かべて楽しむドリンク。

ゼリーは、赤、青、黄のかき氷シロップを使って、この色の3原色があれば、たくさんのいろいろな色のゼリーが作れます。どの色とどの色を混ぜると何色ができるか、まるで実験のよう!子どもたちも夢中になること間違いなし。

 

何を混ぜる?色の組み合わせが楽しいカラフルなレインボーゼリー
作ったゼリーをグラニュー糖をいれたポンチではなくミネラルウォーターに入れるとゼリーは沈む!!

砂糖の結晶化を観察!鉱石のようにも見える宝石のようなお菓子

琥珀糖とは、半生菓子といわれる和菓子のことです。透明感もあり、少しやわらかくて不思議な触感。お土産などにも喜ばれる綺麗なお菓子ですが、ここでも、砂糖がだんだんと結晶化していく様子を観察することができます。作りたて、数日後、一週間後と中は柔らかい食感のままなのに、表面の食感と見た目はどんどん変化していきます。

砂糖の結晶化の観察!子どもたちの?は自然科学への知的好奇心が大いに刺激されるかも。
本にも掲載されている「宝石のお菓子」食べるのがもったいないくらいとても綺麗!

発掘する楽しさを体験!違いを知る化石チョコレート

ブラウンシュガーを地面に見立てて、本物の貝殻や恐竜のフィギュアを使って作ったホワイトチョコレートが埋まっている面白い仕掛けが楽しめるお菓子。何が埋まっているのか?ちょっとずつハケを使って、地層から恐竜の骨を発掘するように取り出します。アイデアでいろいろなものを埋めて試してみるのも楽しそう!

貝殻や足跡、骨のフィギュアなど、いろいろ試してみたくなる
出来上がりはこんな感じ!まるで本当に発掘されたものみたいに見えるチョコレートたち

子どもたちの好奇心を掴んで離さないレシピ考案者の太田さちかさん

太田さちかさんは、芸術教育士でもあるケーキデザイナー。

日本とフランスで製菓、芸術を学び、芸術教育士として10年以上にわたり、子どもたちを対象にしたクリエイティブなワークショップを展開しています。ケーキデザイナーやコラムニストとしても幅広く活動され、子どもたちの興味や不思議、好き!といった感性に寄り添いながら、独自の世界観あふれるワークショップやレシピが好評を呼び、企業サイトやウエディングシーン、メディアでも活躍中の方です。レシピ本に掲載されている太田さんの言葉から、お菓子作りの奥深さを感じ、息子とのお菓子作りにも挑戦してみたいなと強く思いました!

ワークショップで子どもたちに実験を見せる太田さちかさん

お菓子作りは、まるで科学実験。

 

当たり前に使っている材料でも、

その組み合わせには、ちゃんと理由があります。

 

素材に自然界の法則があるからこそ、

作り方にちゃんとした決まりが生まれてレシピになります。

 

作るだけでなく、お菓子の裏側をのぞいてみましょう!

 

そして、大切な人や家族、お友達と食べるときには、

クリエイティビティを発揮!

 

科学の次は、まるでアート。

 

大袈裟なことではなく、暮らしの身近なお菓子作りは、

自然科学に耳を傾け、想像力を育み、心の豊かさにまで通じると私は信じています。

 

それで、おいしいお菓子が一緒に味わえるなんて、

とてもステキなこと。

 

そのお手伝いができれば、幸いです。

 

太田さちか

室内温度では溶けない、シャリシャリの新触感の新しい溶けないアイス
レモンをしぼると色が変わるグラデーションが鮮やかな色が変わるドリンク

おうち時間にも!自由研究にも役立つ解説付きのレシピ本

不思議なお菓子レシピ サイエンススイーツ

おいしい科学の実験をおうちでしてみませんか? 宝石のお菓子、溶けないアイス、層ドリンクなど、不思議なスイーツを中心にサイエンススイーツのレシピを65種類掲載。 それぞれのレシピに実験ポイントの解説が入っているので、科学の不思議を感じながら、親子で楽しくお菓子を作れる欲張りな1冊! 子どもが大好きなラムネ、グミ、マシュマロ、メレンゲ、マカロン、スプーンチョコや、電子レンジで作るマグカップケージなどお手軽なレシピも。 またカップケーキの絞りパターンやお菓子の家の扉アレンジなども(お菓子の家の型紙付き)。 お菓子作りが好きな親子、パーティーや、夏休みの実験などにも使えます。

いかがでしょうか。

いつもと違うお菓子作り。子どもたちと一緒に科学の楽しさを発見しながら、美味しいお菓子を作ってみましょう。おうち時間にも自由研究にも役立つユニークなレシピ本は、大いに刺激を与えてくれて、親子の日々の生活に大いに貢献してくれそうです!

富田直美(絵本ナビ編集部)

掲載されている情報は公開当時のものです。
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