“ざんねん”がますますパワーアップ!『ますますざんねんないきもの事典』4/24発売
今泉先生が調査に苦労したという生き物も登場する、みどころ満載の最新刊
高橋書店から、2021年4月24日(土)に、「ざんねんないきもの事典」シリーズ最新刊『おもしろい! 進化のふしぎ ますますざんねんないきもの事典』(今泉忠明 監修 980円+税)が発売されました。
また、本シリーズは2022年に映画化することが決定。ますます人気の高まる本シリーズ最新刊の中身とともに最新情報をお届けします。
累計420万部突破の『ざんねんないきもの事典』待望の第6弾!! 今回も100以上の生き物たちが登場します!
地球には、すごい能力をもつ生き物がたくさんいます。
でも一方で、「どうしてそうなった! ?」 と思わずつっこみたくなる
ざんねんな部分をもった生き物も存在するのです。
シリーズもおかげさまで第6弾!!
今回の第1章はオールマンガで、進化の仕組みが学べます。
新章「どっちもざんねん」も追加して、”ますます”ざんねんないきもののことを知ることができます!
かわいがられすぎると寿命が短くなるコアラ、
きらわれもののジャガイモ、
家を動かせないヤドカリのニシキカンザシヤドカリに、
べつにチーズが好きなわけではないネズミなど……
へーっと感心したり、ふふって笑えたり、
進化の結果が、なぜかちょっとざんねんに思えてしまう。
そんな愛しい生き物たちをまとめました。
進化の仕組みやざんねん度メーター、パラパラマンガなど、楽しめるポイントも盛りだくさん。
『ざんねんないきもの事典』ワールドに、ようこそ!
第6弾の見どころ
発売日が迫っている第6弾に掲載されている“ざんねんないきもの”たちを少しだけ紹介。今回の“ざんねん”も思わずつっこみたくなる、だけどそのざんねんさが愛おしい内容になっています。
監修・今泉先生に聞いた、「第6弾発売」にあたっての想い
第1弾から5年間にわたり監修してくださっている、動物学者の今泉先生。ロングセラーとなった本シリーズの第6弾発売にあたって、シリーズへの想いをお聞きしました。
「生き物には、もっと深い話や一面があります。このシリーズを通して、生き物に対する知識が深くなった人も多いので、徐々に深い話ができるようになってきました。一方で、もちろん今から読み始める人や、低学年の子もいる。知識量にかなり差がある読者全員が楽しめるようにするにはどうすればいいか、悩みながら作りました。
この本で、知識をつけることを『楽しい』と感じてもらうことで、日常生活でも、ふとした時に『これはどういうことだろう』と考えて、調べるクセがつくようになります。それは、その人の進歩へつながるのです。知識は決して無駄にはなりません。この本を通じて、あらゆることに興味をもち、知識を得たいと思ってくれればうれしいですね。」
第6弾で、今泉先生が「調査が難しかった」と振り返ったのは、タスマニアデビルに関するざんねん。「なぜしっぽをつかむと動けなくなるのか?」それは、しっぽも胴体も脂肪が多く、自由に身動きがとれないから。世に出ている論文や、調査結果などの資料が少なかったこともあり、これを正しい情報として書籍にまとめるのは、今泉先生をはじめとする、制作チームの精鋭たちでも苦労をしたそう。
本書では、読者の方々に、正しく、分かりやすく、そして面白い情報をお届けするために、さまざまな研究と努力を重ね続けています。第6弾もますますパワーアップしています!
ほかにもこんな「ざんねん」が!
・ネズミはべつにチーズが好きなわけではない
・セミは寝ぼけて鳴く
・ティラノサウルスは人間より足がおそい など
「ざんねんないきもの事典」シリーズとは?
ざんねんないきものとは、一生けんめいなのにどこかざんねんないきものたちのこと。これまでの書籍ではあまり語られてこなかった、生き物たちの“意外な一面”を紹介します。ちょっとざんねんに感じてしまう…、けれども一生けんめいに生きている、そんな新たな一面を知れて、生き物たちがより一層愛おしくなる内容。第1弾『ざんねんないきもの事典』は「小学生がえらぶ“こどもの本”総選挙」2回連続第1位。シリーズ累計420万部突破。
2022年・夏 アニメ映画化決定!
「ざんねんないきもの事典」シリーズが、2022年にアニメ映画化。今回の映画化については、豊かな自然と、ユニークでざんねんないきものたちが多数生息する、南極・オーストラリア・日本(長野県安曇野)の3カ所を舞台にオリジナルストーリーで描きます。
映画情報
原作:ざんねんないきもの事典(高橋書店刊)/監修:今泉忠明
アニメーション制作:ファンワークス/配給:イオンエンターテイメント
©2022「映画ざんねんないきもの事典」製作委員会 ©TAKAHASHI SHOTEN
書籍紹介
書名:『おもしろい! 進化のふしぎ ますますざんねんないきもの事典』
発売:4月24日(土)
監修:今泉 忠明
イラスト:下間 文恵 他
価格:980円+税
体裁:四六判、160ページ
ISBN:978-4-471-10390-3
著者プロフィール
監修 今泉忠明
1944年東京都生まれ。東京水産大学(現・東京海洋大学)卒業。国立科学博物館で哺乳類の分類学・生態学を学ぶ。文部省(現・文部科学省)の国際生物学事業計画調査や環境庁(現・環境省)のイリオモテヤマネコの生態調査などに参加。トウホクノウサギやニホンカワウソの生態、富士山の動物相、トガリネズミをはじめとする小型哺乳類の生態、行動などを調査している。上野動物園の動物解説員、ねこの博物館館長、日本動物科学研究所所長などを歴任。ベストセラー『ざんねんないきもの事典』(高橋書店)のほか、多くの図鑑監修を手掛ける。
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