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絵本ナビニュース2021

絵本『こんにちは!わたしのえ』絵をつくろう!ワークショップ7/31・8/1開催

閉塞感のある世の中に楽しさを

https://www.ehonnavi.net/ehon00.asp?no=148222

ほるぷ出版から、2020年7月20日、絵本「こんにちは!わたしのえ」が刊行されました。作者のはたこうしろうさんは、本書が生まれるきっかけとなったワークショップで、自由に絵を描く体験を通じて、閉塞感のある世の中に風穴をあける子どもに育って欲しいと語ります。

絵を描くことの楽しさがつまった絵本。

こんにちは!わたしのえ

おもいきって ぐっちょん! まっしろの紙に筆をおろすと、色が生まれる。立ち上がって、筆をふりまわして、手や足にも絵の具をぬって体ぜんぶで色をぬって。描くことの喜びに目覚める瞬間をみずみずしく描く。「ずういいいいいいい」「ぽたぽた」「ぺったん」など擬音語も楽しい。絵を描くことの楽しさがつまった絵本。

『こんにちは!わたしのえ』絵をつくろう!ワークショップ開催

はたこうしろう作『こんにちは!わたしのえ』絵をつくろう!ワークショップ開催

おもいきってぐっちょん!大きな紙に自由に絵を描いてみよう。

 

日時:2021年7月31日(土)・8月1日(日) いずれも13時〜14時

場所:福岡アジア美術館(福岡県福岡市博多区下川端町3-1 博多リバレイン7階・8階)

 ※定員に達しましたので受付を終了いたしました

https://kodomo-abc.org/ehonmuseum2021/event.html

自由に絵を描いてみよう ~おもいきって、ぐっちょん!~

十年ほど前から「絵本にしたい」と思っていたテーマの作品が念願叶って出来上がった! それが絵本『こんにちは!わたしのえ』だ。この本は、 真っ白い紙を前に、最初は緊張していた子どもが、おもいきって筆を下ろした場面から始まり、体全体を使って自由に絵を描いていく躍動感あふれる姿が描かれています。 特殊な制作行程にも注目です。イラストは、実際に作者が手に絵具をつけて描いた絵を、絵具が乾ききらないうちに写真に撮ったを作品を使うことで、 みずみずしさを絵本の中に閉じ込めました。カメラが汚れてしまっても、「かまへんかまへん!」とシャッターをきったと、はたさんは笑いながら語ってくれました。

失敗から生まれたワークショップ

「十五年前、初めてのワークショップ後、本当にこれでいいのかなとモヤモヤした」と語るはたさん。きれいなもの、模範的なものをつくることを良しとするのではなく、ルールや既成概念から飛び出してゆく喜びを体験させてあげたいと、今のワークショップの形にたどり着きます。

評判になり、震災後の南相馬市の小学校でも開催されました。 なぜ、絵を自由に描く体験が必要なのか。それは、「新しい世界を 切り開く力を持った、社会に風穴をあける人に育って欲しいから。そのためには、自分が感じたことを表現したり、発言したりすることは良いことなんだという体験が子どもたちには必要です。心を解放して、 自由に表現する訓練をワークショップで体験して欲しい。」とはたさんは言います。閉塞感のある世界に、日本に、コロナ禍の今を生きる子どもたちの未来を見つめるはたさんのワークショップが、この夏2年ぶりに開催されます。

著者プロフィール

作:はた こうしろう

兵庫県に生まれる。絵本作家、イラストレーター。絵本に「ショコラちゃん」シリーズ(講談社)、『ゆらゆらばし のうえで』『ことりのゆうびんやさん』(以上福音館書店)『、なつのいちにち』(偕成社)『、むしとりにいこうよ』『み ちくさしようよ』(ほるぷ出版)『雪のかえりみち』(岩崎書店)、『はるにあえたよ』「クーとマーのおぼえるえほん」 シリーズ(ポプラ社)、『ぼくはうちゅうじん』(アリス館)、『はじめてずかん どうぶつ(1)(2)』(コクヨS&T )、 童話の絵に『きかせたがりやの魔女』『あしたあさってしあさって』などの作品がある。

掲載されている情報は公開当時のものです。
絵本ナビ編集部
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