『アトムキャット -A・TOMCAT- ~アトム誕生~』手塚治虫作品初!フルリメイクでの児童書化
手塚治虫が描いていたもうひとつのアトムの物語は…10万馬力で空飛ぶネコ⁉
世界文化社から、手塚治虫さん自らによる『鉄腕アトム』のパロディ作品を37年の時を経て復活させた児童書『アトムキャット -A・TOMCAT- ~アトム誕生~』が2023年2月2日(木)に発売されました。手塚治虫さんの名作が現代の絵本作家の手によって懐かしくも新しく、エモーショナルに蘇ります。
アトムキャット~アトム誕生~
『鉄腕アトム』に憧れる少年 つぎ夫くんは、1匹の子ネコを拾い、“アトム”と名付け可愛がっていましたが、とある事故によりアトムは命を落としてしまいます。
ところが、この事故がきっかけでアトムはスーパー・ロボットキャットに大変身!
アトムはつぎ夫くんを助け、大活躍!
手塚治虫が描いたユニークな世界を、緻密な絵で定評のある絵本作家やまもとしんじがフルリメイク!
手塚ファンの大人でも、手塚作品を読んだことのない子どもでも心奪われること間違いなしの、
とってもキュートで小さな子ネコのヒーロー誕生です!
手塚治虫さん自らによる『鉄腕アトム』のパロディ作品が37年の時を経て児童書化!
『アトムキャット』は、2022年に連載70周年、2023年に初のアニメ化から60周年を迎えた『鉄腕アトム』を、手塚治虫さん自らがパロディ化した晩年の作品。もしも飼い猫がアトムみたいに自分の味方になってくれたら......? 子供ならではの身の回りで起こる困った出来事に、アトムそっくりの心優しく勇敢なスーパー猫が大活躍する作品です。この度、手塚治虫作品初となる児童書化が実現し、37年の時を経て復活。現代の絵本作家の手によって懐かしくも新しく、エモーショナルに蘇りました。
あらすじ
『鉄腕アトム』に憧れる少年 つぎ夫くんは、1匹の子ネコを拾い、“アトム”と名付け可愛がっていましたが…
とある事故によりアトムは命を落としてしまいます。事故を起こした車から降りてくる、怪しげな2人—。なんと2人は宇宙人!交通事故を隠蔽しようと、死んでしまったアトムを生き返らせるために改造をはじめます。
子ネコのアトムは、10万馬力のスーパーロボットキャットに生まれ変わります!
そして、つぎ夫くんを助けるために大活躍…!?
わくわくする物語に、絵探しの遊びもプラス!ページを次々にめくりたくなるお話です。
手塚治虫さんが描いたユニークな世界を、緻密な絵で定評のある絵本作家・やまもとしんじさんがフルリメイクしました。手塚ファンの大人でも、手塚作品を読んだことのない子どもでも心奪われること間違いなしの、上質な一冊です。
手塚プロダクション取締役 手塚るみ子さん コメント
「心やさしい少年と拾われた子猫アトムの心あたたまる友情物語…かと思いきや?! 奇想天外なSF的発想によってスーパーニャンコ・アトムキャットの活劇物語!!! 37年前に描かれた実に手塚治虫らしいユーモラスでチャーミングな作品ですが、令和の時代にあらためてやまもとしんじさんの手によって絵本へとリフレッシュされました。小さなお子さんはもちろん、アトム世代の大人まで楽しんでいただける一冊かと思います。どんな時代になろうとも、人間と動物が、人間とロボットが、思いやって共存していられる地球であれ。そんな手塚治虫の願いごと読者の皆さんへ届けられることを期待しています。」
─ 手塚プロダクション取締役 手塚るみ子さん
書籍紹介
『アトムキャット -A・TOMCAT- ~アトム誕生~』
発売日:2023年2月2日(木)
定価:1,540円(税込)
発行:株式会社世界文化ブックス
発行・発売:株式会社世界文化社
著者プロフィール
原作:手塚治虫
1928年11月3日、大阪府に生まれる。大阪大学付属医学専門部を卒業後、医学博士号を取得。1946年『マアチャンの日記帳』でデビュー。その後、『新宝島』がベストセラーとなり、以後、『火の鳥』『ブラック・ジャック』等、次々にヒット作を発表。アニメーション作家として、日本初の長編TVアニメーションシリーズ「鉄腕アトム」等の作品で、アニメーションを大衆に深く浸透させた。1989年2月9日没。
絵・文:やまもとしんじ
イラストの制作をメインに、TVCMやNHK子ども番組等で立体作品やキャラクターデザインの制作も手掛ける。
2008年に絵本作家としての活動も開始。以降、『もったいない王国のさがしもの』等、さがしもの絵本シリーズを出版し、海外でも展開され活動の幅を広める。2021年には『ONE PIECE magazine』(集英社)にて、『ルフィとチョッパーの秘密の大冒険』を連載。
山本 真嗣さんの作品紹介
もったいない王国のさがしもの
ニモルくんは、遊んでいたおもちゃや食べかけのおかしもすぐに飽きてしまいます。そんなある夜、もったいない王国の魔法使いが現われて、ニモルくんを小さなネズミにしてしまいました。その魔法を解くには、なくしたものや大事にしなかったものを、もったいない王国から取り戻さなくてはいけません。ニモルくんは、コンセントカバーの奥にある、もったいない王国へと出発しました。
ミシンこうじょうでは、てぶくろやぼうし、くつしたなどを見つけだし、おかしのくにでは、食べかけのチョコレートや飲みかけのジュースなどをさがします。そのほかにも、おもちゃのまち、ぶんぼうぐがっこう、やさいのもりなどで、大事にしなかったものをさがします。
なくしたものを全部見つけたニモルくん。ところが、「みずのうきしま」から、水がどんどん流れ落ちているのを見つけると…?
細部まで描きこんだ、楽しい絵さがし絵本。ものを大切にすることを伝える一冊です。
この記事が気に入ったらいいね!しよう ※最近の情報をお届けします |