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絵本ナビニュース2023

五味太郎さんの最新刊『とんでやすんでかんがえて…』発売&一挙電子書籍化第1弾リリース!

五味太郎さんから子どもたちへの応援歌!

https://www.ehonnavi.net/ehon00.asp?no=178577

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偕成社から、『とんでやすんでかんがえて…』(五味太郎 作・絵)が2023年1月18日に刊行されました。さらに発売に合わせて、新刊を含む五味太郎さんの絵本22作品の電子書籍がリリースされました。

とんで やすんで かんがえて…

とんで やすんで かんがえて…

ことりさんがとんでいます。ちょっととんで、ちょっとやすんで、きのみをたべたら…またちょっととんで、すこしずつ進んでいきます。でも、そこにとつぜん大きな海があらわれて……!

ぼく、ちいさいから あまり ながくは とべないし
すぐ おなかが すくし
どうしよう……!?
ここは ひとつ かんがえなくちゃ……

と、ことりさんは考えはじめますが……。
自分のタイミングは自分で決めていい、子どもたちを応援するような絵本です。

『とんでやすんでかんがえて…』あらすじ

森のなかを飛ぶ小鳥。小鳥は、まだ小さいので、あまり長くは飛べません。飛んでは、やすみ、木の実を食べて、また飛んで、やすんで……、と少しずつ進んでいきます。森を抜けたと思ったら……あっ!! 小鳥の視界いっぱいに、大海原が広がっていたのです。途中で休むところも、木の実もない海を渡るには、どうすればよいのでしょうか。小鳥は一生懸命考えます。

「ふつう」にとらわれない自由な発想で、今までにたくさんの絵本を生み出してきた五味太郎さん。本作は、そんな五味さんの魂を受け継いだかのような、1羽の小鳥が主人公です。海を渡れない、という壁にぶつかった小鳥が、のびのびとした思考で「こうしてみたらどうだろう?」「こんな感じもすてきだね!」といろいろな案を巡らせる姿勢は、まさに絵本づくりに取り組む五味太郎さんを想起させます。

一歩踏み出すタイミングは、自分で決めていい。もちろん、踏み出さなくってもいい。読後、誰かに背中をポンポンとしてもらったような、すっきりとした気分になれる絵本です。

五味太郎さんの絵本一挙電子化!

『とんでやすんでかんがえて…』の刊行に合わせて、五味太郎さんの絵本22作品(新刊を含む)が電子書籍になりました!今後数回にわたり、五味太郎さんの絵本を電子化していきます。

書籍紹介

『とんでやすんでかんがえて…』
作・絵:五味太郎
定価:1,300円+ 税
対象:3歳から
サイズ:25cm×23cm
ページ数:32ページ
ISBN コード:978-4-03-350280-9
発売日:2023年1月18日

著者プロフィール

作・絵:五味太郎
1945年、東京生まれ。工業デザインの世界から絵本の創作活動にはいり、ユニークな作品を数多く発表。子どもからおとなまで、幅広いファンを持つ。著作は400冊近くあり、多くの絵本が世界各国で翻訳されている。おもな作品に『きんぎょがにげた』『みんなうんち』『まどから おくりもの』、「言葉図鑑」シリーズ、『さる・るるる』などがある。

掲載されている情報は公開当時のものです。
絵本ナビ編集部
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