人気作家・岡田淳が描く、「こそあどの森の物語」シリーズ30周年&姉妹編・最新刊が遂に刊行!イベントも開催!
この森でもなければ、その森でもない、あの森でもなければ、どの森でもない〈こそあどの森〉愛され続けてシリーズ30周年
理論社から『こそあどの森のないしょの時間』(著:岡田淳)が2024年5月21日(火)に発売されました。また8月3日(土)には「こそあどの森の物語」シリーズ30周年&発売記念としてジュンク堂書店近鉄あべのハルカス店にて岡田淳さんのトークイベント&パネル展が開催されます。その他「こそあどの森の物語」シリーズ30周年フェアを各地で開催予定です。是非ご期待くださいね。
こそあどの森のないしょの時間
この森でもなければ、その森でもない、あの森でもなければ、どの森でもない。「こそあどの森の物語」シリーズ誕生30年を記念して書き下ろされた姉妹編短編集。スキッパー、トマトさん、スミレさんら森に住むひとそれぞれの、かけがえのない体験からうまれたお話を7つおさめました。森でのふしぎな出会いや発見など、だれにも言わないけれど胸の中に大切にしまっている、ひとりひとりのないしょの物語。
〈こ〉の森でもなければ〈そ〉の森でもない〈あ〉の森でもなければ〈ど〉の森でもない〈こそあど〉の森。
今からちょうど30年前に誕生した「こそあどの森の物語」シリーズ。
30周年を記念して今年、姉妹編『こそあどの森のないしょの時間』が刊行されました。
【内容】 この森でもなければ、その森でもない、あの森でもなければ、どの森でもない〈こそあどの森〉 スキッパー、トマトさん、ポットさん、スミレさん、ギーコさん、トワイエさん、ふたご。──だれでも、胸の中に 大切に秘めている大切なできごとがある。森のひとそれぞれのないしょの話を1話ずつおさめた短編集。
編集者から
稀代のストーリーテラーである岡田さんですが、この物語の誕生は原稿用紙からではありませんでした。その始ま りの舞台はスケッチブック。岡田さんは絵を描きながら〈こそあどの森〉へ入っていったのです。文章で「作りあげる」前に、スケッチブックの向こうに現れてくる世界を訪ね、そこに住む者たちと出会い、つきあいながら、まさに「生まれる」ように誕生した物語世界は、やがて本当に存在している森のように、作者と読者の中で広がっていきました。シリーズの姉妹編となる本書は、森の人たちそれぞれの、だれにも言わない内緒の話を7編集めた短編集です。これらのお話は、こそあどの人たちの魅力をさらに深めてくれるだけでなく、読者それぞれの胸の中にある森にそっとかくれている、大切な時間を思い出させてくれるかもしれません。〈松田素子(編集者)〉
岡田淳さんからのメッセージ
ふしぎな森の物語をつくろうと、スケッチブックにふしぎな家とそこに住んでいるひとの絵を描きはじめました。家のまわりや家のなかのようす、椅子やカップのかたち、そんなものを描いていくなかで、人物たちが動き出し、物語がうまれてきました。 12巻でひと区切りつけたつもりだったのですが、その12巻とはちがう形のお話で、番外編を書き、さらに姉妹編を書き、気がつけば第1巻から30年が過ぎていました。 こんなにながくつづけることができたのは、 この森を愛してくれているみなさんのおかげです。これからもみなさんに《こそあどの森》で遊んでもらえればうれしいです。
岡田淳さんのトークイベントとサイン会を開催
シリーズ30周年と最新作『こそあどの森のないしょの時間』の刊行を記念して、ジュンク堂書店あべのハルカス店にて岡田淳さんのトークイベントとサイン会が開催されます。
30年にわたって「こそあどの森」を描いてきた作者が、その個性的な登場人物の魅力や、物語の生まれてきた背景、舞台となる森についてなど、たっぷりお話しくださいます。ぜひお越しくださいね。
イベント情報
「こそあどの森の物語」シリーズ誕生30周年&『こそあどの森のないしょの時間』発売記念岡田淳さんトークイベント&サイン会
会場:ジュンク堂書店近鉄あべのハルカス店特設会場 (あべのハルカス近鉄本店タワー館7階 街ステーション)
住所:〒 545-8545 大阪府大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43
日時:2024年8月3日(土)15:00〜16:00
参加方法:ジュンク堂書店近鉄あべのハルカス店にて、対象書籍をご購入のお客様に、一冊につき一枚、整理券をお渡しいたし ます。書籍をご購入の上、特設会場にお越しください。
電話にてご予約も承ります。定員に達し次第、受付は終了いたします。
お問い合わせ先: 06(6626)2151
https://honto.jp/store/news/detail_041000097074.html?hsv=764b0eb3eea98713d0cbf47589e23aa6
* 7/26よりジュンク堂書店あべのハルカス店レジ裏にて「こそあどの森のないしょの時間」のパネル展を開催いたします
著者プロフィール
作・絵:岡田淳
1947年兵庫県に生まれる。神戸大学教育学部美術科を卒業後、38年間小学校の図工教師をつとめる。1979年作家デビュー。 『放課後の時間割』で日本児童文学者協会新人賞、『雨やどりはすべり台の下で』で産経児童出版文化賞、『学校ウサギ をつかまえろ』で日本児童文学者協会賞、『扉のむこうの物語』で赤い鳥文学賞、『星モグラサンジの伝説』で産経児童 出版文化賞推薦、「こそあどの森の物語」シリーズ(全12巻)1〜3の3作品で野間児童文芸賞、国際アンデルセン賞 オナーリスト選定、シリーズ番外編『こそあどの森のおとなたちが子どもだったころ』で産経児童出版文化賞大賞受賞。 他に『二分間の冒険』『図書館からの冒険』、絵本に『ネコとクラリネットふき』、マンガ集『プロフェッサーPの研究 室』、エッセイ集『図工準備室の窓から』などがある。
書籍紹介
『こそあどの森のないしょの時間』
作・絵:岡田淳
定価:1,650円 (税込)
発売日:2024年5月21日(火)
判型:A5変型/127ページ/ハードカバー
ISBN:978465206065
発行所:株式会社理論社
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