絵本ナビスタイル トップ  >  絵本・本・よみきかせ   >   絵本ナビニュース2024   >   予想外の展開が笑える、読み聞かせにぴったりの一冊!児童書の装丁を20年以上手がけてきた作家による、ナンセンス絵本!
絵本ナビニュース2024

予想外の展開が笑える、読み聞かせにぴったりの一冊!児童書の装丁を20年以上手がけてきた作家による、ナンセンス絵本!

予想外の展開が笑える、読み聞かせにぴったりの一冊!

https://www.ehonnavi.net/ehon00.asp?no=266188

徳間書店から、絵本『はらぺこのライオン』(ルーシー・ルース・カミンズ作・絵/石津ちひろ訳)が、2024年10月11日(金)に発売されました。

はらぺこのライオン

はらぺこのライオン

むかしむかし、あるところに、はらぺこのライオンと、ペンギン、カメ、ミケネコにネズミ、耳のたれたウサギにふつうのウサギ、カエル、コウモリ、コブタにオオブタ、もこもこのヒツジにコアラ、そしてメンドリがいたんだって。
あれ、ちょっとまって。
ライオンのまわりにいる動物たちが、次々に減っていき…?
予想外な結末が笑える、読み聞かせにぴったりのナンセンス絵本。

あらすじ

むかしむかし、あるところに、はらぺこのライオンとペンギン、カメ、ミケネコにネズミ、耳のたれたウサギにふつうのウサギ、カエル、コウモリ、コブタにオオブタ、もこもこのヒツジにコアラ、そしてメンドリがいたんだって。

ちょっとまって。むかしむかし、あるところに、はらぺこのライオンとペンギン、カメにネズミ、耳のたれたウサギにふつうのウサギ、カエル、コウモリ、コブタにコアラ、そしてメンドリがいたんだって。

あれっ、ちょっとまって。はらぺこのライオンとカメに耳のたれたウサギ、カエルにコウモリ、そしてコブタしかいなかったみたい。ほかには? いないよ。

うーん……。むかしむかし、あるところに、はらぺこのライオンとカメと耳のたれたウサギ、そしてコブタがいたんだよね。……そういえば、どうぶつたち、つぎつぎにへってない?

 

ライオンのまわりの動物たちが次々にへっていきます。お腹をすかしたライオンが食べてしまったのでしょうか。いいえ、動物たちは……

ライオンの誕生日を祝うために、こっそりと準備をしていたのです。

ハッピーエンド! と思ったら……?

予想外の展開が次々と起こって笑える、読み聞かせにぴったりの絵本です。

ぜひ手に取ってご覧くださいね。

絵本制作の裏話

作者のカミンズさんは、児童書の装丁を数多く手がけ、人気絵本作家ジョン・クラッセンさんのデビュー作なんびきのねこたちおどる?(犀の工房)の装丁にも携わりました。この絵本のラフができたときにクラッセンさんに見てもらって、すてきなアドバイスをもらったそうです。

著者プロフィール

作・絵:ルーシー・ルース・カミンズ

アメリカの絵本作家。装丁家。カナダで生まれたのち、アメリカに移住し、ニューヨーク州コートランドで育つ。子どもの頃から、『おやすみなさい フランシス』『こぐまのくまくん』(ともに福音館書店)などの名作に親しんできた。児童書の出版社にて20年以上にわたって児童書の装丁を手がけ、本作で絵本作家としてデビュー。邦訳された作品に、『ラブレターをもらったら』(アニカ・アルダムイ・デニス文/BL 出版)がある。

 

訳:石津 ちひろ(いしづ ちひろ)

愛媛県生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。絵本作家、翻訳家。『なぞなぞのたび』(フレーベル館)でボローニャ児童図書展絵本賞、『あしたうちにねこがくるの』(講談社)で日本絵本賞、『あしたのあたしはあたらしいあたし』(理論社)で三越左千夫少年詩賞を受賞。その他の創作絵本に『おやおや、おやさい』(福音館書店)、訳書に『わたしのすみか』(岩波書店)、「リサとガスパール」シリーズ(河出書房新社)などがある。

書籍紹介

『はらぺこのライオン』

作・絵:ルーシー・ルース・カミンズ

訳:石津ちひろ

定価:1870円(税込)

発売日:2024年10月11日(金)

判型/ページ数:A4変/32ページ

対象年齢:3歳~

発行:株式会社徳間書店

掲載されている情報は公開当時のものです。
絵本ナビ編集部
この記事の関連キーワード
Don`t copy text!