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【NHKあさイチ】特集「心がほどけるオトナに人気の絵本」で紹介された絵本!まとめ

2025年2月5日のNHKあさイチの特集は、「心がほどける…オトナに人気の絵本」。絵本の魅力を精一杯お伝えすべく、絵本ナビの磯崎編集長もスタジオ生出演しました!

視聴者の方のエピソードや、ゲストの方のコメントで、大人がどんな風に絵本の内容を受け止めているのか、読者の視点からもしっかりと特集された興味深い内容でした。

記事では、放送で取り上げられた絵本をまとめてご紹介しますので、気になった絵本を改めてチェックしてみてくださいね。

 

出演者のMy best絵本は…?

浜島直子さんのMy best絵本

ゲストの浜島直子さんの「イチオシ絵本」。個人的に特別な思い入れのある「愛の絵本」として紹介してくださいました!

 

 

中越典子さんのMy best絵本

1わだけはんたいにあるいたら・・・・・・

一羽だけが仲間の群れと逆方向に歩き始めた・・・新しい世界が展開! 発想の自由をたたえ、独自な生き方を励ます痛快な北欧の絵本。

同じくゲストの中越典子さんのイチオシ絵本はこちら。残念ながら品切れとなっているこの絵本ですが、中越さんの絵本に対するこだわりを感じますよね。

 

 

博多華丸さんのMy best絵本

スイミー 小さなかしこいさかなのはなし

小さな黒い魚スイミーは、広い海で仲間と暮らしていました。ある日、仲間たちが大きな魚にみな食べられてしまいました。一匹だけ残ったスイミーは・・・

MCの華丸さんのイチオシ。水泳部だったからと言いつつ、とても好きなお話だったとおっしゃっていました。

 

 

アナウンサー鈴木菜穂子さんのMy best絵本

ぐるんぱのようちえん

ぐるんぱは、ひとりぼっちの大きなぞうです。ビスケットやさん、靴屋さん、ピアノ工場、自動車工場……。ぐるんぱは、色々な仕事場で一生懸命に働きますが、つくるものが大きすぎて失敗ばかり。そんなときぐるんぱは、子どもがたくさんいるお母さんに出会います。子どもたちの世話をたのまれたぐるんぱは、とても素敵なものを作ります。それはぐるんぱが作った大きなものでたくさんの子どもたちが遊べる、すてきな幼稚園でした。

鈴木アナのイチオシはこちら。「自分のできることを探していけば幸せになれる!」

 

 

アナウンサー浅井理さんのMy best絵本

ぐりとぐら

お料理することと食べることが何より好きな野ねずみのぐりとぐらは、森で大きな卵を見つけました。目玉焼きにしようか卵焼きにしようか考えたすえ、カステラを作ることにしました。でも、卵があまり大きくて運べません。そこでフライパンをもってきて、その場で料理することにしました。カステラを焼くにおいにつられて、森じゅうの動物たちも集まってきます……。みんなの人気者ぐりとぐらは、この絵本で登場しました。

浅井アナはこちら。「今読み返してみても、とにかく可愛い」

 

 

博多大吉さんのMy best絵本

NEW ウォーリーをさがせ!

30歳になった「ウォーリーをさがせ!」の新装版。リニューアルにあたり、イラストやチェックリストを変更。面白さに変化なし、難易度が上がり更にボリュームUP!

MC大吉さんはこちら! 「老眼になった今だからこそ、何が何でも探したくなる」とのこと(笑)。

 

 

絵本ナビ 磯崎園子編集長のMy best絵本

もこ もこもこ

「しーん、もこもこ、にょきにょき」とふくれあがったものは、みるまに大きくなってパチンとはじけた。詩人と異色の画家がおりなす不思議でおかしな絵本の世界。

磯崎編集長がピックアップしたのはこちら。子育て時代のエピソードとともにご紹介しました。

 

 

番組アンケートで最も多くの名前があがったのが…ヨシタケシンスケさん!

「逃げるを肯定してくれた絵本」 (50代 ノリコさん)

にげてさがして 新装版

「よのなかには 
ひどいひとが たくさんいる。

でも、
やさしいひとも たくさんいる。

これは どっちもほんとうだ。」


私たちが生きる世界にはいろいろな人がいて、
それぞれが違う感情や言葉をもっています。

それらは自分だけのものなのに、
大きな流れや「みんな」に飲み込まれて、
自分を大切にできなくなってしまう。

「逃げちゃダメ」と言われることが多い世の中ですが、
どうするかは自分で決めていいし、自分で決めること。

「逃げずに戦うことの大事さを説くお話」がある一方で、
「逃げることで新しい可能性に出会うお話」があってもよいのではないか。
著者のそんな思いが込められた絵本です。

にげて さがして、うごいて うごいて――
ラストは、あなただけの物語に続きます。

「逃げちゃダメ」と言われることが多い世の中ですが、どうするかは自分で決めていいし、自分で決めること。
「この絵本が逃げ出したい気持ちを受け止め、背中を押してくれた」という読者のエピソードとともに紹介されました。

ヨシタケシンスケさんのインタビュー記事はこちらから!

ヨシタケシンスケさんのことをもっと知りたい、もっといろいろな話を聞いてみたいという方のために、絵本ナビに掲載中のヨシタケシンスケさんのインタビュー記事をまとめてみました。
2024年に行った最新の『一年一組せんせいあのね こどものつぶやきセレクション』のインタビューから順にご紹介します。

https://style.ehonnavi.net/ehon/naviinterview/2025/02/06_020.html

「励まされた」という声が多く寄せられた絵本は……?

「焦る気持ちを静めてくれた絵本」(60代 ともこさん)

ぼちぼちいこか

重量級のカバ君は、船乗り、飛行士、ピアニストと、次々に新しい仕事に挑戦しますが?。おかしな結末をユーモラスな絵で語ります。

どうしようもなくて迷った時は。思いつくまでちょっと一休み。
「ま、ぼちぼちいこか。」

原作の「N0」という言葉を大阪弁にしたときの貴重なエピソードも紹介されました。

 

大人気! 「猫の絵本」の絵本作家といえば……?

無の表情が、読者に感情を委ねられる

ネコヅメのよる

ある夜のことです。「まちがいない。こんやだ」「いそげ、いそげ」あっちから、こっちから、猫が集まってきます。みんなが待ちこがれていたものが、もうすぐあらわれます。

「まちがいない。こんやだ」あっちから、こっちから、猫が集まってきます。みんなが待ちこがれていたものが、もうすぐあらわれます……。
作者・町田尚子さんのインタビューとともに、なぜ猫が題材の絵本が多いのか探っていきます。

こちらの「ノラネコ」たちも大人気!

ノラネコぐんだん パンこうじょう

おいしそうなパンが気になるノラネコぐんだん。
ワンワンちゃんのパンこうじょうにしのびこみ、
見よう見まねでパンづくりに挑戦!?

食いしんぼうのノラネコぐんだんが巻き起こす
にぎやか大そうどう!
「こどもMOE」vol.2で大人気のふろくが
絵本になりました。

食いしんぼうのノラネコぐんだんが巻き起こす
にぎやか大そうどう!

「時代とともに変化する」話題の絵本のコーナーで紹介されたのは?

2010年代:「日常を大切にした絵本」

あさになったので まどをあけますよ

なにげない日々の繰り返しの中に幸せがある
新しい1日をむかえるために窓をあける子どもたち。なにげない日々の繰り返し、その中にこそある生きることの喜びを描いた絵本。

2010年代は「日常を大切にした絵本」が多く登場。そのひとつとして紹介されたのはこちらの絵本でした。

2020年以降の注目は「笑い&実用」絵本?

大ピンチずかん

 

もういつピンチが来ても大丈夫だ!

大ピンチを知れば、いつ大ピンチになってもこわくない。
この図鑑は、こどもが出あう世の中のさまざまな大ピンチを、「大ピンチレベル」の大きさと、5段階の「なりやすさ」で分類し、レベルの小さいものから順番に紹介します。また、その大ピンチの対処法や、似ている大ピンチ、大ピンチからさらにおそいかかる大ピンチなど、あらゆる方向から 大ピンチを ときあかします。
・・・などといえば、かたい本に聞こえますが、もちろんそうではありません。期待を裏切らない「のりたけワールド」炸裂で、鋭くもあたたかい観察眼と、思わずふき出すユーモアにあふれた1冊です。

大ピンチというのは、日常生活を送る中で、いつだって突然にやってくる。大人になってみれば小さなピンチに見えることだって、子どもたちから見れば、それは立派な「大ピンチ」。どうのりきればいい?

「生きる軸を教えてくれた」絵本とは…?

最後のページの言葉が胸に響きます。

たいせつなこと

1949年にアメリカで出版されて以来、読みつがれてきた絵本です。「たいせつなこと」とはなにかを、やさしく詩的な文章で語りかけます。

「あなたは、あなた。
 あなたにとって、たいせつなのは……?」
最初は意味がわからなかったけど、繰り返し読むことで考え方は「シンプルでいい」というメッセージを受け取ったという読者の方のエピソードが、とても印象的でした。

あさイチ出演のきっかけとなったのは…この本!

絵本がもっと楽しくなる一冊

はじめての絵本 赤ちゃんから大人まで

「子どもはどんなふうに絵本を読んでいるんだろう?」
絵本ナビ編集長・磯崎園子が、その年齢にしか味わえない「絵本の楽しみ方」を紹介。赤ちゃんから大人まで、絵本と年齢の関係についてわかりやすく解き明かします。

「子どもはどんなふうに絵本を読んでいるんだろう?」
絵本ナビ編集長・磯崎園子が、その年齢にしか味わえない「絵本の楽しみ方」を紹介。赤ちゃんから大人まで、絵本と年齢の関係についてわかりやすく解き明かします。

「大人と絵本」についてもしっかりと書かれています。是非チェックしてみてください♪

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