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『グッスリホテルへようこそ』「寝る前のトイレやはみがきなんてイヤ!」という子のためのユーモア絵本

「寝る前のトイレやはみがきなんてイヤ!」という子のためのユーモア絵本

https://www.ehonnavi.net/ehon00.asp?no=270298

Gakkenから、2025年5月26日(月)に絵本『グッスリホテルへようこそ』が発売されました。「寝る前のトイレやはみがきなんてイヤ!」という子のためのユーモア絵本です。

グッスリホテルへようこそ

グッスリホテルへようこそ

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        寝る前のはみがきやトイレに
   うんざりしている子どもたちのためのユーモア絵本
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ある日とらねこのトントが、旅先で「グッスリホテル」に泊まりました。誰でもぐっすり眠れるというこのホテル、じつは寝る前にしないといけないことがたくさんあるのです。トントはおふろの間やパジャマの間などに次々と案内され、なかなか部屋にたどり着きません。もう~、早くベッドに入ってぐっすり眠りたいよう!

アニメーターや児童書の挿画家としても活躍する、あさくらまやさんの絵本です。寝る前にしなくてはいけないこと(トイレとか歯磨きとか)が面倒でやだ~思う気持ちが、ユーモラスに描かれています。毎晩親に「トイレにいっときなさい」「歯磨きしたの?」と言われてうんざりしている子どもたちなら、きっと共感できると思います。あさくらさんご自身も「寝るための支度」の日頃の葛藤を思い、この作品を思いついたそう。「お風呂に入らなくて後悔することはあっても、入って後悔することはないのにね……(笑)」

*** 『グッスリホテルへようこそ』の見どころ ***

■せっかくホテルに着いたのに、寝る前にお風呂に入れとか、パジャマを着なさいとか、いろいろ注文が多くて、トントがだんだんヘトヘトになっていく様子がおもしろいです。
■グッスリホテルには「おふろの間」「パジャマの間」のほか、どんな部屋が待ち受けているでしょう? トントは部屋にたどり着けるのでしょうか。きつねの支配人が案内するホテルならではの、最後のどんでん返しもお楽しみに!
■「おふろの間」では「ぞうのシャワータイム」があったり、「パジャマの間」では「くもの仕立て屋さん」がパジャマを作ってくれたりと、動物の世界ならではの描写がユニーク。ホテルの内装にもいろいろヒントが描かれているので、お見逃しなく。

*** 対象年齢 ***

読んであげるなら 3歳から
自分で読むなら 小学低学年から

内容紹介

ある日トントが「グッスリホテル」に泊まりました。誰でもぐっすり眠れるというこのホテル、じつは寝る前にしないといけないことがたくさんあるのです。トントは「おふろの間」や「パジャマの間」などに案内され、なかなか部屋にたどり着きません。早く寝たいよう!

森の奥に怪しげなホテルが……
きつねの支配人がお出迎えしてくれました
まずは「おふろの間」に案内されたトント。でも、おふろはきらいで……
「パジャマの間」では、くもがパジャマを編んでくれます
「はみがきの間」では、ハミガキドリが歯をみがいてくれます
トントはどんどんヘトヘトに。いつになったら部屋に案内してもらえるのでしょう?

本書のポイント

1)書店員さんから絶賛の声多数!

全国の書店員さんや児童書専門店の方々から、絶賛のコメントが届いています。「眠り」という、日常的でありながら奇想天外なストーリーに「夜が待ち遠しくなる」「このホテルに泊まりに行きたくなった」「遊び心のある絵が楽しい」という声が続々!この絵本を開くお子さんや保護者の方にも、きっと楽しい絵本体験が待っていることでしょう。

2)まるで「注文の多い料理店」!? 森の奥の怪しいホテル

森の奥にたたずむ怪しいホテル。じつはこのホテル、寝る前にしないといけないことがたくさんあるのです。トントはきつねの支配人に、「おふろの間」や「パジャマの間」などに案内されます。せっかくホテルに着いたのに、寝る前におふろに入れとか、パジャマを着なさいとか注文が多くて、だんだんヘトヘトに。ユーモアたっぷり、かつスリリングなストーリー展開は、まるで「注文の多い料理店」!?トントは無事に、部屋にたどり着けるのでしょうか?きつねのホテルならではの、最後のどんでん返しもお楽しみに。 

3)「寝る前のトイレやはみがきなんてイヤ!」という子のためのユーモア絵本

寝る前のはみがきや、おふろなど、幼児のしつけに苦戦する保護者は多いですね。またおねしょしないように、寝る前にトイレを促すも、なかなか行かず苦労するケースも。寝る前にあれこれ言われ、うんざりする子どもの姿も目に見えるようです。そんな親子なら誰しも共感できること間違いなしなのが本書。著者のあさくらまやさんご自身も「寝るための支度」の日頃の葛藤を思い、この作品を思いついたそう。「さあ、おふろの間へ行くよ~」「今度ははみがきの間だよ」なんて、ユーモアたっぷりに子どもたちをおふろやはみがきに誘うことができれば、きっと夜寝る前の時間も楽しくなることでしょう!

読者モニターからも「面白かった!」の声が続々!

■今朝は4歳の娘と、アンコールもあり3回半くらい読みました。ジェットコースターのところが特に面白かったようで、読み終えたあともずっと絵を見ていました。「おふろの間」のシャンプーのヘッドがぞうさんの形、など細部の遊び心を見つけてうれしそうでした~! 私もおふろ・トイレ・はみがきをさせるのが面倒で仕方ないのですが、きつねの支配人さんのようにエレガントに誘ってみようかな……と思いました。トントの表情も毎見開きかわいくてたまりませんね。(4歳女の子のママ)

 

■5歳の息子には難しいかな? と思ったのですが、すごく真剣な目をして、最後までじっと聞いていました。だいぶ心に残ったようで、何度も読んでと言ってきます。(5歳男の子のママ)

 

■小1の娘が、すごく細かいところまで絵を観察していたことにびっくり。おふろにほかのお客さんも入ってるとか、パジャマの間の扉に蜘蛛のマークがあるとか。とにかくユーモラスで楽しいお話でした!(小1女の子のママ) 

4)著者・あさくらまやさん特別インタビュー

本書の著者・あさくらまやさんのインタビュー記事は、以下のURLからご覧いただけます。作品づくりにまつわるエピソードや、絵本作家としての歩みなどをたっぷり伺いました。

▶あさくらまやさん特別インタビュー

https://gkp-koushiki.gakken.jp/2025/05/23/84037/

 

 

『グッスリホテルへようこそ』は、5月26日発売。寝る前のはみがきやトイレにうんざりしている子どもたちのための、ユーモア絵本。読み聞かせにもぴったりです。ご家庭で、保育園・幼稚園で、ぜひお子さんとお読みください。

書籍紹介

『グッスリホテルへようこそ』

作・絵:あさくらまや

定価:1,540円(税込)

発売日:2025年5月26日

判型:263×196mm/32ページ

電子版:あり

ISBN:978-4-05-206135-6

発行所:株式会社 Gakken

著者プロフィール

作・絵:あさくらまや

東京都生まれ。武蔵野美術大学卒業。フリーのアニメーターとして映像制作に携わりながら、絵本ワークショップ「あとさき塾」で学ぶ。主な絵本に『ピーマンくんえんにいく』(Gakken/おはなしプーカ)、『ブルブルさんとおばけのあかちゃん』(小学館)、『マルコはとなりへおつかいに』(くもん出版/なかであきこ・作)、児童書の挿画に「ふしぎ町のふしぎレストラン」シリーズ(あかね書房/三田村信行・作)などがある。

掲載されている情報は公開当時のものです。
絵本ナビ編集部
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