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荒木博行 × 絵本ナビ編集長!ビジネスに効く「絵本カフェ」Voicyで配信中!

毎日10分で「本」の要約を学べるVoicyの人気番組「荒木博行のBook Cafe」。株式会社学びデザイン代表の荒木さんが、ビジネスパーソンにおすすめしたい過去の名著から最新の書籍まで、その内容を紹介しています。

 

2023年2月からは、番組内に新コーナー「絵本カフェ」が登場! 絵本ナビ編集長の磯崎が3か月に一度、3冊の絵本をピックアップし、荒木さんとじっくりと内容を吟味していきます。

 

番組の主なリスナーは、普段ほとんど絵本に馴染みのないビジネスパーソンです。果たして磯崎が紹介する絵本に対し、リスナーの方々がどのように反応し、受け止められるのでしょう。

 

この記事では、過去に配信された番組のリンクをまとめて掲載していきます。荒木さんの思いもよらない解釈や、リスナーの皆さんの新鮮なコメント、そして3冊並べることで浮かびあがってくるテーマなど、「ビジネスパーソン×絵本」によって生まれる化学反応をぜひ味わってみてください。

荒木博行×磯崎編集長 ビジネスに効く「絵本カフェ」

最新回で紹介された絵本は……?

2日に渡って紹介する絵本は3冊。聴きながら共通するテーマを考えてみてくださいね。どんなキーワードが浮かびあがってくるでしょう。

2025年9月12、13日配信

https://voicy.jp/channel/794/7074294?share.ref=https:%2F%2Ft.co%2F

最近いつじっと物事を観察した?『じーっ』

じーっ

ガラスにほっぺをくっつけて、こちらを「じーっ」と見つめている男の子。いったい彼の視線の先には、なにがあるのでしょう?

青い空に雲を描きながら、まっすぐに飛んでいく飛行機。屋根の上でうたっている鳥の親子。あるいは、自分の手の甲に映るひかりのゆらめき……。

学校で、外で、部屋の中で、あるいは車の中で。時間を忘れて「じーっ」と何かをただ見つめ続ける男の子の顔。そしてページをめくれば、交互に登場するのが彼の見ている世界。そこには私たちが忘れていたような、かつて心を掴まれていたに違いない、小さな驚きや、きらめく瞬間がぎゅっと凝縮されたような風景があらわれます。

「じーっ」。

この言葉から思い出されるのは……(続きはこちら

https://voicy.jp/channel/794/7073807?share.ref=https:%2F%2Ft.co%2F

次のステージに行く必要ある?『くも』『ガマ千びき いわな千びき』

くも

空に現れる「くも」。大きな空を悠々と歩くその姿を女の子はいつも見つめています。晴れの日、雨の日、夕暮れどき、嵐の夜……、くもはなにを考えているのかなあ、楽しいのかなあ、ともだちになれるかなあ、と。
雲を見つめる女の子のモノローグで綴られる一冊。この本を読んだ後に、雲の見え方が少し変わるかもしれません。

ガマ千びき イワナ千びき

滝を登ろうとしては、途中で落ちてしまうイワナ。ガマは「登れっこないよ」と呆れつつも、イワナのひたむきさに憧れもしていた。そして、ある大嵐の日、ついにイワナは、滝を登っていってしまう。残されたガマがとった行動は?

過去配信分もこちらから聴くことができます!

絵本を読んでから聴くのも、対談を聞いてから読むのも、どちらもオススメです! 気になる絵本があったら、ぜひ手に取ってみてください。凝り固まっていた考えから解放されることもあるはず?

2025年6月20、21日配信

https://voicy.jp/channel/794/6774469?share.ref=https:%2F%2Ft.co%2F

あなたの生きる目的は何? 『チリンのすず』

チリンのすず

生まれたばかりの子羊、チリン。ある日狼のウォーが牧場を襲い、母羊が死んでしまいます。チリンは強くなるために、お母さんのかたきである狼のウォーに弟子入りすることに。成長しけだものとなったチリンは、ついに復讐を果たしますが…。

https://voicy.jp/channel/794/6775339?share.ref=https:%2F%2Ft.co%2F

ディストピア的世界観からキャリアを考える 『やばっ!』『セミ』

やばっ!

草木はかれ、いきものはいなくなり荒れ果てた地球。人々は月に逃げ、ひとり残ったぼく。影にみちびかれ、危険をすりぬけながら、ぼくはどこへむかうのか。トミー・ウンゲラー最後の絵本。

セミ

セミが人間と一緒に会社で働いている。誰からも認めらず昇進もせず、それでも17年間コツコツと……。 誰の心にも残る、印象的な、静かで過激な問題作。

2025年3月17、18日配信

https://voicy.jp/channel/794/6519281?share.ref=https:%2F%2Ft.co%2F

これは夢か現実か? 絵本カフェ『おはよう』

おはよう

「さんかく と しかく と まる が そろうと すごいことが なんとなく おこっているのです!」
100%ORANGE・及川賢治が贈る、“なんとなく” すごい絵本!?
夜、眠れない「ぼく」の前に現れたのは……

https://voicy.jp/channel/794/6518865?share.ref=https:%2F%2Ft.co%2F

誤読可能な絵本ばかり 『ふしぎなナイフ』『でっこりぼっこり』

ふしぎなナイフ

なんのへんてつもない1本のナイフ。ぺージをめくっていくと、ナイフがまがる。おれる。とける。ちらばる。そしてのびてはちぢんで、どんどんふくらむ。不思議な絵本の世界。

でっこりぼっこり

徹頭徹尾役にたたない絵本、ここにあり。
なにが でっこりで、どこが ぼっこりなのか、それは見てからのお楽しみ。
俊英、高畠那生(たかばたけなお)ならではの発想。
「こんな馬鹿馬鹿しい絵本、はじめてみた!」
そんな気持ちになれる一冊です。

2024年12月9、10日配信

https://voicy.jp/channel/794/6253304?share.ref=https:%2F%2Ft.co%2F

僕らも実はクマなんじゃないか? 『ぼくはくまのままでいたかったのに……』

削除 ぼくはくまのままでいたかったのに……〈新版〉

人間の身勝手さによって変貌していく自然と、
そこで生きる一匹のくまの姿を
風刺をこめて描きだします。
心ゆさぶる名作復刊!

https://voicy.jp/channel/794/6253828?share.ref=https:%2F%2Ft.co%2F

『ぼくらにできないことはない』『ひとのなみだ』

ぼくらにできないことはない

宇宙船にのってやってきたぼくら。いっしょに乗れたのは、ママと大好きな犬のキングだけ。パパはここにいない。遠いところで、パパはどうしてるのかな・・・・・・。家族とはなればなれになってしまった2人の、少し切なくておかしな日常。自分を信じる勇気をくれる、アストリッド・リンドグレーン記念文学賞作家が描く希望の絵本。

ひとのなみだ

ロボットの兵隊が戦争に行く世界で、ぼくたちは安心して暮らしているはずだった。
非戦と平和への願いを込めて、詩人・内田麟太郎が描く近未来とは──。

2024年9月10、11日配信

https://voicy.jp/channel/794/6039573?share.ref=https:%2F%2Ft.co%2F

ユクスキュルの「環世界」に通じる話『ねえねえ、なに見てる?』

ねえねえ、なに見てる?

科学者のママ、ゲーム好きのパパ、音楽家のおじさん…同じ場にいても、見ているもの、その見え方は全く違う。食卓を囲む家族の異なる世界を描く、多様性と共感について知るユニークな絵本。

https://voicy.jp/channel/794/6043319?share.ref=https:%2F%2Ft.co%2F

ごめんよ、僕にはまだ帰れる所があるんだ。こんなに嬉しいことはない。絵本カフェ『こっぷ』『ここは』

こっぷ

こっぷ

文:谷川 俊太郎
写真:今村 昌昭
アートディレクション:日下 弘
出版社: 福音館書店

昔から世界中で作られてきたコップは、飲み物を入れる道具ですがそれだけではありません。見方を変えると、色々なことが見えてきます。1つのコップから世界が広がる写真絵本です。

ここは

「ここは、ぼくのまんなかです。」――最果タヒが及川賢治(100%ORANGE)と贈る、初の絵本が登場! いま、世界に届けたい、優しく力強いメッセージ。

2024年6月6、7日配信

https://voicy.jp/channel/794/1265156?share.ref=https:%2F%2Ft.co%2F

限りある資源をどうシェアする?『わたしたちのケーキのわけかた』

わたしたちのケーキのわけかた

わたしたちは5人きょうだい。だから、なんだって5で分けなくてはなりません。牛乳1本、ひとふくろのお菓子、りんごにチキン、せんぷうき、キックボードも、たった一人のおじさんも。ほしいものを手にするために、きょうだいそれぞれが知恵をしぼり、個数や体積、角度や時間をすばやく考慮しながら、言葉をつくしてアピールしたり、算数を駆使したり、道具を工夫したりして、毎日たくましくサバイバルしているのです!

https://voicy.jp/channel/794/1115207?share.ref=https:%2F%2Ft.co%2F

所有ってなんだろう?『ねずみくんのチョッキ』『どうぞのいす』

ねずみくんのチョッキ

おかあさんがあんでくれた赤いチョッキをきたねずみくん。
そこへ動物たちがやってきて、「ちょっときせてよ」とつぎつぎにチョッキを着ていきます。あらあら、チョッキはどんどんのびて・・・

どうぞのいす

うさぎさんが作った椅子をめぐって次々に繰り広げられるとりかえっこ。「どうぞ」にこめられたやさしさが伝わってくるロングセラー絵本。

2024年3月11、12日配信

https://voicy.jp/channel/794/743557?share.ref=https:%2F%2Ft.co%2F

自分に勝手に足枷をはめていないか? 『ちいさな木』

ちいさな木

町はずれの寂しい道に、ポツンと1本の木が生えていました。もう何年もそこにいましたが、ずっと小さいままでした。あるとき、1匹のみすぼらしい犬がやってきました。「ぼく、家出したんだよ。これから、じぶんのすきなところへ行くんだ。きみも、いっしょに行こうよ」。そういわれた木は……。

https://voicy.jp/channel/794/743558

『わたしクリスマスツリー』『木にとまりたかった木のはなし』

新版 わたし クリスマスツリー

きれいな町に行って、クリスマスツリーになりたいと夢みる「もみの木」。町の人がむかえに来てくれると信じていたのに、季節は過ぎていきます。やがて、ほかのもみの木をのせた貨物列車が走っていったと知らされた「もみの木」は走り出して……。
 

木にとまりたかった木のはなし

「みなさんだって、木にとまってみたいとおもうでしょ。これは、そうおもってる 女の人がつくった おはなしです」――黒柳徹子さんが、大好きな武井武雄さんの絵で贈る、唯一の絵本。

2023年12月8、9日配信

https://voicy.jp/channel/794/673965?share.ref=https:%2F%2Ft.co%2F

蜘蛛の巣の美しさと儚さ『きみが生きるいまのおはなし』

きみが 生きる いまの おはなし

『チクタク チクタク 時計の音がきこえてくるよ。時計やカレンダーの数字は、時間や月日を おしえてくれる。でも、時間って なんだろう?』時間は、花が咲くことかもしれないし、髪を切ることかもしれないし、パンがふくらむことかもしれない。みんな同じ「時間」なのに、いろんな顔を持っている。目には見えない「時間」を、親しみやすく表現した絵本。

https://voicy.jp/channel/794/674022?share.ref=https:%2F%2Ft.co%2F

『すなのたね』『橋の上で』

すなのたね

こぼれおちた砂の粒からどんどんとイメージを広げていく女の子。砂の種と名づけてどんなものができるのか弟と楽しそうに話していきます。パラソルの畑になるのかな?風車がいっぱいの畑になるのかな?アイスクリームの畑もいいね……。小さな砂粒をきっかけに、想像の世界を広げていく夏の絵本。

橋の上で

学校帰り、ぼくはひとりで川の水を見ていた。そこに雪柄のセーターのおじさんがあらわれて、ふしぎなことをおしえてくれた……名作『くまとやまねこ』の夢のコンビで贈る、いのちの物語。

2023年9月7、8日配信

https://voicy.jp/channel/794/605742?share.ref=https:%2F%2Ft.co%2F

大切なのは「退屈さ」『なんにもおきないまほうのいちにち』

なんにもおきない まほうのいちにち

そとは雨だし、森しかない。こんなタイクツな場所、ゲームがなきゃやってられない。それなのに、大切なゲーム機をなくしちゃった!予期せずはじまった、森での冒険。だけどそれは… まほうのような さいこうの1日の はじまりだった。

https://voicy.jp/channel/794/605744

キーワードは「スケジュール」『だーれもいないだーれもいない』『おしえてくれる?わたしのなまえ』

だーれもいない だ-れもいない

コッコさんがお昼寝から目をさますと、だーれもいない、だーれもいない。庭に出ると、風や雲や山鳩が、「だーれもいないの コッコさん」と聞きます。コッコさんの寂しさが高まったとき、「コッコさーん おきてたのー」と、ちょっと買い物に行っていたお母さんの声。コッコさんはお母さんに思いっきり抱っこして泣きました。ほっと安心のうれしい涙でした。

おしえてくれる? わたしのなまえ

ある日、グレースは
おかあさんが焼いたケーキを一切れ、
おとなりのフィリスさんに
もっていきました──

少女と、記憶をなくしかけたおばあさんとの、
さりげない、でも、たしかな友情を描いた一冊。

2023年5月26、27日配信

https://voicy.jp/channel/794/534819

『はじめての絵本』『ちらかしさんとおかたしさん』

はじめての絵本 赤ちゃんから大人まで

「子どもはどんなふうに絵本を読んでいるんだろう?」
絵本ナビ編集長・磯崎園子が、その年齢にしか味わえない「絵本の楽しみ方」を紹介。赤ちゃんから大人まで、絵本と年齢の関係についてわかりやすく解き明かします。

ちらかしさんとおかたしさん

出したら出しっぱなし、開けたら開けっぱなし。次から次へと新しいこと、楽しい事に夢中になっちゃう、ちらかしさん。ひとつ、ひとつなんでも丁寧。いつもやさしく落ち着いて、みごとな片づけっぷりの、おかたしさん。でもふたりはいつも一緒。お互いが必要で、大好きなのです…。

https://voicy.jp/channel/794/534914

『えんどうまめばあさんとそらまめじいさんいそがしい毎日』『うろおぼえ一家のパーティー』

えんどうまめばあさんとそらまめじいさんの いそがしい毎日

小さな家にえんどうまめばあさんと、そらまめじいさんが仲良く暮らしています。二人ともそれは働き者なのですが、ひとつだけ困ったところがあります。何かをやっている途中でも、他にしたいことを見つけると、すぐにやらないと気が済まないのです……。

うろおぼえ一家のパーティー

とある一家は、家族全員、揃いも揃ってうろおぼえ。まもなく誰かの何かのお祝いの日なのですが、いざパーティーを開こうとすると、誰の何のお祝いだったか?…やっぱりうろおぼえ。けれどお祝いしたい気持ちは本物なのです…。

https://voicy.jp/channel/794/479135

あなたは何のために生きているの? 『なんなんなん?』

なんなんなん?

「なんなんなん?」とは、「なんのために生きているの?」という問いかけ。人生に大切なものは、人それぞれ違います。主人公の少年は、おばちゃんに聞きます。「なんなんなんのため?」と。おばあちゃんは、「それは自分で探さなくちゃいけないよ」と答えました。
 

https://voicy.jp/channel/794/479136

『ことばとふたり』『たまごのはなし』

ことばとふたり

ことばを知らない生きものがいた。喜びも悲しみもぜんぶ感じていたけれど、それをなんというのか知らなかった。苦しくてつらいとき、ことばを知っている生きものと出会った。気もちを表すことばを、はじめて知った――。

たまごのはなし

注目の絵本作家、しおたにまみこ初の絵童話!ある日とつぜん目をさましたたまご。はじめて歩き、はじめて話す。マシュマロを起こして、キッチンの台を降り、探検にも出かけます。読めばよむほどに引きこまれる不思議なお話を、3話収録。

荒木 博行(あらきひろゆき)

 

住友商事、グロービス(経営大学院副研究科長)を経て、株式会社学びデザインを設立。
フライヤーなどスタートアップのアドバイザーとして関わる他、絵本ナビの社外取締役、武蔵野大学、金沢工業大学大学院、グロービス経営大学院などで教員活動も行う。
北海道にある株式会社COASや一般社団法人うらほろ樂舎にも関わり、学びの事業化を通じた地方創生にも関与する。
著書に『努力の地図』(クロスメディア)、『構造化思考のレッスン』(d21)、『裸眼思考』(かんき出版)、『独学の地図』(東洋経済新報社)、『自分の頭で考える読書』(日本実業出版社)、『藁を手に旅に出よう』(文藝春秋)、『見るだけでわかる! ビジネス書図鑑』、シリーズ(ディスカヴァー・トゥウェンティワン)、『世界「倒産」図鑑』『世界「失敗」製品図鑑』など多数。
Voicy「荒木博行のbook cafe」、Podcast「超相対性理論」のパーソナリティ。
荒木博行オフィシャルサイト: https://manabi-design.jp/

磯崎 園子(いそざき そのこ)

絵本情報サイト「絵本ナビ」編集長。著書に『はじめての絵本 赤ちゃんから大人まで』(ほるぷ出版)、『ママの心に寄りそう絵本たち』(自由国民社)、監修に『父母&保育園の先生おすすめの赤ちゃん絵本200冊』『父母&保育園の先生おすすめのシリーズ絵本200冊』(玄光社)がある。

掲載されている情報は公開当時のものです。
絵本ナビ編集部
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