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第45回講談社絵本新人賞受賞作『どんぐりず』発売1週間で重版決定!

一度見たら忘れられないインパクト!子どもたちが笑顔になる絵本!

https://www.ehonnavi.net/ehon00.asp?no=270807 絵本『どんぐりず』(作・秦直也 講談社) 表紙のどんぐりたちは左から順番になんと言っているでしょう?

講談社から、2025年8月28日に絵本『どんぐりず』が発売されました。

どんぐりず

どんぐりず

第45回講談社絵本新人賞受賞作! 発売1週間で重版決定!

どんぐり ころころ どんぐり、ほっ! 
どんぐり ごろごろ どんぐり、よいしょ!
一度見たら忘れられない、かわいいどんぐり5人組のよーいどん!

かがくいひろし、石川基子、玉田美知子など、人気作家を数多く輩出してきた「講談社絵本新人賞」注目の第45回受賞作が絵本になりました。
どんぐり5人組が、木から落ちて着地するまで、まるで運動会のようなゆかいな道のり。
走って「ころころ」、ころんで「ずこーっ、」泳いで「ばしゃばしゃ」、読みきかせすれば、子どもたちはどんぐりになったつもりで、ころころ、ぐらぐら、ばしゃばしゃと、あっちこっちへ大冒険! 
子どもたちが、ぱっと笑顔になる絵本です。
さて、インパクト抜群の鉛筆画のどんぐりたちですが、表紙では左から順番に、なんと言っているでしょう?

大注目の「講談社絵本新人賞」受賞作!

1979年に創設された「講談社絵本新人賞」は、かがくいひろし、シゲタサヤカ、石川基子、玉田美知子など、数多くの人気作家を輩出してきました。絵本作家の登竜門として知られるようになった「講談社絵本新人賞」の2024年第45回受賞作が、この『どんぐりず』です。

発売後1週間でたちまち重版!

「ほっ」「よいしょ」「ずこーっ」など楽しいかけ声とともに描かれる、どんぐりたちのゆかいな表情。幼稚園で子どもたちに読み聞かせをしたところ、いっしょに声を出したり、どんぐりずたちのポーズのまねをしたり、子どもたちが「どんぐりの気持ち」になって絵本を読んでいるのが伝わってきました。全国の書店さんから注文があり、発売後1週間で重版がかかりました!

「全国訪問おはなし隊」による、幼稚園での『どんぐりず』読み聞かせの様子

木から落ちて着地するまでに、どんぐりは大冒険をしているのです! 

子どもたちが「どんぐりの気持ち」になって、大冒険をする絵本!

そもそも子どもたちは、どんぐりが大好き。あの小さなどんぐりという存在に、たちまち感情移入してしまいます。ちいさなどんぐり5人組が、木から落ちて着地するまで、まるで運動会のように、走ってころんで泳いで飛び跳ねて……。

読めばどんぐりになったつもりで、ころころ、ぐらぐら、ばしゃばしゃと、あっちこっちへページをかけぬければ大冒険の気分に!どんぐりの動きをユーモラスに描き出した、インパクト抜群の鉛筆画にも大注目です!

作者の秦直也さんは……

2015年からイラストレーターとして活動をはじめた秦直也さんは、2017年からライフワークとしてSNSに毎日1枚、動物の大喜利のようなイラストをアップしています。その投稿に魅了されフォロワーとなる人が続出。

そんな秦直也さんも、何年か前から絵本に挑戦していたもののなかなか出版へ至らず、自力で最後まで考えられた唯一の絵本が「どんぐりず」だったそうです。

5人のどんぐりのうち、のんびり屋なのは赤いハチマキのどんぐり。秦さんは「ドジで目立たない私が一等賞を取れるなんて」と赤どんぐりに自分を重ね、「赤いハチマキのどんぐりのようにこれからも諦めず走り続けていきたい」と静かに意気込みを語ります。

絵本作家としての道を歩み始めた秦直也さんに、ぜひ応援のお力をお願いいたします!

作者:秦直也(はた なおや)

1981年、兵庫県生まれ。大阪芸術大学建築学科卒業。2024年、『どんぐりず』で、第45回講談社絵本新人賞受賞。絵本に『いっぽうそのころ』、著作に塗り絵ポストカードブック『おしごとどうぶつ 編』などがある。

掲載されている情報は公開当時のものです。
絵本ナビ編集部
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