鈴⽊のりたけ「⼤ピンチ展!プラス」がいよいよ2025年10⽉8⽇~12⽉7⽇、PLAY! MUSEUMにて開催!

絵本作家の鈴⽊のりたけによる、⼦どもが⽣活の中で遭遇するさまざまなピンチを描いた、シリーズ累計250万部を突破したミリオンセラーの絵本『⼤ピンチずかん』(⼩学館)。本展は、鈴⽊のりたけ自らが考案し、制作した「ピンチ・エンターテインメント」で来場者は絵本の中を巡るように遊べます。全国巡回の⽴ち上がりとなった横浜会場で4万⼈超の動員を記録。会場には⼦どもと⼤⼈の笑顔があふれ、SNSでも話題沸騰となりました。さらにPLAY! MUSEUMでは限定で、デビュー作品の絵本原画や、『⼤ピンチずかん』のラフスケッチなどの特別展⽰と、絵本や展⽰から着想を得たコラボメニューが楽しめるカフェがプラスされ、鈴⽊のりたけ「⼤ピンチ展!プラス」としてお楽しみいただけます。
「おもしろがるとせかいがひろがる」をモットーとする鈴⽊のりたけが新たな領域に挑んだ本展は、我を忘れて夢中になる、遊びの原点が詰まっています。
本記事では、本展の魅力とみどころをたっぷりお伝えします。
⼤ピンチ展! 3つの楽しみ⽅!
1.ミリオンセラーの絵本「⼤ピンチずかん」をリアルに体験できる 「ピンチ・エンターテインメント」
その①「みるピンチ!」
特⼤ピンチを楽しもう
こぼれた⽜乳や倒れそうなケーキ、⽝のフン。そんな⼤ピンチを巨⼤化すれば、ピンチもますます拡⼤します。特⼤のピンチを近くでじっくりと眺めると不安な気持ちと共に、絵としてのおもしろさも体感できます。
倒れそうなケーキ

その②「なるピンチ!」
ピンチを遊びで乗り越えよう
パンが焦げてしまったら、⿊こげで絵を描こう。トイレが使⽤中なら、ノックして話しかけてみよう。 蜘蛛の巣に引っ掛かったら遊ぼう。ピンチに遭遇したら遊びで乗り越えてしまいましょう。
蜘蛛の巣に引っ掛かったら遊ぼう。

その③「かんがえるピンチ!」
オリジナルのピンチをつくってみよう
「だれが・どこで・なにを・どうした」の4種類の⾔葉を組み合わせて⽣まれる偶然のピンチを笑い⾶ばす「⼤ピンチバー」。男の⼦の全⾝を襲うピンチの組み合わせを楽しむ「⼤ピンチブロック」。参加して考え、来場者が⼀緒に楽しめるピンチです。
男の⼦の全⾝を襲うピンチの組み合わせを楽しむ「⼤ピンチブロック」

その④「とびこむピンチ!」
全⾝でピンチを体験しよう
ピンチに遭ったらその懐に⾶び込んでしまおう!『⼤ピンチずかん』の男の⼦が⽜乳をこぼしたシーンを⽴体化し、ピンチの真っ只中を体験できます。

2.PLAY! MUSEUM限定 特別展⽰とカフェをプラス!
デビュー作の絵本原画や『⼤ピンチずかん』のラフスケッチも
デビュー作『ケチャップマン』(2008年/⽂芸社ビジュアルアート、2015 年復刊/ブロンズ新社)から名作『しごとば』『たべもんどう』(いずれもブロンズ新社)の絵本原画約30点以上、『 大ピンチずかん』や本展の制作過程を⾒ることができる貴重なラフスケッチを特別展⽰。全国巡回での、PLAY! MUSEUM限定の特別展⽰で、鈴⽊のりたけさんの「絵の世界」もお楽しみいただけます。あわせてオリジナル限定メニューが揃ったカフェも、PLAY! MUSEUM限定で登場します。

3.限定グッズも充実! ピンチをたくさん持ち帰る!
展覧会図録『⼤ピンチを楽しむ』をはじめ、⼤ピンチブロックや⼤ピンチへんなふくカードなど、展⽰コンテンツをグッズ化したアイテムや、キービジュアルをあしらったTシャツやバッグなど、「ピンチ・エンターテインメント」を持ち帰ることができる限定グッズを数多く取り揃えました。『大ピンチずかん』をはじめとする鈴⽊のりたけの絵本や、SNSで⼈気の⽝たちの⼤ピンチを集めた、公式パロディ本『⽝ピンチずかん』(ブルーシープ刊)も販売されます。



ミリオンセラー絵本『⼤ピンチずかん』とは?
「ああ、しまった!」。⼈は⽇々、さまざまなピンチに遭遇します。鈴⽊のりたけが息⼦の⼤ピンチからヒントを得て作った絵本『⼤ピンチずかん』(⼩学館)は、多くの共感を呼びミリオンセラーとなりました。2025年4⽉には最新刊『⼤ピンチずかん3』が出版され、その勢いは⽌まりません。
「大ピンチずかん」シリーズ、好評販売中!
『大ピンチずかん』
「ああ、もうダメだ。おわった。これは大ピンチだ!」
きみがそう思うのはどんな時?飲もうと思って注いだ牛乳がこぼれた。ガムをのんだ。テープのはしが見つからない。ゲームの充電ができてない……。
大ピンチというのは、日常生活を送る中で、いつだって突然にやってくる。大人になってみれば小さなピンチに見えることだって、子どもたちから見れば、それは立派な「大ピンチ」。どうのりきればいい?
鈴木のりたけさんの最新作は、そんな大ピンチを徹底解説してくれる「大ピンチの図鑑」。そんなの見たことも聞いたこともない。でもすごく面白いのだ。よくあるピンチ、笑っちゃうピンチ、冷や汗のでるピンチからなぜか哀愁を感じるピンチまで。それぞれに「大ピンチレベル」や「なりやすさの5段階分類」、ちょっとした対処法までついている。この1冊で、もういつピンチが来ても大丈夫だ。……って、本当かな。笑っちゃうけど、意外と役に立つかも!?
きみたちが大きくなれば、大ピンチもどんどんやってくる。でも、きみならきっと乗り越えられる。どーんと背中を押してくれる1冊です。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
『大ピンチずかん2』
ピンチはまだまだ終わらない!? 鈴木のりたけさんによる大人気絵本『大ピンチずかん』の続編は、『大ピンチずかん2』。日常の中のふとした拍子に、子どもたちが陥りやすい大ピンチがさらにパワーアップして登場です。
「せっかくの誕生日ケーキが倒れそう」から始まり、「落ちた消しゴムが見つからない」や「ごはんつぶをふんだ」、「冷凍庫があかない」、「先生におかあさんといってしまった」など、大ピンチレベルをどんどん上げていきながら続きます。
今回からは「大ピンチグラフ」なるものが採用され、ピンチの理由をわかりやすく解明。その原因を「イライラ」「ドキドキ」「ふあん」「はずかしい」など、6つの要素で示すことにより、対処方法も進化していきます。さらに「そっくり大ピンチ」や「大ピンチクイズ」など、おまけの情報も盛りだくさん。共感してうなずいたり、爆笑したり、ひやっとしたり、読んでいるだけでも、その感情が目まぐるしく揺さぶられていくことでしょう。
けれど段々と気がついていくのです。ピンチって、もしかしたら自分の気持ちと大きく関係している? それさえわかれば、乗り越えられるのかも?さあ、きみも。この絵本を読んで、突然の大ピンチに備えてみよう!
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
鈴木のりたけさんプロフィール

1975年、静岡県浜松市生まれ。会社員、グラフィックデザイナーを経て、絵本作家に。『ぼくのトイレ』(PHP研究所)で第17回日本絵本賞読者賞、『しごとば 東京スカイツリー®』(ブロンズ新社)で第62回小学館児童出版文化賞、『大ピンチずかん』(小学館)で第6回未来屋えほん大賞・第13回リブロ絵本大賞・第15回MOE絵本屋さん大賞を受賞。また2022年に第2回やなせたかし文化賞を受賞した。ほかの作品に『おしりをしりたい』(小学館)、『す~べりだい』(PHP研究所)、『ねるじかん』(アリス館)など多数。
本展開催に寄せてのメッセージ
―絵本のおもしろさを、さらに展覧会へと広げます。 絵本原画やスケッチもプラス。PLAY!で⼤ピンチを体験してください!―
絵本「⼤ピンチずかん」でみなさんと共有した「うん、それそれ!」や「わたしもあるある!」を、展覧会でも楽しみたい。⼈が集まって互いに影響を及ぼしあう、リアルの場だからこそ⽣まれる価値ってなんだろう。そんなミッションに⽴ち向かって、あれこれ考えること1年。ついに出来ました。「⾒て」「触って」「考える」からおもしろい、⼤ピンチで思いっきり遊ぶ展覧会です。 ぜひ体験してください! 鈴⽊のりたけ
展覧会概要
鈴木のりたけ「大ピンチ展!プラス」
チケット・利用案内について詳しくはこちら
会 期:2025年10⽉8⽇㊌―12⽉7⽇㊐ 無休
会 場:PLAY! MUSEUM(東京・⽴川)
開館時間:10:00−17:00(⼊場は16:30まで) *⼟⽇祝は18:00(⼊場は17:30まで)
⼊ 場 料:⼀般 1,500 円 、⼤学⽣1,000 円、⾼校⽣ 800 円、中・⼩学⽣ 600 円
所 在 地:東京都⽴川市緑町3-1 GREEN SPRINGS W3 棟 2F Tel. 042-518-9625
ウェブサイト:https://play2020.jp/article/pinch/
主 催:PLAY! MUSEUM
企画協⼒:JR東海エージェンシー
いかがでしたか。写真で様子を見るだけでワクワクしてきますね。
親子の秋のお出かけにイチオシの展覧会! ぜひ足を運んでみませんか。
編集:秋山朋恵(絵本ナビ副編集長)
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