『大ピンチずかん』作者・鈴木のりたけ、初のインタビュー本刊行!『大ピンチを楽しむ』、2025年9月22日発売
新しい価値づくりに挑戦する人々へのヒントとエールに満ちた一冊
ブルーシープ株式会社から、ミリオンセラー『大ピンチずかん』の作者・鈴木のりたけさんが、自身の創作を語り尽くしたインタビュー本『大ピンチを楽しむ』が、2025年9月22日(月)に刊行されます。
子どもが陥る「大ピンチ」をユーモアたっぷりに描く絵本「大ピンチずかん」シリーズ(小学館)。今春刊行された『大ピンチずかん3』でも勢いはとどまることを知らず、2025年上半期の総合・児童書部門で第1位を獲得*。シリーズあわせて絵本賞など13冠を達成し、累計部数は270万部**を突破するなど、共感の輪が広がり続けています。
本書は、作者の鈴木のりたけさんへのインタビューを通して、『大ピンチずかん』誕生の背景から創作の舞台裏、思考の変遷までを、ラフ画やスケッチとともに収録。さらに、今夏全国巡回が始まった体験型展覧会「大ピンチ展!」のメイキングや、子ども時代から絵本作家となるまでの歩み、絵本作りの哲学などもたっぷり紹介します。
鈴木のりたけさんの言葉の数々から、ミリオンセラーを生み出す源泉となった、子どもや大人への眼差し、現代社会との交わり、そしてあくなき探究心を垣間見ることができます。
「大ピンチずかん」シリーズのファンはもちろん、絵本やエンターテインメントなどで新しい価値づくりに挑戦する人々へのヒントとエールに満ちた一冊です。
*日販調べ **2025年9月調べ
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大ピンチを楽しむ
「大ピンチ」はどこまで行く?
子どもが直面するさまざまなピンチをユーモラスに描き、ミリオンセラーとなった絵本「大ピンチずかん」シリーズ。本書は、2025年7月からはじまる体験型の展覧会「大ピンチ展!」の公式図録です。
作者・鈴木のりたけへのインタビューを通して、ミリオンセラーとなったシリーズ誕生の背景から、創作の舞台裏、思考の変遷までをラフ画やスケッチとともに丁寧に記録した1冊です。ヒットの理由を探る鈴木自身の言葉から、作品のさらなる魅力と創作の深層に迫ります。
後半では、「大ピンチ展!」のメイキングや、絵本作家の原点でもある子ども時代のエピソード、人気絵本作家となるまでの経緯、そして15年の創作を通して追求してきた絵本づくりの哲学までを余すところなく紹介します。
『大ピンチずかん』シリーズのファンはもちろん、ものづくりに携わるすべての人に向けた、創作のヒントとエールがつまった“ピンチ・エンターテインメントブック”です。
鈴木のりたけさんのプロフィールをご紹介
2025年3月7日 NHK「あさイチ-プレミアムトーク」出演
2025年7月22日「徹子の部屋」出演 ほかメディア露出多数
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1975年、静岡県浜松市生まれ。グラフィックデザイナーを経て絵本作家になる。『ぼくのトイレ』(PHP研究所)で第17回日本絵本賞読者賞。『しごとば 東京スカイツリー』(ブロンズ新社)で第62回小学館児童出版文化賞。第2回やなせたかし文化賞受賞。『大ピンチずかん』(小学館)で第15回MOE 絵本屋さん大賞2022第1位。『大ピンチずかん2』で第17回MOE絵本屋さん大賞2024第1位。ほかの作品に「しごとば」シリーズ、『たべもんどう』「おでこはめえほん」シリーズ(ブロンズ新社)、『ぼくのおふろ』『す~べりだい』『ぶららんこ』(PHP研究所)、『おしりをしりたい』(小学館)、『かわ』(幻冬舎)、『とんでもない』『なんでもない』(アリス館)、『うちゅうずし』(角川書店)、『たれてる』(ポプラ社)などがある。千葉県在住。2男1女の父。
【本書の特徴と構成】
『大ピンチずかん』の誕生秘話から作者の型破りなキャリアまで、42のトピックスを作者の肉声で紹介
『大ピンチずかん』は、子どもたちのピンチを観察して生まれました。手がかりは、ピンチに遭った子どもたちの、胸がキュンとするような愛らしさでした。人は、実際のパーソナルなことにこそ共感します。『大ピンチずかん』は、ピンチへの共感が本から飛び出し連鎖して、みんなのものとなって、広がり続けています。(本書より)
ぼくはそれまで、多くの人に伝わるように絵本を作っていたのですが、子どもたちと触れ合いメモを作る中で、パーソナルなことの面白さとその幸せを発見しました。価値観が180 度転換したような気がしました。自分が生活の中で楽しんでいるものこそ、知らない誰かが共感するものではないか。ここから何かできるんじゃないかと、メモ作りに力が入りました。(本書より)
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構成と主なトピックス
『大ピンチずかん』の誕生
・スマホのメモから始まった
・パーソナルな面白さを発見した
・自分を壊す決意表明
・図鑑のスタイルを磨く
・主人公は名前のない「男の子」
・快進撃がはじまった
・子どもの愛おしさ
・親しみやすい絵 ほか
『大ピンチずかん2・3』の誕生
・やるしかない!
・もっと面白くできる!
・直接読者に語りかける本
・いつでもメモをする ほか
「大ピンチ展」の誕生
・絵本の立体化はつまらない!
・「ピンチ・エンターテインメント」を創造する
・コンセプトがアイデアを生む
・もっともっと「みんなのもの」にしたい
・幸せの「大ピンチブロック」 ほか
鈴木のりたけの秘密
・サラリーマンになって、辞めた。
・本気で絵を描き始めて
・ポジティブな明日を作る
・徹底的に叩いて仕上げる ほか
書籍紹介
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『大ピンチを楽しむ』
定価:税込1,980円(本体1,800+税)
語り・絵:鈴木のりたけ
インタビュー・構成:草刈大介 編集:大渕蜜 デザイン:漆原悠一(tento)
協力:株式会社小学館
仕様:B6変型、コデックス装、ケース入り、116ページ
ISBN:978-4-908356–76-6
発売スケジュール:
2025年7月30日(水)ー8月18日(月)「大ピンチ展!」横浜髙島屋会場で先行販売
2025年8月21日(木)ー9月1日(月)「大ピンチ展!」大阪髙島屋会場で先行販売
2025年9月22日(月)全国書店で発売
鈴木のりたけ「大ピンチ展!」がスタート!
「おもしろがると せかいが ひろがる」をモットーに、絵本作家・鈴木のりたけさんが新たに挑む“ピンチ・エンターテインメント”の世界。会場にはさまざまな「ピンチ」が待ち構えていて、大人も子どもも一緒になって“ピンチを楽しむ”ことができる体験型展覧会です。7月末から開催された初回・横浜会場で4万人を超す大ヒットに。その後も全国での開催が決定しています。
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鈴木のりたけ「大ピンチ展!」今後の開催予定(一部)
2025年8月21日(木)ー9月1日(月)
大阪髙島屋 7階グランドホール
2025年10月8日(水)ー 12月7日(日)
PLAY! MUSEUM(東京・立川)
2025年12月23日(火)ー2026年1月12日(月・祝)
ジェイアール名古屋タカシマヤ 10階特設会場
『大ピンチずかん』シリーズ3作をご紹介
大ピンチずかん
もういつピンチが来ても大丈夫だ!
大ピンチを知れば、いつ大ピンチになってもこわくない。
この図鑑は、こどもが出あう世の中のさまざまな大ピンチを、「大ピンチレベル」の大きさと、5段階の「なりやすさ」で分類し、レベルの小さいものから順番に紹介します。また、その大ピンチの対処法や、似ている大ピンチ、大ピンチからさらにおそいかかる大ピンチなど、あらゆる方向から 大ピンチを ときあかします。
・・・などといえば、かたい本に聞こえますが、もちろんそうではありません。期待を裏切らない「のりたけワールド」炸裂で、鋭くもあたたかい観察眼と、思わずふき出すユーモアにあふれた1冊です。
【編集担当からのおすすめ情報】
きみは、ガムを飲んじゃったことはあるかな?シャンプーが目に入ったことは?
大ピンチは、なんの前触れもなく君の生活に入り込んでくる。振り返ってみると、人生は大ピンチばかりだ。この先もいつ大ピンチに陥るかわからない。
ピンチに出会うのを恐れるより、どんなピンチがあるかを知っておいた方が心の準備が出来るというもの。そんな時は、この『大ピンチずかん』。これでもう、いつ大ピンチが来ても大丈夫。持ち運ぶのにも便利なコンパクトサイズ。ぜひきみも、でかけるときは持っていって突然の大ピンチにそなえよう。
大ピンチずかん2
大ピンチグラフ採用で大ピンチが丸わかり!
子どもが大ピンチに陥ってしまったとき、その大ピンチの理由がわかれば、そんなにおそれることはない。進化した『大ピンチずかん2』では、子どもが陥りやすい大ピンチを、大ピンチレベルの順に掲載するのはそのままに、新たに採用した「大ピンチグラフ」で、6つの要素からその理由を解明する。さてきみの大ピンチの原因はなんだろう?ドキドキ?イライラ?それともつらい?
【編集担当からのおすすめ情報】
ベストセラー絵本『大ピンチずかん』の第2弾が、満を持して登場。その名も『大ピンチずかん2』!・・・ふつうだ。しかし内容はやっぱり期待を裏切らない。親子で一緒に楽しめる、大爆笑に満ちている!
きみはごはんつぶをふんだことはあるかな?外でズボンのゴムが切れたことは?大ピンチは日常の生活の中で、ふとした拍子に突然やってくる。『大ピンチずかん』を知っているきみたちはもうあせったりしない。今回新たに採用された大ピンチグラフで、このピンチは何が原因か考える。そしてきみたちは気づくはずだ。そう、この時点でこれはもうピンチですらないことを。そんな『大ピンチずかん2』。いつも手元に置いて、突然の大ピンチに備えてほしい。
大ピンチずかん3
新機軸うっかりメーターで大ピンチを考える
大ピンチは思いがけない理由でやってくる。
『大ピンチずかん3』では世の中のさまざまな大ピンチを、大ピンチレベルの大きさと今回初登場の「うっかりメーター」で表し、レベルの小さいものから順番に紹介する。
ついうっかりしたことで大ピンチに陥ったのなら、それはまさに自分のせい。次に大ピンチにならないように考えることができるぞ。 また大ピンチ調査や大ピンチを乗り越える方法など、知りたい情報も新たな切り口で掲載。さらに進化した 『大ピンチずかん3』。3冊揃えて手元に置いておけば、もう安心だ。
【編集担当からのおすすめ情報】
大ベストセラー絵本「大ピンチずかん」シリーズの第3弾『大ピンチずかん3(スリー)』がついに登場。3巻目にもかかわらず、子どもを襲う大ピンチは後を絶たない。へんな日焼けをした。割りばしがうまく割れない。ああ、確かにあったぞ、こんな大ピンチ…。
大ピンチに陥ったとき、なぜこんなことになったかを考える。そんな時は、うっかりメーターを見てみよう。今回初登場の新機軸だ。数値を見れば自分のせいかどうか一目瞭然。次からは気をつけることができる。
進化を続ける「大ピンチずかん」シリーズ。3冊揃えて手元に置いておけば、もう安心だ。
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