“いたずら”の大切さについて書かれています -『こぐまちゃんのみずあそび』
絵本ナビに日々寄せられてくるのは、ユーザーからのたくさんの生の声。実際に絵本を読んだ時の子どもたちの反応やエピソードからは、ストーリーを超えた魅力まで伝えてくれます。
「どんな絵本を選んだらいいのかわからない」「購入するかどうか迷ってしまう」
そんな方のために、絵本ナビユーザーがおすすめする絵本をレビューとともにご紹介します!
子どもが笑顔になる絵本です
こぐまちゃんと一緒にみずあそびをしている気持ちになれます。
夏の間、しょっちゅうみずあそびをしていましたが、娘もじょうろで「おはなに水あげてるの~」と言ったり、はっぱのふねを浮かべるのが大好きです。子どもが好きなツボをよくわかっているな、と思います。
ありさんに水をかけたり、ホースを振り回したり・・・、大人の私がみると「ああ~っ!」と言って止めてしまいそうなこともしていますが、これがまた子どもを楽しませているのでしょう。
こぐまちゃんとしろくまちゃん。大人が「やめなさい」と割り込んでこない世界で、自分たちのやりたいように水遊びをする姿に、
子どもたちも満面の笑みで、「おもしろい おもしろい つめたい つめたい」と声をあげ、一緒に楽しんでいます。
巻末に「ねらい」があり、いたずらをとりあげられている今の子ども、「いたずら」の大切さについて書かれています。
自分の子どもへの接し方を、振り返る良い機会になりました。
(solicaさん 30代・ママ 女の子5歳、女の子2歳)
子どもの心に深く影響しているみたいです
0歳のころから読み聞かせはしていましたが、はっきりと息子が楽しんでいるな~と思ったのは、1歳10カ月の時です。
見開きでこぐまちゃんとしろくまちゃんがホースで水をかけあう場面で、満面の笑みで大喜びするようになりました。
また、はっぱやありさん、ちょうちょなど、本人がすでに知っている身近なものが描かれてあるのも、嬉しかったみたいです。
最後のお風呂でシャワーを浴びているページも、息子のお気に入り。水滴のぱらぱらする感じが、とても好きみたいです。おはじきを自分で頭からぱらぱらかけて遊んだりするようになりました。
絵本の中のことを、自分のいつもの遊びに展開するほど、子どもの心に深く印象に残っているんですね。すごい本だなあと思いました!
(クレンギュータさん 30代・ママ 男の子1歳)
子どもの好きな水遊び。でも思う存分できる機会はめったにないかもしれません。最初はじょうろを使ってささやかに始まったこぐまちゃんの水遊びですが、しろくまちゃんがホースを持って来たことからおもしろさはエスカレート。できた流れに葉っぱのボートを浮かべるまでに発展します。大満足のあとは思いきり良くきりあげてシャワーへ。胸のすくような楽しさです。
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