なっちゃんの姿はまさに娘の姿 -『ちょっとだけ』
絵本ナビに日々寄せられてくるのは、ユーザーからのたくさんの生の声。実際に絵本を読んだ時の子どもたちの反応やエピソードからは、ストーリーを超えた魅力まで伝えてくれます。
「どんな絵本を選んだらいいのかわからない」「購入するかどうか迷ってしまう」
そんな方のために、絵本ナビユーザーがおすすめする絵本をレビューとともにご紹介します!
泣きました
なっちゃんの姿はまさに娘の姿。
次女の誕生から、ちょっとづつ我慢をして彼女なりに成長していく姿をずっと気に掛けながら今の生活を築いています。
娘のしていることがそのまま描かれていて、ちょっとだけの言葉に胸が痛みました。
ママを妹を気遣ってくれてありがとうの言葉と、手をかけてあげられなくてごめんなさいの言葉が入り混じって、涙が出てしまいました。
ママがいっぱい抱っこしたいんですけどといった言葉と同時に娘を抱きしめてしまいました。
それからこのページを読むとママの言葉を言い終える前にいいですよーと抱きついてくる娘。
娘にとっても自分を重ね合わせ、大切な1冊になったようです。
次女が大きくなったとき次女はどんな気持ちでこの絵本を受け止めるのでしょうか?
それぞれに心に残る絵本となりそうです。
素敵な絵本をありがとうございます。
(かちゃみさん 30代・ママ 女の子4歳、女の子0歳)
思い出の一冊
二人目が産まれ、とても育児がつらい時期でした。
二歳の娘に悲しい思いをさせている事も分かっていました。
でも、どうする事もできませんでした。
そんな時、図書館で娘が読んでほしいと一冊の本を持って来ました。
当時の娘には字数が多いと思われるその本を、娘はじっと聞いていました。
娘に読みながら、私は涙をこらえました。
うちと同じだねと言う事すら出来ませんでした。
娘の悲しい気持ちに気付いているのに構ってやれない、いえ構ってやらない私に突きつけられた気がしました。
それから娘のお気に入りとなったこの本を購入しようと何度も思いましたが、図書館で何気なく見つけた時に懐かしく思うのもいいかな‥と、留まっていました。
そして、あの頃を懐かしく思える様になった今、ハードカバーで再販と知り、やはり手元に置いておきたいと購入を決めました。
あの気持ちを忘れないために
(samiyuさん 30代・ママ 女の子5歳、男の子3歳)
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