映画化・アニメ化された作品の原作本を読んでみる!<岩波少年文庫3冊選ぶなら?>
子どもの頃に出会った懐かしいお話、いつかはじっくり読みたいあの名作、子どもたちにも伝えたい珠玉の作品など、いつまでも色褪せない魅力たっぷりの岩波少年文庫シリーズ。
今回、冬の読書応援企画として、「絵本ナビ×岩波少年文庫 名作フェア」と題し、 岩波少年文庫シリーズの中からどれでも3冊以上お買い上げの方 (先着100名様)に、岩波少年文庫特製ブックカバーをプレゼントとして付けてくださいました!この機会に、もう一度あの名作の世界に入り込んでみませんか?
…とは言え。
「岩波少年文庫」シリーズって、300冊以上あるんです!!その中から3冊選ぶのって、なかなか大変ですよね。そこで、テーマを絞っておすすめの作品をピックアップしてみます。 参考にしてみてくださいね。
長い物語を読むのに少し抵抗のある子どもたちでも、一番手に取りやすいのは、映画化・アニメ化された作品の原作本かもしれません。それは大人も一緒ですよね。知っているつもりで、意外と読んだことのない名作。岩波少年文庫の中にはたくさんあるんです。
●アニメ「ガンバの冒険」
テレビアニメ化だけでなく、映画の方も公開されて初めてガンバの物語に出会った子も多いのでは?シリーズで読めば、より深く冒険物語の世界を楽しめます。
「岩波少年文庫 44 冒険者たち ガンバと15ひきの仲間」
イタチと戦う島ネズミを助けに,ガンバと15ひきの仲間は,船で夢見が島に向いました.しかし,白毛のノロイがひきいる,どうもうなイタチの群れに追いつめられ,海岸の岩山で最後の決戦の時をむかえます.
●アニメ「アルプスの少女ハイジ」
「世界名作劇場」シリーズの人気作「アルプスの少女ハイジ」は、あまりにも有名なテレビアニメですね。ストーリーを知っていていも、やっぱりドキドキさせてくれるのが原作の面白さです。
「岩波少年文庫 106 ハイジ 上」
美しいアルプスの自然を舞台にくりひろげられる,少女ハイジの物語.おじいさんと2人きりで山小屋に住んでいたハイジは,クララという足のわるい少女の遊び相手になるために,フランクフルトへゆくことに.ところが,ハイジは町の生活になじめず,山へもどってきてしまいます.不朽の名作をいきいきとした新訳でお届けします.
●アニメ「フランダースの犬」
こちらもテレビアニメ化された作品です。ラストの涙を誘うシーンは多くの人の記憶に残っていますよね。原作はなんと100年以上も前に書かれたそうです!
「岩波少年文庫 114 フランダースの犬」
幼い少年ネロと老犬パトラッシュの深い友情を描いた名作。ほかに、美しい年代物のストーブを愛するあまり、そのストーブの中にかくれて旅をすることになった少年の物語「ニュルンベルクのストーブ」。
●アニメ映画「プーさんとはちみつ」
ディズニー映画の「プーさん」のイメージは、日本でもすっかり定着。世界中の人気キャラクターですよね。プーさんの世界はここからはじまったんだ…と感じることのできる原作は絶対おすすめ!
「岩波少年文庫 クマのプーさん」
イギリスの詩人が幼い息子のために書いた楽しいファンタジー.クリストファー・ロビンが,クマのプーさんやコブタなど,大好きなおもちゃの動物たちとくり広げるゆかいなお話.
●アニメ映画「借りぐらしのアリエッティ」
スタジオジブリのアニメ化で大きく生まれ変わった「小人の冒険」シリーズの世界。原作では、さらに外へ飛び出して大冒険が続いていきます。
「岩波少年文庫 62 床下の小人たち」
イギリスの古風な家の床下に住む小人の一家。生活に必要なものはすべて、こっそり人間から借りて暮らしていましたが、
ある日、小人の少女がその家の男の子に見られてしまいます―。カーネギー賞を受賞した、イギリスファンタジーの傑作。
「小人シリーズ」の第1作。
●映画「ネバーエンディングストーリ―」
ミヒャエル・エンデの傑作長編ファンタジー『はてしない物語』と、大ヒット映画「ネバーエンディング・ストーリー」。もしかして結びついていない人もいるかもしれませんね。それぞれ違う魅力を放っています。
「岩波少年文庫 501 はてしない物語 上」
バスチアンはあかがね色の本を読んでいた-ファンタージエン国は正体不明の〈虚無〉におかされ滅亡寸前.その国を救うには,人間界から子どもを連れてくるほかない.その子はあかがね色の本を読んでいる10歳の少年-ぼくのことだ! 叫んだとたんバスチアンは本の中にすいこまれ,この国の滅亡と再生を体験する.上巻.
●映画「ナルニア国物語 ライオンと魔女」
原作では全7巻の大作ファンタジー。映画では現在第3章まで公開されています。映画では、驚くほど原作の世界観を再現させていることに驚いた人も多いのでは?
「岩波少年文庫 ナルニア国ものがたり 1 ライオンと魔女」
4人のきょうだいが,ある日大きな衣装だんすに入ると,雪のふりつもる別世界へとつづいていました.このナルニア国で,子どもたちは正義のライオンとともに悪い魔女の軍と戦います.
● 映画「ホビット 思いがけない冒険」
「指輪物語」の前日談でもある物語がこの『ホビットの冒険』です。どちらも映画化されているので、是非原作も両方楽しんでください。ファンタジーが好きな人はまずこの物語から!
「岩波少年文庫 ホビットの冒険(上)」
ひっこみ思案で気のいいホビット小人が,思いがけない旅に出る雄大な冒険物語.魔法使いガンダルフのたくみな誘いにのせられ,13人のドワーフとともに旅立ったビルボは,けわしい山々や闇の森を越え,竜に奪われた宝を取り返しにゆく.古代北欧の伝承の影響を色濃く残すファンタジー.〔解説・斎藤惇夫〕
上巻
●アニメ映画「ゲド戦記」
こちらもスタジオジブリによりアニメ映画化された物語。シリーズ全6巻の中の3巻「さいはての島へ」が原作となっています。魔法使いゲドの生涯を描いたファンタジーは、大人になってからでもかなり読みごたえがあります。
「岩波少年文庫 ゲド戦記 (3) さいはての島へ 」
大賢人ゲドのもとに、ある国の王子が知らせをもってきた。彼の国では魔法の力が衰え、人々は無気力になり、まるで死の訪れを待っているようだと。ゲドは若い王子を連れ、再び旅に出る。
●映画「ジャングル・ブック」
主人公モーグリ以外の動物や背景などを、すべてリアルなCGで表現していることでも話題となった、2016年公開の映画「ジャングル・ブック」の原作です。
「岩波少年文庫 ジャングル・ブック」
オオカミに育てられた少年,モウグリは,ヒグマのバルーや黒ヒョウのバギーラに見守られ,ジャングルのおきてを学びながら,すくすくと成長していく.宿敵のトラ,シア・カーンとの対決など,さまざまな冒険を切りぬけ,ジャングルの主になったモウグリだったが,やがて春がおとずれ…….キプリングによる古典的名作.新訳.
●少年文庫特製ブックカバープレゼント!
<岩波少年文庫特製ブックカバー>
キャンパス地に「ツバメ号とアマゾン号」の地図がカラーで描かれている、豪華なブックカバーです。
丈夫な生地でできているので、カバンの中でもしっかり本を守ってくれるのが嬉しいですね。
見た目もカッコいいカバーは、お気に入りの少年文庫を持ち運ぶのにピッタリです!
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