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【朝読に何読む?】小学校で実施している「朝の読書」って?朝に読みたいおすすめ本ご紹介!

全国の小学校・中学校で実施されている「朝の読書」活動。小学校への普及率80%以上?!


全国の小中学校、高校の朝の時間に行われている「朝の読書」。耳にしたことがあるという方も多いと思いますが、なんとこの「朝の読書」活動は、最初に提唱されてから、2018年度の今年で30周年を迎えるのだそうです。現在、全国の普及率は小中高合わせて76%(2018/3/19現在)、人数でいうと約970万人の児童の取り組みになっており、大きく広がり続けています。(朝の読書推進協議会調べ)
そこであらためて「朝の読書」のご紹介と、その効果をお伝えするとともに、「朝の読書」用に読む本を探している子どもたち(今回は小学生対象です)におすすめの本をテーマに沿ってご紹介したいと思います!

「朝の読書」ってどんな活動?

朝の読書活動は、毎朝始業前の10分間、生徒と教師が一緒に全校一斉で、自分の選んだ好きな本を各クラスで読む活動のこと。
1988年に千葉県のふたりの高校教師(林公氏、大塚笑子氏)の提唱で始められ、全国の学校に広がっていったこの朝の読書活動。
平成30年3月19日現在、実施校数は27,229校(小学校16,455、中学校8,553、高校2,221)にのぼり、全国都道府県別実施率は全体で76%(小学校81%、中学校82%、高校44%)とのことですよ。
(朝の読書推進協議会調べ)

小学校、中学校では80%を超える普及率で、多くの学校がこの「朝の読書」を取り入れているのが分かりますよね。
 

「朝の読書」が普及したワケ!毎日短時間でも続けることの大切さ。

なぜこんなにも朝の読書活動が普及したのでしょう?

何を目的にして、どんな効果があるのか気になるところですよね。数値で測ることはむずかしいですが、朝の読書活動には下記のような効果が報告されています!

  • わずかな時間でも、毎日続けることで読書が好きになり、豊かな心を育み、読解力など学力向上のほか、生徒の問題行為が解消されるといった効果が生まれる。
     
  • 読書本来の楽しみや喜びを感じ、自由や解放感を味わい、精神の散策や心の癒し、探究心や感性等々を、生徒と教師が一緒に読書をすることで、かけがえのない人生この時を、共に生き、共に学び、共に育み、共に歩んでいきましょうというねらいがある。(参照:トーハンHPより)

「朝の読書」経験者に「朝の読書25周年記念アンケート」を取った際には、「朝の読書で心が落ち着き、授業に入れた」「朝の読書と教室の雰囲気をセットで思い出す」「友だちと読んだ本を交換したり、本の話題で盛り上がった」「無理やりの読書でも、だんだんと本の面白さがわかり自分と合う本を知る喜びを知った」など本の楽しさや読書の習慣が身についたというアンケートの声が多くあったようですよ。

朝の読書の4原則とは?

「朝の読書」を実施するにあたっては、「朝の読書4原則」があるようです。その4原則とはなんでしょう?

  • 「みんなでやる」(生徒と教師全員が同じ時間に同じ条件で取り組む公平さが基本)
  • 「毎日やる」(1日10分という短い時間でも、毎日行うことで生徒の読む力を育む)
  • 「好きな本でよい」(読む本を子ども自身に選ばせることは自分発見につながり主体性を育む。但し、マンガと雑誌は除く)
  • 「ただ読むだけ」(感想文や記録は求めない。本を読んでいるときの楽しく充実した思いを大切にする)
     

ポイントは、先生も含めたクラス全員でやるという「みんなでやる」楽しさと、「毎日やる」習慣づけ、また「好きな本でよい」という自由さと「ただ読むだけ」という読書の楽しさを味わうことを大切にしているというところなのですね!

たった10分の読書で、子どもたちにとっては、心が落ち着いたり、友だちと読んだ本を交流する楽しさを知ったり、だんだん本の面白さを実感するなど、本の楽しさや読書の習慣が身につく大きなきっかけとなったり、教師側にとっては、授業に集中して入れるようになった、クラスの雰囲気が落ち着いたなど、生徒と先生両方に嬉しい効果が上がっているところが、全国に広く普及してきた秘訣のようです。

「朝の読書」で小学生に読まれている人気本はどんな本?

それでは、「朝の読書」では具体的にどんな本が子どもたちに選ばれ、読まれているのでしょうか。小学生に読まれている人気本ベスト10をご紹介します。

「朝の時間に読書しなきゃなんだけど、何も読みたくないんだよね!」なーんて言っている子がいたら、こんな本が人気らしいよ!とおすすめしてみてもいいかもしれません。

『朝の読書』で読んだ本!人気本調査結果発表!

1位:「かいけつゾロリ」シリーズ

2位:「科学漫画サバイバル」シリーズ

3位:しずくちゃん

4位:「学研まんが新ひみつ」シリーズ

5位:「ほねほねザウルス」シリーズ

6位:「怪談レストラン」シリーズ

7位:「コミック版日本の歴史」シリーズ

8位:「一期一会」シリーズ

9位:「ほんとうにあった!?世界の超ミステリー」シリーズ

10位:「ルルとララ」シリーズ

 

※調査期間:平成28年4月~平成29年3月末

小学生の皆さんにはおなじみの好きな本が並んでいるでしょうか?

読みやすくて楽しいシリーズものや、学習まんがが人気のようですね。

毎朝の読書週間が体になじんで、「本って楽しいな」と思えるようになったら、1歩進んでよりストーリーのあるお話にも挑戦してみませんか?

脳の働きが活性化していて、1日のうちでも一番集中できる「朝の読書」がより充実した時間になるようおすすめ本を紹介したいと思います。

朝に読む本、何を読む?本選びのポイント!

  • 学校を舞台にしたお話(学校がより楽しく感じられる!)
  • 元気が出るお話(朝読むと、気分が上がりやる気が湧いてくる!)
  • 優しい気持ちになったり心が温かくなるお話(穏やかな気持ちで1日をはじめよう!)
  • 頭を使うお話(頭の体操をしよう!)
  • 5~10分ぐらいで読める短編集(続きが気になりすぎないように!)
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