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初めてのクリスマスプレゼントや出産祝いにオススメ! 『しあわせいっぱい赤ちゃん絵本 に~っこりセット』

あと1か月後に迫ったクリスマス。2019年から2020年生まれのお子さんの中には、初めてのクリスマスという子も多いですよね。
初めてのことは、どんなことでも一大イベント! 料理はどうするか、部屋の飾りつけはどうするか、今から準備に余念のないパパママもいらっしゃると思います。
中でも一番頭を悩ませるのはプレゼント!
おもちゃも良いけれど、もっと長く楽しめる絵本はいかが?
累計33万部を超えた人気シリーズが、3冊セットになった豪華セットは初めてのクリスマスプレゼントにうってつけですよ。

初めてのプレゼントや出産のお祝いにも喜ばれます!

しあわせいっぱい赤ちゃん絵本に~っこりセット

累計33万部を超える大人気赤ちゃん絵本が、かわいい箱入りのセットになりました。石津ちひろさんのリズミカルで心地よい言葉と、くわざわゆうこさんのかわいらしく温かいタッチの絵で展開する人気シリーズ。0歳から親子で読んで、家族みんながとってもしあわせな気持ちになれる絵本です。
『に~っこり』『おいし~い』『おやすみ~』の3冊セットです。

赤ちゃんが「に~っこり」笑ったかわいい箱に入っているのはコチラの3冊!

に~っこり

皆さんもご存知のとおり、あかちゃんの笑顔って本当に宝物。
まわりにいる人たちをみんな幸せな気持ちにしてしまいます。
「あかちゃんの笑顔を見ているだけで、ご飯を何杯でも食べられちゃう」
っていうのは私の個人的な持論です。

じゃあ、あかちゃんってどんな時に笑顔になるのかな?
やっぱり好きなものに接した時だよね。
そんな風に考えられてできたのがこの絵本。
大好きなつぶつぶいちごをもぐもぐして、
「にっこり」。
ふわふわのくまさんをぎゅっとして、
「にっこり」。
でも一番大好きな大好きな瞬間は…?

親子で一緒に、何度でも繰り返して「に~っこり」しちゃってくださいね。
絵本の中の「に~っこり」につられて、とびきりの笑顔がどんどん広がっていきますように。
この幸せいっぱいのあかちゃん絵本は「はじめてであうえほん」シリーズ最新刊です。
(磯崎園子  絵本ナビ編集長)

おいし~い

まだまだ毎日が「はじめての出会い」でいっぱいのあかちゃん。
食事だってそうですよね。
「この子はおにぎり食べるかな?」「はじめてのお野菜食べてくれるかな?」
ドキドキしながら見ているのは、ママの方。
そんな時、一番見たいのはどんな顔?

ころころ おにぎり むしゃむしゃ
ほくほく かぼちゃ もぐもぐ
とろん とろん スープ ごっくん ごっくん・・・

あかちゃんが、いい顔をして食べていますよ。
ページをめくれば、にっこり一言。
「おいしい」
ああ、いい言葉。いい笑顔。
これこれ、この顔が見たかったんだよね。
やっぱり美味しいものを食べている時の笑顔が一番。

あれ、ママはどこかにいっちゃった。
ママがもってきてくれたのは・・・わあ、美味しそう!
最後は家族みんなで元気よく、「おいし~い」!!

前作『に~っこり』に引き続き、絵本を読んでいる人、みんなが幸せになれる絵本です。

(磯崎園子  絵本ナビ編集長)

おやすみ~

一日のうちで一番幸せな時間が「おやすみの時間」。
そんなママやパパもいるのでしょうね。
だって、わが子の寝顔は可愛すぎるから!

だけど、あかちゃんがすやすや寝入ってくれるまで、ちょっと時間がかかることも。
元気で目がぱっちりになっちゃったり、
もっと遊んでいたかったり、
暗くなるのが嫌いな子もいるかもしれません。

そんな時には、一緒に絵本。
『に~っこり』『おいし~い』に続いて、いしづちひろさんとくわざわゆうこさんによる「しあわせいっぱい赤ちゃん絵本」シリーズ加わったのが今作『おやすみ~』です。

はみがきをてつだってくれるハブラシさん、歌が上手なピアノさん、お空でひかるおほしさま・・・大好きなみんなに順番に「おやすみ~」ってあいさつをしていきます。
今日も楽しい一日だったね。
今度は、誰におやすみを言おうかな。
ふんわり毛布をかけてもらったら、一番大好きなママとパパに・・・!

ママやパパの優しい声で繰り返す「おやすみ~」の声。
心地よいリズムに、だんだんうとうとしてきます。
みんな一緒におやすみの時間。絵本の中の赤ちゃんもとっても可愛い寝顔です。
家族みんなを幸せな気持ちにさせてくれるこの絵本。
おやすみ時間の定番にくわえてみてくださいね。

(磯崎園子  絵本ナビ編集長)

動画で気になる内容をチェック!

「しあわせいっぱい赤ちゃん絵本」を生み出したのはこのお二人!

いしづ ちひろ
1953年愛媛県生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。3年間のフランス滞在を経て、絵本作家、翻訳家として活躍中。『なぞなぞのたび』(フレーベル館)でボローニャ児童図書展絵本賞、『あしたうちにねこがくるの』(講談社)で日本絵本賞、『あしたのあたしはあたらしいあたし』(理論社)で三越左千夫少年詩賞を受賞。訳書に『リサとガスパール』シリーズ(ブロンズ新社)他多数。

くわざわ ゆうこ
1975年、岐阜県生まれ。編集プロダクション、デザイン会社勤務を経て2006年にイラストレーターとして独立。現在は、子どもの絵本や教材のイラストを中心に活躍中。石津ちひろとの絵本に『に~っこり』(くもん出版)がある。その他の絵本に『でちゃったときは』(フレーベル館)がある。

2017年6月29日 いしづちひろさんインタビューより

 

──『に~っこり』の文章を書くきっかけを教えてください。

出版社の編集長さんが、じつは落語仲間でおつきあいがあって。あかちゃん絵本のテキストを書いてほしいと依頼がありました。
その頃、従弟のところに子どもが生まれてちょうど写真が送られて来たんです。あかちゃんの笑顔を見たらなんともいえないしあわせな気持ちになって。ああ、あかちゃんの笑顔ってこんなにしあわせな気持ちにしてくれるんだなと思いました。
「笑顔をテーマにしたあかちゃん絵本を作りたいんですよね」と言ったら、出版社としてもそういう絵本を作りたかったとおっしゃって。それで『に~っこり』を書くことになりました。

── テーマは“笑顔”。そこが出発点のシリーズだったのですね。

人にとって、幼いときの体験や環境っていちばん大事だと思います。あかちゃんたちがしあわせを感じられることが、あかちゃんにとっても大事だし、そういう世の中ならば、きっといい世の中になるはずですし。
いいあかちゃん絵本ができれば簡単にパッと世の中がよくなるわけじゃない。そんなに単純じゃないけれど、大人が怒りたい気分のときも 『に~っこり』っていう笑顔の絵本が目の前にあることで、少しでも笑顔が増えれば、めぐりめぐってしあわせな世の中になるんじゃないかなあ…という思いがありました。
あかちゃんの笑顔って何物にも代え難いですよね。世の中、いろんなことが起こるけれども、“笑顔”がやっぱり必要だ!という気持ちがあったのかもしれないですねえ。

 

2016年3月24日 くわざわゆうこさんインタビューより)

 

―― 『に~っこり』が出版されたとき、読者の方から「うちの子にそっくり」と感想が来るという話を伺いました。絵本に登場する赤ちゃんは性別や年齢を決めているのですか?

男女、どちらにも受け取っていただけるように、性別が分かるような表現はあえて避けています。そうすることで、男の子のお母さんも、女の子のお母さんもご自分のお子さんの姿と重ねて、共感していただけるのではないかと思いました。

─── 『に~っこり』が出版されてから約1年後に、2冊目の『おいし~い』が発売されました。最初からシリーズになることが決まっていたのですか?

いいえ。最初はシリーズ化する予定はありませんでした。でも、『に~っこり』が出た後、多くの読者の方から応援していただいて、2冊目を出版することが決まりました。私にとって、はじめてのシリーズ作品となったので、とても嬉しかったです。

 


── 3冊目の『おやすみ~』は、表紙を見ているだけでいい夢が見られそうな、おやすみ絵本ですね。

『おやすみ~』の原稿をいしづさんから頂いたとき、「おやすみ」って「ありがとう」と同じ意味なんだと思い、ジーンと心があたたかい気持ちになりました。歯みがきをした後、はぶらしに「おやすみ」と言いますが、そこには「ありがとう」という気持ちも込められていると思うんです。1日遊んだオモチャにも、空に光る星にも「おやすみ(ありがとう)」と言って、最後にママとパパが赤ちゃんに「おやすみ(今日も1日元気に育ってくれてありがとう)」と言っているではないかと。
いしづさんの言葉には、すごく難しい表現や特別な言葉はほとんどなくて、私たちが日常的に使っているようななじみ深い言葉なんですが、『おやすみ~』では特に優しく尊い文章に感じて、原稿を読んで泣きそうになりました。

───「おやすみは、ありがとうなんだよ」という思い、いしづさんの文章とくわざわさんの絵で、しっかりと伝わってきます。

私の知り合いの方からも感想を頂くのですが、『おやすみ~』は、夜泣きで滅入ってしまっているママさんが、「赤ちゃんを見ながら『おやすみ~』を読んで、癒されました」と言ってくださったり、妊娠中の方が、「生まれてくる子を楽しみにしながら読みました」と言ってくださってとても嬉しかったです。

絵本ナビユーザーの感想をご紹介します。

カ、カワイイ・・!
まず表紙の笑顔からしてカワイすぎます・・・!!
赤ちゃんの笑顔って、それだけで周りを幸せにしてくれますね。
オレンジ色の色遣いも温かい気持ちにさせてくれます。

タイトル「に~っこり」も、「にこり」「にっこり」の最上級。
そう、赤ちゃんの笑顔は最高の「に~っこり」なのです☆

ページを開くと、そこにも可愛い笑顔が満載!
赤ちゃんの大好きなモノが次々と現れて・・・

最後はやっぱり一番大好きなママ!
赤ちゃんの最高の笑顔の源は、優しいママの存在なのですね。
そして、ママと赤ちゃんがソックリなのも、思わず笑顔になりました☆
(MYHOUSEさん)

「おいしいね!」
「おいし~い」は、からだも心も元気にしてくれる。
きっとそれは、大人でも子どもでも、赤ちゃんだってみんなに共通していることなんだなあと思いました。
大好きな人が何かを美味しそうに食べている姿を見ると見ているほうも幸せな気持ちになれるから、食事って不思議です。
相手が赤ちゃんでも、まだ会話が出来なくても 「あ!喜んでる!」って伝わってくる。

「おいしいね!」って気持ちが赤ちゃんと自分のあいだでふんわりと繋がって、 なんだか一緒に嬉しい気持ちになれる。
この絵本は、美味しいものを口にした瞬間の、 赤ちゃんの幸せそうな笑顔が沢山詰まっています。
どのページを開いても読んでいる私まで、思わずにっこり。
1ページ目から、幸せな気持ちになれる絵本です。
(なーお00さん)

誰にいいますか?
「おやすみ」って言葉。
今まで、何千回、何万回も言ってきた言葉です。
そんなたわいもない言葉を、とても素敵な宝物のように 思わせてくれた絵本です。
単純な言葉だからこそ、そこに幸せがあるんだなーって。
小さい子どもの、素直で透明な心が伝わってきて、 自然と微笑んでしまうような、そんなお話になっています。
「おやすみ」って言葉を、これからも、大切に、思いを込めて、 つかおうと思いました。
(スケボウさん)

https://www.ehonnavi.net/special.asp?n=2643
掲載されている情報は公開当時のものです。
絵本ナビ編集部
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