「ぽつり」「ぴっちゃん」「ざーざー」雨ってどんな音? 絵本を耳で楽しんでみよう!
「あ、雨がふってきた!」
6月には雨の日が続きます。雨は時間も場所も選びません。仕方ありませんよね、それが梅雨なのですから。
ところで雨は、ふってくる時にどんな音をしているのでしょう?ちょっと思い浮かべてみてください。
ふり始め、小雨の時、大雨の時。
家の中にいる時、傘をさしている時、長ぐつで歩いている時。
絵本の中でも、色々な雨の音が楽しめるんですよ。
自分が思っていた音とくらべてみると面白いかもしれません。
きっと、雨の日が待ち遠しくなるはず!?
雨の日。ママといっしょに公園に出かけると、聞こえてくるのは雨の音。
ぽぽぽ、さあさあ、ぴとぴと、じゃくじゃく、きらきら・・・。
歌人・東直子さんがつむぐ、リズミカルに光る言葉の数々。
これらはみんな雨粒の音。まるで読者に語りかけてくるようです。
こんなにも豊かな表現があるなんて。
声に出して読んでみれば、子どもも大人も心地よくなる雨の絵本です。
空から、ぽつり。あおいしずく。
びしゃっ ぱしゃっ。 おおきなしぶき。
そして、むらさき、ぐんじょう、エメラルドの雨がざあざあざあざあ。
なないろの雨がふりしきり、やがてももいろの光がおりてきて・・・。
ふりはじめから、ざあざあぶり、そして雨があがるまで。
音と色だけでつづる空と雨と光のおはなしは、不思議なくらい生き生きとその情景が伝わってきます。
この絵本を読んだあと、きっと雨の日の見え方が変わっているはず!
「ぴっちゃん ぽっちゃん」 雨の日、こねこはどんな景色を見ているの?
外のお散歩が大好きなこねこには、雨の音はどんな風に聞こえているのでしょう。
ぴっちゃん ぽっちゃん みずのおと
きょうは あめが ふってるね
ぴっちゃん ぽっちゃん みずのおと
あとから あとから ふってくる
空からふってくるしずくを眺めながら、こねこはお散歩を続けます。
雨宿りをしているちょうちょさんやけむしさん。
かえるさんは嬉しそう。
なんだかこねこには、雨の音が楽しい歌のリズムに聞こえているのかもしれませんね。
子どもたちには、雨がどんな音に聞こえているのでしょう?
ちょっと聞いてみたくなりますね。
今度雨がふったら、一緒に出かけてみようかな。
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