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水を変える。くらしが、変わる。~「水」にまつわる家族のSTORY

素材の味がわかる子に!苦手お野菜克服レシピ

ひと手間かかる離乳食の時期も、やーっと終わった!とたん、待っているのはムラ食い、食わず嫌い、野菜嫌い・・・子どもの食の悩みって、どうして尽きないんでしょう。
わが子には、素材本来の味がわかる子に、好き嫌いのない子に育ってほしい。ママならそんな願いは同じはず・・・でもこれが、難しいんですよね。
そこで!子どもが苦手なお野菜も進んで食べちゃう冬にぴったりのレシピをご紹介。
実際に青いお野菜が苦手な2歳の男の子もトライしてみましたよ、さてその結果は?

魔の2歳、食事も「お野菜イヤイヤ期」

埼玉県に住んでいる清水絢未(あやみ)さん、息子の優至(ゆうし)くんは現在2歳6か月です。
週2回、絢未さんが仕事の日は、元気に一時保育に通っています。
離乳食も終わって、食べることだーいすきな優至くん。ママにとっては嬉しい限りかと思うのですが…絢未さんが気になっているのが、ムラ食いです。

 

「納豆、お肉やお魚のほか、おいもなど大好きな野菜もあるのですが、トマト、小松菜やホウレンソウなどの青野菜、アスパラなど嫌いなお野菜は絶対に食べてくれないんです。
小松菜は細かく刻んで入れても、ベーッと口から出しちゃう。よく気づくなぁと思います(苦笑)」

みじん切りにしても気づいちゃうなんて、これはなかなか、手強そうな優至くん・・・。

 

そこで、フードコーディネーターでありキッズ食育コンサルタントのサゴイシオリさんに、野菜嫌いな子な食べてくれるお料理を教えてもらいますよ!

苦手なお野菜、好きになる!素材の味が伝わるメニュー

野菜嫌い克服は、子どもの食べやすい料理からチャレンジ。
今回教えてくれるのはシチュー、これなら気軽に野菜をとることができます。
いつもはルゥを使っちゃうなんて方も、昆布だしや豆乳を使って風味豊かに、野菜本来の味を引き出しましょう。
ご心配なく!つくりかたは、とってもシンプルなんですよ。

教えてくれるひと


サゴイシオリさん


フードコーディネーター・キッズ食育コンサルタント
東京農業大学在学中より野外教育キャンプのキッチンディレクターとして食にまつわる仕事をはじめる。CUEL(ケータリング / フードデザイン)スタッフを経てフリーに。
たのしい食事が心身をすこやかで豊かにすること、人と人とをつなぐことに注目し、「つくるひとも、たべるひとも、みんなたのしく」をモットーに、幅広い世代へ向けたレシピ・スタイリングを提案。

冬野菜と豆乳のシチュー

 

材料(4人分)


バター 10g
にんにく 2かけ(皮をむいてつぶす)

鶏もも肉 1/2枚(小さめのひとくち大)
塩 小さじ1/2    
こしょう 少々

長ねぎ    1本(1センチ幅の小口切り)
さつまいも 小1/2本(2センチ角切り)
生しいたけ 6個(軸は石づきを取り小口切り、傘は2センチ角切り)

 

薄力粉    大さじ1    
※昆布水  2カップ(400ml)    
ほうれんそう 1/4束(3センチ幅のざく切り)
豆乳(無調整) 1カップ(200ml)

 

※【昆布水】
水 1リットル
昆布 20g
保存容器に水と昆布を入れて冷蔵庫で2時間~ひと晩おく。


作り方
1.鍋にバターとにんにくを入れて火にかけ、香りが出たらAを加えて炒める。
2.肉の色が変わったら、Bを加えて炒め、焦げる手前で弱火にし、蓋をして5分ほど蒸し焼きにする。
(途中2~3回混ぜて蓋にあがった蒸気を鍋に落として蒸し焼きにする)
3.薄力粉を加えて粉気がなくなるまで炒め、※昆布水を加え、沸騰後弱火で10分ほど煮る。
4.ほうれんそう、豆乳(無調整)を加え、沸騰直前で火を止める。最後にお好みで、塩・こしょうで味をととのえる。

 

レシピポイント
★水に昆布を浸しておくとゆっくりと旨み成分が溶け出し「昆布水」(水出し)ができます。
(昆布水を火にかけて沸騰直前に昆布を取り出すと、より旨みのある昆布だし(湯出し)になります。)
★「昆布水」に干し椎茸を加えると旨味が増し、戻した干し椎茸は具材(生しいたけの代用)になります。
★「昆布水」は和食のほかにも、シチューやカレーなどさまざまな料理に活用できます。
★旬の野菜を使い、弱火でじっくり蒸し焼きにすることで、甘みと旨みを引き出します。
★さつまいもやかぼちゃなど甘みのある野菜を加えると野菜が苦手なお子様にも食べやすくなります。
★豆乳は分離しないよう仕上げに加え、沸騰直前で火を止めます。

素材の味を活かす「水」もポイント!

さっそく、シチュー作りに挑戦!
今回のレシピのポイントの一つが「昆布水」。
お料理の要にもなる「だし」をとるのは、“大変”“面倒”だからとつい敬遠してしまうけれど・・・大丈夫!
お水の中に、昆布を入れて浸しておくこと数時間からひと晩で、おいし~い「昆布だし」が完成しちゃいます。
 

今回は家庭で利用している「クリクラ」のウォーターサーバーの水を利用。
うまみ成分が溶け出しやすく、香りや味が引き立つ軟水なので、和風ダシをとるさまざまな料理にぴったりなんですって!

 

ママがお料理していると・・・なにやら気になり始めた優至くん。

「一緒にお料理したい!」とママの隣に。 
あっ!これはいつも苦手な…あの青いお野菜…?

 

「これはね、ほうれんそうだよ」
ママが声をかけると、興味深々!
 

さつまいも、しいたけ、ねぎを楽しそうに持ったり、触ったり。
本物の野菜を手に取ってみると、親しみがわいてくるみたい。
どんなお料理に変身するのかな、ワクワクしちゃうね!


冬野菜と豆乳のシチュー、完成!!

「いただきまーす!」だけど・・やっぱりあの青いお野菜が入ってる・・・。

ママが一口ずつ、ゆっくりお口に運んでくれます。

ドキドキするけど、いいにおい。ひとくち食べてみよう・・・ぱくっ。

ん・・・?おいしい!?
 

パクパクパク・・・1人でスプーンをお口の中へ。普段は絶対食べたくないほうれん草もぺロり。
気がつけば、お皿の中は空っぽです。

 

「ごちそうさまでした!」

 

絢未さんからもシチューの感想が。

 

「昆布水やしいたけのだし、バターや豆乳のコクで、塩、こしょうだけとは思えない深い味わいでした。
だしを使うと、少しの調味料でも素材の味を美味しく味わうことができるんですね。
昆布を水に浸しておくだけの「昆布水」も忙しい主婦には嬉しいです、いろいろなお料理に使えそう!」

料理中に野菜を触ったときの優至くんの嬉しそうな顔が忘れられなかったという絢未さん。
後日、優至くんといっしょにチーズやハム、シーチキンと、苦手なアスパラを入れて餃子を作りました。
自分の手で餃子の具を皮に乗せることがとても楽しかった優至くんは、アスパラ入りの餃子もぺロリ!

 

「これからも時間のある時には、一緒にお料理をしたり、食材に直接触れて、好きな食べものを増やしてあげたいと思っています。」
 

よかったね、優至くん!お野菜克服作戦、大成功!

体うるおす水、心をうるおす絵本

ぴしゃ!ぽと、ぽた、ぴしゃ!、どっぼーん!雨、水道、おふろ…いつもそばにある「水」。
いつも感覚的に「水」を感じている子どもたちには、五感で楽しむこんな1冊をどうぞ。

「みず ちゃぽん」

みず ちゃぽん

表紙にたくさんのしずく。笑ったり口をあけたりいろんな表情をしています。
水は「ぴちゃ」と音がしたり「ぽと ぽた ぽしゃ」と落ちてきたり。
「ざあー!」「ざざざあー!」と降ってきたり流れ落ちたり。
子どもって水道の蛇口から水がぽたぽた落ちているとすぐ手を伸ばしますよね。
大好きで、さわると気持ちよくて、身近な自然でもある「水」の音と形が、小さな絵本のなかで存分に「たぷん たぷん」と揺れてるみたい。

「ちょろちょろー」は手を洗うときのお水みたいじゃない?
「じょぼぼぼー!」はお風呂のお湯が出てくるところみたいだね、と話しながら子どもたちとページをめくると、うふふと笑いながら見ていました。
同じシリーズに『ひ ぼうぼう』『かぜ びゅんびゅん』『つち どすん』があります。

水色と白で描かれた本書は、ブルーと白色があざやかな『かぜびゅんびゅん』と色づかいが似て、ぜんぜん印象が違う、素敵さがあります。
2冊をくらべて見るのもおすすめですよ。

手間のかかる料理だって、ラクに、おいしく!
和風だしも上手にとれる、お水です。


クリクラサーバーL
クリクラのサーバーは、L型とS型の2種類をご用意。設置場所や、お使いいただくシーンに合わせてお選びいただけます。もちろん、ご家庭のリビングやキッチンにも設置できるサイズですので、お子さまのいるご家庭や、毎日の水分補給を手軽に求められる皆さまにも、気軽に利用していただけます。

 

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絵本ナビ編集部
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