スタイルトップ  >  ライフスタイル   >   千秋さんプロデュース!童話アプリ『ミルノのぼうけん』   >   千秋さん特別インタビュー! 「子育てのこと、大好きな絵本のはなし」

千秋さんプロデュース!童話アプリ『ミルノのぼうけん』

千秋さん特別インタビュー! 「子育てのこと、大好きな絵本のはなし」

2015年6月10日に行われた、童話アプリ『ミルノのぼうけん』の完成披露イベント。

絵本ナビスタイルでもいち早くその模様を紹介しましたが、今回はその第2弾。

『ミルノのぼうけん』制作秘話や千秋さんご自身の子育て感、大好きな絵本の話など、たっぷりご紹介します!

 

―― 『ミルノのぼうけん』の完成版を拝見して、どんな気持ちですか? 

 

やっと完成して、皆様にお見せすることができて、超嬉しいです! 子どものころからずっと、絵本を作りたいと思っていたので、こういう形で夢を実現することができて、本当に感謝しています。このアプリは世界135か国に配信されますが、今日初めて、英語版も見させていただき、世界に配信されることを改めて実感しました。

 

―― 制作については、千秋さんからもいろいろアイディアやこだわりがあったと聞いています。そのひとつが「声優さん選び」だったそうですが…?

 

 私も声優のお仕事をさせていただいていますが、声優さんは上手な方ばかりです。でも、主人公のミルノは小さい女の子なので、あまり上手すぎない、リアルな子どもの声が演じられる方にお願いしたいと思って、何人もの声優さんに当っていただき、その中から決めさせて頂きました。

―― ミルノは自ら考えて、人として成長していく、たくましいお姫様だと感じました。ミルノのモデルはいるのでしょうか?

 

作っているときには考えていなかったのですが、改めて作品を見てみると、私自身がモデルなのかも…と感じました。私は、『オズの魔法使い』のドロシーや、『不思議の国のアリス』みたいに、自分で冒険する女の子が好き。ミルノも「冒険するお姫様」をイメージして作りました。

 

―― 今回はミルノの最初の冒険でしたが、2度目3度目の冒険があるように感じました。 

 

そうですね。ミルノは冒険をしていく中で、自分の大事なものに気づいていく主人公になると思います。シリーズが続いていくとほかの仲間が出てくるかもしれないし、アイテムも増えるかもしれない…そう考えると世界がどんどん広がっていきます。

 

―― 小さいころから絵本を描きたいと思っていたと伺いましたが、子どもの頃に読んだ絵本で思い出に残っている作品はありますか? 

 

 「ノンタン」シリーズ(作・絵:キヨノ サチコ 出版社:偕成社 )が大好きで、特に『ノンタンぶらんこのせて』や『ノンタンおねしょでしょん』は妹にも読んであげていました。ほかにもブルーナの絵本や『こねこのピッチ』、『ちいさいおうち』もよく読んでいて、ボロボロになった絵本が今でも手元に残っていますし、娘用に新しく買ってあげたりもしました。

―― 子どものころから絵本に親しまれてきたんですね。好きな作品に共通点はありましたか?

 

イソップ物語やグリムなどの昔話は、嘘をついたり、悪いことをすると必ず罰が当たりますよね。そういう生きていくうえで基本的なことは親が口で教えるよりも、物語を読んで感じる方が伝わると思っていたので、小さいころからおはなしの中に教訓というか、メッセージがしっかりと描かれている絵本が好きでした。

―― 『ミルノのぼうけん』にも、お母さんからもらった指輪を大切に思う気持ちや、お城から出たらお姫様でなく、ひとりの普通な女の子でありたいと思っている気持ちなどメッセージが込められているように感じました。お子さんには普段、どんな絵本を読んであげていますか?

 

今は6年生なので絵本は卒業していますが、小さいころは、絵本をいつもすぐ手に取れる場所に置いていて、特に読み聞かせの時間などは決めず、いつでも読めるようにしていました。こだわりとしては、私がデザインの勉強用に集めた海外の鮮やかな絵やデザインの本を置いたこと。本屋さんに並んでいる定番の絵本は、園や学校でも出会えるから、そこでは出会えないような色合いやデザインのものをなるべくたくさん目にしてほしいと思って本棚に並べました。

―― ミルノのお母さんも、ミルノのことをちゃんと思っている様に感じましたが、ママとして、子どもたちにどのようにこの作品を楽しんでほしいですか?

 

私は子どもたちに、自分の好きなことを見つけて、自分の力で動く「自主性」を身につけてほしいと思っています。

ミルノはこれから冒険の中で、自主性を少しずつ身につけていきます。ミルノを通して自分の意思で動くことの大切さを感じてもらえたら嬉しいです。それと、知らない間に色んな冒険をして、成長しているのが子どもだと思うので、お母さん方は子どもたちの行動を細かく詮索したりしないで、ミルノのママの様に信じて、見守ってあげてほしいと思います。

 

―― 今後の展開もますます楽しみです。ありがとうございました。

『ミルノのぼうけん』の企画・開発、リリースを行ったフォーリー株式会社の代表・白田和稔さんからもコメントを頂きました。

 

 「スマホやタブレットが子どもたちの生活の中に否応なく入ってくる時代の中で、子どもたちの未来につながっていくようなメディアを作りたいと思い、知育アプリなどを企画しています。今回、千秋さんという、とても素晴らしい才能、子どもに対する思いをお持ちの方と共に、「ミルノのぼうけん」を生み出すことができ、本当に嬉しく思います。主人公ミルノや物語の世界観を通して、千秋さんの思い、フォーリーの理念を感じていただけたら嬉しいです。

 

掲載されている情報は公開当時のものです。
絵本ナビ編集部

この記事の関連キーワード