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親子で楽しむハーブのある健やかな暮らし by Yomeishu

気分は小さな魔法使い♪色が変わる不思議なハーブティーの実験をしてみよう!

絵本を読んで、魔法使いに憧れる…そんな子どもたちの可愛らしい夢を、ハーブティーを使って叶えてみませんか。

今回ご紹介するのは、お花のハーブティーの実験。おうちにあるもので、低学年のお子さんでも安全にできる実験なので、夏休みの自由研究にも!自由研究のまとめ方もご紹介します。

※記事内の情報は全て、2018年6月17日に行った「気分は小さな魔法使い♪不思議なハーブティー&若草色のルームスプレーづくり」から引用しています。

教えてくれたのは、砂場里香先生

植物や環境への興味から、造園学を学び、設計事務所にて住民参加による公園緑地の計画設計に携わる。自然療法の勉強を続けながら、メディカルハーブ、アロマテラピー、草木染めや手作り石けんの講師活動を行っている。JAMHA認定ホリスティックハーバルプラクティショナー。AEAJ認定アロマセラピスト。1級造園施工管理技士。https://lemongrass21.wixsite.com/herb-satoka

みるみる色が変わる!不思議なブルーマロウのハーブティー

さっそく実験をしてみよう!

さて、ブルーマロウの実験に必要な材料をご紹介します。
実験をするときには、汚れてもいい服かエプロンをしてトライ!実験の前に、何色に変わるか親子や兄弟で予想を話し合ってみて。オレンジ?ピンク?黄色?さぁ、魔法の液や粉を入れるとこのハーブティーは何色に変わるのかな。

■用意するもの

・ブルーマロウの花(乾燥したもの) 10個
・水 150ml
・透明カップ 3個
・レモン汁 小さじ1
・重曹 小さじ1~2
・計量スプーン
・かき混ぜ用スティック
・茶こし

 

実験1回分のブルーマロウなら、ハーブ専門店やネットなど300円くらいで購入できます。ティーバッグの場合は、他のハーブがブレンドされていないものを使用してください。

 

■実験の手順

1. 透明カップにブルーマロウの花と水を入れて、スティックなどでよくかき混ぜる。

2.1のカップの水の色の変化を観察する。

3.1のカップから空の透明カップ2個に、茶こしを使いながら水溶液を注ぎ、水溶液を3つのカップに均等に分ける。※4~5の工程で色を比較するため、ブルーマロウを入れただけの水溶液も残しておく。

4. 3等分したうちの1つの透明カップにレモン汁を入れ、かき混ぜて色の変化を観察する。

5.3等分したうちの1つの透明カップに重曹を入れ、かき混ぜて色の変化を観察する。

色のマジックの秘密はアントシアニン

では、ブルーマロウの色が変わる秘密をご説明しましょう。

ブルーマロウの花びらには、アントシアニンという色素が含まれています。アントシアニンは溶液が酸性になると赤に、アルカリ性になると青に色が変化するという性質をもちます。なので、ブルーマロウの水出しハーブティーにレモン汁を入れると酸性に変わり紫からピンクに、重曹を入れるとアルカリ性になり紫から青へと変化するのです。パパやママなら、理科の授業で使ったリトマス試験紙を思い出すのではないでしょうか。

 

砂場先生からは、「アントシアニンはブルーベリーにも多く含まれている成分ですよ。眼精疲労などにも良い成分です」と豆知識も。

<自由研究point>

1. 最初のハーブティーの色は何色だったかな?

2. レモン汁を入れて混ぜると、何色に変わった?

3. 重曹を入れると何色に変わった?

4. 身近なものを入れてどんな色に変わるか試してみよう!

幼稚園から小学校低学年のお子さんなら、色の変化をまとめるだけでもOK。小学校高学年になら、食塩や酢、石鹸水や炭酸水などをプラスして、酸性やアルカリ性などの性質に注目してチャレンジしてみましょう。

ドラマチックな夜明けのハーブ「ブルーマロウ」

ブルーマロウは和名で「うすべにあおい」とよばれる花。花が咲いているときは赤紫色をしているのですが、ハーブティーは青色や紫色です。

レモン汁などを加えると、お子さんたちだけでなく大人も驚くような色の変化が。あまりにもドラマチックに色が変わることから「夜明けのハーブ」と例えられています。

喉の痛みの緩和にも!「夜明けのハーブ」ブルーマロウの効能や楽しみ方

 

ハーブ・生薬のあるすこやかな暮らし 養命酒製造

ブルーマロウ

分類:アオイ科和名:ウスベニアオイ

使用部位:花部
主要成分:粘液質(多糖類)、アントシアニン

作用:皮膚と粘膜の保護、刺激緩和、軟化

適応:口腔・咽喉・胃腸・泌尿器の炎症、眼精疲労

 

味や香りはあまりない。口内炎や喉の痛みには、マロウのハーブティーでうがいをするのがおすすめ。

色鮮やかなブレンドハーブティーを楽しもう!

ハーブとは暮らしに役立つ植物のこと。ハーブティーは、そんなハーブの効能を手軽に、そしておいしく体に取り入れることができる方法の1つです。ほとんどがノンカフェインなのでお子さんと一緒に楽しむことができます。

 

ハーブティーは、それぞれ効能が異なるので、そのときの体調や気分に合わせてハーブの種類やブレンドを変えてみてください。もちろん、味や香りでハーブを選んでもOK。夏の暑い時期ならアイスにしたり、酸味やクセがあるハーブティーの場合は、ジュースなどで割ってカクテルハーブティーを楽しむのもいいですね。

美しい2色のハーブティーカクテルにはママに嬉しい夏バテや美肌効果も
「ローズヒップハイビスカスティーwithリンゴジュース」

グラスにりんごジュースと氷を入れて、氷の上にマドラー(お箸などでもOK)を当て、マドラーに沿わせながらローズヒップハイビスカスティーを注ぐとキレイな層を作れます。

ローズヒップ

分類:バラ科

使用部位:偽果
主要成分:ビタミンC、果実酸、カロテノイド

作用:ビタミンC補給、緩下

適応:ビタミンC消耗時の補給、インフルエンザなどの感染症の予防、便秘


美肌、風邪予防を期待して古くから飲まれてきました。ほんのり甘く酸味があるので、酸っぱいのが苦手な人は、はちみつを入れたりジュースで割ったりして飲んでみて。

ハイビスカス 

分類:アオイ科 

使用部位:がく部

主要成分:植物酸(クエン酸)、アントシアニン
作用:代謝促進、消化機能促進、緩下、利尿
適応:肉体疲労、眼精疲労、便秘、循環不良

   
夏バテや二日酔い、むくみにも。酸味が強いため、甘みを加えたり、他のハーブティーと割って飲むのがおすすめ。

絵本ピーターラビットにも登場する
リラックスハーブの王道ジャーマンカモミールとペパーミントのハーブティー

ジャーマンカモミール

分類:キク科和名:カミツレ

使用部位:花部

主要成分:精油成分(カマズレン) 、フラボノイド(アピゲニン)

作用:消炎、鎮静、鎮痙、駆風

適応:胃炎、胃潰瘍、生理痛、皮膚炎、口内炎

注意点:キク科アレルギーのある方は注意する


やわらかな味わいで胃にやさしい、気持ちを落ち着かせてくれるハーブ。ストレスを感じたときや寝る前に飲むのがおすすめ。

ペパーミント  

分類:シソ科和名:セイヨウハッカ

使用部位:葉部

主要成分:精油成分(lーメントール)、フラボノイド(アピゲニン)

作用:賦活(のち鎮静)、鎮痙、駆風、利胆

適応:眠気、集中力欠如、腹部膨満感、鼓腸、食欲不振、過敏性腸症候群  


すっきりリセットして鎮めてくれる、目覚めと癒しのハーブ。ルームスプレーとしても良く使われます。

鮮やかな色を楽しめる上に、体にも優しいところがハーブティーのよいところ。夏休み、時間があるときに、お子さんと一緒にいろんな色のハーブティーカクテルを作ってみても楽しいですね。

<自由研究point>

1. いくつかのハーブティーを飲んで、色や味や香りを比べてみよう。

2. 気に入ったハーブティーがあったかな?その理由も書いてみよう。

3. お気に入りのハーブティーに他のハーブティーを加えて、オリジナルブレンドハーブティーを作ってみよう!

ブックハウスカフェで実施した親子イベントをのぞき見!

今回は神保町で唯一のこどもの絵本専門店&カフェである「ブックハウスカフェ」に、小学生を中心に親子5組が集まってくれました。

 

ブルーマロウの実験では、色が変わる様子を真剣に観察。「何色になると思う?」という先生の質問に手をあげて答えてくれる子も!
「やっぱりピンクになった!」「じゃあ、次は?」と予想をしながら、みんなで実験を楽しみました。

ハーブティーの試飲では、ジャーマンカモミール&ペパーミントティーを飲んで「いい匂いがする~」と言う子がいる一方、「葉っぱの匂いがする~」としかめっ面をする子も。2層のハーブティーカクテルは子どもたちに大人気!「混ぜるの、もったいないよ」と言う声も。

「ベランダでも育てやすいハーブは何ですか? ラベンダーはどうですか?」という質問に「暑さにも寒さにも強くて育てやすいのは、ローズマリー。ラベンダーなら、比較的暑さに強いラバンジン系の品種がおすすめです」と教えてくれた砂場先生。
日本の高温多湿の夏が苦手なラベンダーですが、園芸店に行けば、比較的暑さにも強い品種も出ているそう。日当りのよいベランダで育てる際には、日よけや、照り返し対策が必要だそうです。


子どもたちと植物や実験との距離がぐっと縮まる体験。今年の夏は、ママはハーブティーで体と心を癒し、子どもは自由研究の題材としてハーブティーを使うなど、親子いっしょに暮らしにハーブを取り入れてみましょう。

 

構成・文 サトウヨシコ

写真 所靖子(絵本ナビ編集部)

取材協力 こどもの本専門店 ブックハウスカフェ

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ぜひ、ご応募ください。

 

 

ハーブのつぼ by Yomeishu

養命酒製造株式会社のFacebookページ「ハーブのつぼ by Yomeishu」では、「ハーブ・生薬のある健やかな暮らし」に関する情報をお届けしています。こころとからだが元気になる、ハーブ・生薬の魅力や暮らしへの取り入れ方をどんどんご紹介します。
https://www.facebook.com/herbnotsubo

掲載されている情報は公開当時のものです。
絵本ナビ編集部
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