薬剤師おすすめの温めスパイスを使った、簡単!「ホットドリンクレシピ」3選
スパイスで芯からポカポカ、巡りアップ
寒い季節、体が冷えて巡りが悪くなりがち。セーターを着ていても靴下を履いていても、体の芯が冷えてしまう……ということも多いですよね。そこで、今回はハーブ・スパイスのプロ、養命酒製造の薬剤師さんがすすめる「体を温め、巡りをよくする」スパイス3種を使った、ホットドリンクレシピをご紹介します。
温め巡らせスパイス3種類
今回のレシピに使うのは、温めスパイスのうち「ターメリック」「シナモン」「クローブ」の3種類。
まず、ウコンの根茎を乾燥させた「ターメリック」。
血行を整え、新陳代謝を促進するほか、抗酸化作用もあることから、最近ではエイジングケア食材としても注目されています。
ターメリック
「シナモン」の生薬名は「桂皮(ケイヒ)」。血流をスムーズにする成分を含んでいるので、冷えやむくみの改善に◎。最近では毛細血管の老化を防止するエイジングケア効果も注目されています。
シナモン
「クローブ」は「丁子(チョウジ)」という生薬としても知られていて、体の内部の冷えからくる不調に対する処方に使われます。
クローブ
これらを使ったおいしいホットドリンクで、巡りをよくしてポカポカ温まりましょう。
朝スープで巡りアップ! 「金色のターメリックミルクスープ」
「金色のターメリックミルクスープ」レシピ
■材料(1杯分)
- ターメリックパウダー 2振り
- 玉ねぎ 1/4個(あらみじん切り)
- ベーコン 1/2枚(細切り)
- 牛乳 120ml
- コンソメ 小さじ1/4
※家に余っているローズマリーやタイム、セージなど(シソ科のハーブが使いやすい)があれば、加えると風味がアップします。
■作り方
- 大きめのマグカップに材料を全て入れ、ラップをかけ、電子レンジ(600W)で3分程加熱すれば完成。
■ポイント
- ターメリックが牛乳の加熱臭さや玉ねぎの青臭みをカバーしてまろやかに仕上がります。
※ホールのスパイスでも作ることができます。
お子さんと一緒に作るなら、お鍋でチャレンジ!ターメリックを入れたときの色の変化を楽しんで♪
※「金色のターメリックミルクスープ」は、2018年9月に養命酒製造(株)と茨城県水戸市が行った市内小学校での特別授業「水戸の今と昔に学ぶ薬草の知恵 ~元気の源、ハーブの力を学ぼう!~」で使用したレシピを元にアレンジしたものです。
養命酒製造のカフェでも大人気!ホッと温まる「シナモンココア」
「シナモンココア」のレシピ
■材料(1杯分)
- ココアパウダー ティースプーン山盛り1杯
- 熱湯 10ml
- 牛乳 150 ml
- シナモンパウダー 2振り
- 砂糖 お好みの量
※ココアとスパイスは相性抜群。大人用には、お好みでクローブやペッパーを加えると、よりスパイシーな味わいが楽しめます。
■作り方
- ココアパウダーと熱湯をマグカップに入れてスプーンでよくかき混ぜ、ペースト状になるまで練る。
- 粉が溶けたら、牛乳を少しずつ加えてダマにならないように混ぜる。
- シナモンと砂糖を入れ、ラップをして電子レンジ(600W)で1分弱加熱すれば完成。
※ホールのスパイスでも作ることができます。
※こちらの「シナモンココア」は、養命酒 駒ヶ根工場内のカフェで提供しているスパイスココアを元にアレンジしたレシピです。
体を芯から温めるクローブを使った 大人の「ホットワイン」
一日の終わりのリラックスタイム。優しい味わいのホットワインで一息つきながら、自分の時間を楽しみませんか。体が温まると、美容と健康維持に大切な睡眠の質も向上します。
「ホットワイン」のレシピ
■材料(1杯分)
- 赤ワイン 150ml
- クローブパウダー 2振り
- シナモンパウダー 3振り
- オレンジ 薄切り1枚
※お好みでペッパーや生姜、カルダモンを加えると、よりスパイシーな味わいが楽しめます。
■作り方
- カップに材料を全て入れてラップをかけずに(アルコールを飛ばすため)、電子レンジ(600W)で30秒~1分弱加熱すれば完成。
※ホールのスパイスでも作ることができます。
※こちらの「ホットワイン」のレシピは養命酒製造のHot wineを元にアレンジしたレシピです。
今回ご紹介したホットドリンクの作り方はどれもとても簡単。子育てで忙しい合間にも手早く作ることができます。ほっとするやさしい味わいの中に、ほどよいスパイスの風味がアクセントとなり、そしてお腹からポカポカ。温めスパイスで冷えに負けず、明日も元気な一日を過ごしましょう。
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