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月別児童書ランキングBEST10

【ランキング】2019年2月の児童書売上ランキングBEST10は?

 

今、絵本ナビで売れている児童書は?ロングセラーの中でも特に人気なのはどんな作品?
話題になっているのはどんな本?なかなか見えづらい児童書の売れ傾向ですが、少しでも児童書の旬をお伝えできるよう、1ケ月分のランキングを毎月発表していきます。
 

さて2019年2月は、どんな児童書が人気だったのでしょう?

2019年2月の児童書売上ランキングBEST10【2019/2/1~2/28】

40年以上愛される幼年童話の傑作!

ふたりはともだち

仲よしのがまくんとかえるくんを主人公にしたユーモラスな友情物語を5編収録。読みきかせにもふさわしいローベルの傑作です。小学校の教科書に採用されています。

  

ネートと一緒にナゾを解こう!

ぼくはめいたんてい(1) きえた犬のえ(新装版)

1982年の発売以来、ロングセラーとして人気のある「ぼくはめいたんてい」シリーズ最初のお話です。9歳という年齢ながらも本格的な探偵捜査ぶりを発揮するネートのカッコよさと、最後まで答えが分からないナゾの面白さが人気の秘密。1巻目は、仲良しの女の子アニーが書いた犬の絵がなくなったよ。さて、このなぞがとけるかな?

なぞなぞ遊びの楽しさがたっぷり。入学祝いにもおすすめの1冊!

なぞなぞのすきな女の子

なぞなぞ遊びの楽しさがたっぷり詰まったお話です。はじめてなぞなぞを知る子どもたちにも、すでになぞなぞが大好きな子どもたちにも、おすすめの1冊です。1年生が一人で読むには文章が多いので、はじめはぜひ読んであげて下さいね。女の子がなぞなぞでどんな風にオオカミに立ち向かったのかに注目してみて下さい。

「なぞなぞ」の次は、「じゃんけん」がテーマのこちらのお話もどうぞ。

じゃんけんのすきな女の子

とてもじゃんけんのすきな女の子がいました。だれとでもじゃんけん、何を決めるにもじゃんけん。だから、おとうさんもおかあさんも少々あきれ顔。暑い夏の日、留守番中の女の子は、とても大事なことを決めるじゃんけん勝負をすることに…!さてその相手とは?

  

第4位 『エルマーのぼうけん』

はじめて出会う冒険物語の傑作

エルマーのぼうけん

初めての冒険物語との出会いにおすすめの1冊。読み始めたらワクワクドキドキの連続で、あっという間にお話にひきこまれます。低学年ぐらいだと1人で読むにはまだ難しいので、ぜひ大人の方が読んで聞かせてあげて下さいね。エルマーが冒険に出かける時にリュックにつめこむ道具や、見開きの地図がお話の楽しさを盛り上げてくれます。

全点合わせてのセットも販売中。入学祝いにも喜ばれるシリーズ。

エルマーのぼうけんセット

エルマー少年とりゅうの子の冒険物語3部作。ユーモアたっぷりのお話は、読むものの心を空想の世界に羽ばたかせながら、物語のリアリティーに引き込みます。幼年童話の最高峰として読みつがれているロングセラー。

愛蔵版 エルマーのぼうけんセット

エルマー刊行60周年を記念して、ぜいたくな愛蔵版をつくりました! 3冊セットでケースに入れ、挿絵も本文も新規に作り直し、しっかりした作りの美しい本になりました。

●セキユリヲによるおしゃれなデザイン
●背はクロス装。タイトル文字は箔押し。
●さし絵は新規製版により、より鮮明に。
●セット内容
「エルマーのぼうけん」「エルマーとりゅう」「エルマーと16ぴきのりゅう」

第5位は、5作品が同数で並びました。あいうえお順にご紹介します。

第5位  『大きい1年生と小さな2年生』

大きい1年生と小さな2年生

体は大きいけれど弱虫のまさやと、体は小さいけれどしっかり者でけんかにも強いあきよ。まさやはあきよとの関わりを通して大きく成長します。1970年に刊行されてから40年以上たった今でも全く内容が古くならず、等身大の子どもの悩みや成長がしっかり描かれているところが大きな魅力です。ぜひ親子で一緒に出会ってほしい1冊です。

第5位 『たんたのたんけん』

たんたのたんけん

八月二十九日はたんのたんたの誕生日です。と、どこからかふしぎな地図がまいこみました。矢印や△じるしの書いてある、たんけん地図のようです。さっそく、たんたはたんけんに出発です。すると、どこからか、へんなひょうの子があらわれて……。

第5位 『チュウチュウ通りのゆかいななかまたち 1番地 ゴインキョとチーズどろぼう』

チュウチュウ通りのゆかいななかまたち 1番地 ゴインキョとチーズどろぼう

絵本から読み物への移行期におすすめしたい、読み物への橋渡しになる作品です。チュウチュウ通りに住むハツカネズミたちのさまざまな奮闘やドラマや感動が詰まったお話。個性的なネズミたちそれぞれが大切にしていることが感じられたり、仲間同士で助け合う温かい関係がみどころです。1巻目のお話が気に入ったら、ぜひシリーズで読んでみて下さいね。

第5位 『はれときどきぶた』

はれときどきぶた

とにかく面白く、笑えるお話です。自分の日記をお母さんに読まれていることを知り、「あしたの日記」としてウソの日記を書きはじめた主人公の則安。けれども日記に書いたウソが本当に起こりはじめたから、さあ大変! 本が苦手な子でも無理なく読め、笑える1冊でありながらも、大人になってからも楽しいエピソードが心に残り続ける名作です。

第5位  『ぼくはアフリカにすむキリンといいます』

ぼくはアフリカにすむキリンといいます

手紙を出したり受け取ったりする楽しさや、新しい誰かとの出会いの喜びが伝わるお話です。キリンがペンギンのことを想像して真似する姿はユーモアたっぷり。地平線のこちらから向こうまでなが―い距離を行き来する手紙のことを想像したり、手紙をやりとりするそれぞれの気持ちを想像しながらゆったりとした気持ちで楽しんで下さい。

第10位 『おはなしきょうしつ』

おはなし きょうしつ

大好評『おはなし だいどころ』に続く、第2弾! 
ふでばこ、ランドセル、ぞうきん、こくばん……。教室にある身近な物たちが、愉快な会話を繰り広げます。ほっこりあたたかく、くすっとおもしろい30話がつまった一口童話集。

「おりがみ」――青いおりがみが、変身ごっこをしようといいました。緑色や金色のおりがみは、風船やお財布に変身します。次々と、おりがみが変身していくなか、白色のおりがみだけは「めんどくさいなあ……」と言いながら……!?
「セロハンテープ」――セロハンテープは、やぶれた紙をペタンときれいになおしてくれます。そこへ、「たいへんです! なにものかにバラバラにされていました!」と、したじきが紙を運んできました。つなぎあわせてみると……!?

テンポの良いお話とユーモラスなイラストは、学齢前の読み聞かせや、小学校低学年の自分読みにオススメです! 
あなたの教室でも道具たちの会話が聞こえてくるかも……!?

いかがでしたか?
 

2019年2月の児童書ランキングは、名作ロングセラーづくしのランキングとなりました。児童書は新刊がランキング入りしてくるのにはちょっと時間がかかるようなのですが、2月もたくさん面白そうな児童書が発売されましたよ! 最後に新刊のおすすめをご紹介します。新刊もぜひチェックしてみて下さいね。

掲載されている情報は公開当時のものです。
絵本ナビ編集部
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