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【ランキング】今週の絵本売上ランキングBEST10は?(2019/8/19~8/25)

今、絵本ナビで話題になっている絵本は? 売れている絵本は?
絵本ナビの絵本売上BEST10のランキングを見れば絵本業界の動きが見えてくる!?
1週間分のランキングを毎週発表していきます。気になった作品があればのぞいてみてくださいね。
 
今週は、少しずつ秋の気配を感じるランキング…!?

今週の絵本売上ランキングBEST10は?【2019/8/19~8/25】

ルリユールおじさん

ルリユールおじさん

舞台はパリ。路地裏の静かな通りにひっそりとルリユールおじさんの店はあります。「ルリユール」とは手作りの製本のこと。ソフィーが大切にしていた植物の図鑑がばらばらになってしまい、途方にくれていると、「ルリユールおじさんのところへ行けば直してくれるよ。」という言葉を聞き、やっと探したのがこのお店だったのです。

おじさんの手によって、ソフィーの目の前で植物図鑑はどんどん修復され、生まれ変わっていきます。その細かい工程が紹介されている絵を見ながら「こんな丁寧な作業があるのか……」と感動せずにはいられません。なにせ製本職人は60もの工程を覚えなければならないそう。やがて、世界で1つだけの美しい植物図鑑が出来上がっていくのと同時に、ソフィーとおじさんとの交流、おじさんとやはり製本職人だった父を思い出していく様子などがとても丁寧に描かれていきます。

最後に金箔の文字が入って完成した瞬間。読者にも、その幸せな気持ちが伝わってきます。今では、全工程をマスターしている職人さんというのは一桁の数しかいないのだそう。そんな「魔法の手」で作られている本というのは、やっぱり存在感が格別なのです。憧れますよね……。

秋も深まる季節にぴったりの、本を愛するちょっと大人の為の絵本です。

(磯崎園子  絵本ナビ編集長)

この本、すごい!
星5つじゃたりないくらい、オススメです。
とにかく感動しました。この本のストーリーもルリユールという仕事も、とても美しい絵も、あらゆる面で感動です。

こういう感じの絵本は大人ウケはすごく良いのは分かりますが、6歳の長女までもがいたく感銘を受けていたところがすごいです。
「ルリユールってなんだろう?」
「女の子の本はきれいに直るのかな。」
「ルリユールの工程をどうやって(作者は)調べたの?」
「すごいきれいな本になったね。」
「ソフィーは、大きくなって、すごくなったね。」
と、長女はストーリーの流れにのりわくわくする気持ちを抑えきれない様子でお話に聞き入っていました。
最後の最後のページまで、心に入り込む感じで読めました。

本当に充実した読後感を味合うことができ、幸せでした。
長女は
「わあ、すごかった。ソフィーもすごいね。」
と、興奮気味に感動してました。
(AAさん 30代・ママ 女の子6歳、女の子3歳)

おしっこちょっぴりもれたろう

おしっこちょっぴりもれたろう

ぼくは、パンツにおしっこがちょっぴりもれちゃうから、いつもお母さんに怒られる。
でも、いいじゃないか。ちょっぴりなんだから。
パンツをはいたらわかんないんだから。

https://www.ehonnavi.net/ehon/118775/%E3%81%8A%E3%81%97%E3%81%A3%E3%81%93%E3%81%A1%E3%82%87%E3%81%A3%E3%81%B4%E3%82%8A%E3%82%82%E3%82%8C%E3%81%9F%E3%82%8D%E3%81%86/
https://www.ehonnavi.net/shopping/category.asp?n=6484

だるまさんが

だるまさんが

赤くて、ぷくーっと膨らんだように丸くて、小さな手足がちょこんとついていて、なんだかびっくりしたような顔をしてこちらを見ているのは…だれでしょう?

「だ る ま さ ん が」

ページをめくれば、そのまあるい体が、かけ声と共にゆらゆら揺れ出して……

「どてっ」

あ、ころんじゃった!!

「だ る ま さ ん が」

今度は……

「ぷしゅーっ」

あれ!? なんかぺっちゃんこになってる!!


0歳の赤ちゃんから大人まで笑ってしまうと、発売以来ずっと多くの読者を喜ばせ続けているこの絵本。柔らかそうな丸くて赤いかたまりが、伸びたり縮んだり、転んだり。目をつぶったり、開いたり、笑ったり。おまけに「ぷっ」とする。だるまさんっていう名前なんて知らない小さな子でも惹きつけられてしまっているのが、その反応を見ているだけでわかります。呼びかけるような言葉のリズムも声に出してみれば独特な「間」をつくってくれて、誰が読んだって笑っちゃうのです。

作者のかがくいひろしさんが絵本を作る時にこだわっていたのが「もの」「音」「うごき」「見立て」なのだそう。理屈がわからなくたって、見て、聞いているだけで楽しくなってくる。それがこの絵本の人気の秘密になっているのだということは、多くの読者からの感想を読んでいてもよくわかりますよね。

さらに、ユーモラスだけれど、どこまでも優しさを感じる表情。動きの愛らしさ。だるまさんが転ぶだけじゃない、という意外性。自然とスキンシップを取りながら読んでしまうこと。読んであげる大人の方が先に笑ってしまうこと。

…それらが全部、この絵本が愛される要素になっていることは言うまでもないですよね。

(磯崎園子  絵本ナビ編集長)

https://www.ehonnavi.net/ehon/17129/%E3%81%A0%E3%82%8B%E3%81%BE%E3%81%95%E3%82%93%E3%81%8C/

4位 あっちゃんあがつく たべものあいうえお

あっちゃんあがつく たべものあいうえお

うたって、あそべて、たのしめる、愉快な「たべものあいうえお」。「あ」から「ん」まで、濁音、半濁音も含めて69音すべてが登場。名前の頭文字で「ことばあそび」もできます。

5位 こんとあき

こんとあき

こんは、おばあちゃんが作ったキツネのぬいぐるみ。ある日なかよしのあきとふたりで、おばあちゃんに会いに行くことになりましたが……。幼い子の心をとりこにする魅力あふれる絵本。

6位 おばけのてんぷら

おばけのてんぷら

うさこは山で、こねこくんがおべんとうを食べているのにであいました。おかずは、おいしそうなてんぷら。うさこはさっそく、自分でもつくってみることにしました。
「ああおいしい。てんぷらってだーいすき。」
うさこがごきげんでてんぷらをあげていると、においにさそわれて、山のおばけがそっとやってきました。

7位 どんどこ ももんちゃん

どんどこ ももんちゃん

ももんちゃんが、どんどこどんどこ走っていきます。川を渡って山を登って、どんどこどんどこ。

8位 くっついた

くっついた

ページをめくると…、くっついた!そのくり返しが楽しい赤ちゃん絵本です。最後は、赤ちゃんのほっぺをはさんで、お父さんもお母さんもいっしょに、くっついた!
赤ちゃんのまわりにいる大人まで、ニッコリ笑顔になる絵本です。

9位 あいぼうはどこへ? ニューヨークの としょかんに いる 2とうの ライオンの おはなし

あいぼうはどこへ? ニューヨークの としょかんに いる 2とうの ライオンの おはなし

ニューヨーク公共図書館のライオン、しっかりもののフォーティテュードと好奇心たっぷりのペイシェンスは、毎日入り口の前で図書館を訪れる人を待っています。
ところがある日、ペイシェンスがいなくなってしまったのです。夜が明ける前までに自分の「もちば」に戻っていないとたいへんなことになります。
そこでフォーティテュードはペイシェンスを探しに大きな図書館の中へ入っていきます。
世界でもっとも有名な、美しい図書館のひとつニューヨーク公共図書館を舞台にした2頭のライオンのお話のはじまりです。

訳: 金柿 秀幸(かながき ひでゆき)
絵本情報サイト「絵本ナビ」の代表として、また父親による絵本読み聞かせユニット「パパ’s絵本プロジェクト」のメンバーとして、素敵な絵本をたくさんの親子に紹介することをライフワークとしている。主な著書に『幸せの絵本』シリーズ、『大人のための絵本ガイド』(ともにSBクリエイティブ)、『絵本であそぼ!』(小学館・共著)などがある。

10位 たまごのえほん

たまごのえほん

たまごから、かわいいあかちゃんがうまれるよ! 上右下の三方にひらくページをゆっくりとひらいてゆくと……。ひよこ、カタツムリ、うみがめ、ペンギン……たまごのなかから、つぎつぎとあかちゃんたちがうまれてきて…。

めくるというしかけ。シンプルだからあかちゃんも楽しい!たまごからでてくる時、ひよこは「ぴよ」、かたつむりは「にゅーう」。しかけをいかした擬音語、擬態語が楽しく、今までにないえほん体験が親子で楽しめます。

掲載されている情報は公開当時のものです。
絵本ナビ編集部
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