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【ランキング】今週の絵本売上ランキングBEST10は?(2019/8/26~9/1)

https://style.ehonnavi.net/news/2019/08/26_192.html

今、絵本ナビで話題になっている絵本は? 売れている絵本は?
絵本ナビの絵本売上BEST10のランキングを見れば絵本業界の動きが見えてくる!?
1週間分のランキングを毎週発表していきます。気になった作品があればのぞいてみてくださいね。
 
今週は、たべもの絵本が強い…!?

今週の絵本売上ランキングBEST10は?【2019/8/19~8/25】

もこ もこもこ

もこ もこもこ

空と、地面の絵。「しーん」
地面の一部が盛り上がります。「もこ」
盛り上がりはさらに大きくなり、となりにちいさな盛り上がりが。「もこもこ」「にょき」
ページをめくるごとに次々に起こる驚きの展開。
そして最後には「しーん」。

「もこ」!

まったく不思議な絵本です。
出てくる言葉は「もこ」だの「にょき」だの「ぽろり」だのといった擬音ばかり。でもそれ以上の言葉は必要ないんです。
子どもは最初の2ページでこの絵本の世界に引き込まれます。
「しーん」から、「もこ」となった瞬間、世界は動き始めます。あとは親子で一緒に思い切り楽しみましょう。
言葉で説明するのは野暮というもの。まずは手にとってご覧ください。

https://www.ehonnavi.net/ehon/130/%E3%82%82%E3%81%93%E3%82%82%E3%81%93%E3%82%82%E3%81%93/

「ぱくっ」が大好き
初めて読んだときは子どもも私も「?」な本でした。それが回を重ねるうちに、ふたりともその魅力にひきこまれていきました。何だか分からないけど地面から出てきた「もこ」「にょき」。そしてそれが「ぱくっ」と食べる時には、必ず子どもが「ぱっ」と言います。まだ言葉もあまり出ない1歳ちょっと。でも「ぱくっ」の瞬間が大好き。子どもの感性にぴったりと合った本です。そして私も1日1回は読みたくなります。きれいな色、美しい装丁、不思議な言葉と絵。宇宙のお話なのかな・・・と想像しながら読んでいます。ぜひお勧めの1冊です。
(makoさん 30代・ママ 男の子1歳)

ノラネコぐんだん おすしやさん

ノラネコぐんだん おすしやさん

大人気絵本『ノラネコぐんだん』シリーズ、第3弾! まわるおすしが気になったノラネコぐんだんが、またまたなにやらたくらんでいるようす。夜中にこっそりおみせにしのびこんで、ニャーニャー、ガラガラ、ドッカーンと大あばれ!

https://www.ehonnavi.net/ehon/110201/%E3%83%8E%E3%83%A9%E3%83%8D%E3%82%B3%E3%81%90%E3%82%93%E3%81%A0%E3%82%93%E3%81%8A%E3%81%99%E3%81%97%E3%82%84%E3%81%95%E3%82%93/
https://www.ehonnavi.net/ehon/110201/%E3%83%8E%E3%83%A9%E3%83%8D%E3%82%B3%E3%81%90%E3%82%93%E3%81%A0%E3%82%93%E3%81%8A%E3%81%99%E3%81%97%E3%82%84%E3%81%95%E3%82%93/

そらまめくんのベッド

そらまめくんのベッド

そらまめくんの宝物は、ベッド。雲のようにふわふわで、わたのようにやわらかいんです。
えだまめくんや、グリーンピースのきょうだいたちが「そのベッドでねむってみたいなあ」といいますが、「だめ、だめ」と誰にもつかわせようとしません。
ところがある日、大事なベッドがなくなってしまいます。
さんざん探して、とうとうベッドを見つけたそらまめくんは・・・?

「くれよんのくろくん」「こぐまのくうぴい」「どんぐりむら」など数々のヒットシリーズをもつなかやみわさんのデビュー作。「そらまめくん」シリーズの記念すべき第一作目です。
頭に黒いすじがある、下ぶくれな形がキュートなそらまめくん。
そらまめくんの住む場所には、どんぐりのカップが置いてあったり、草葉の露で顔を洗う場所や、干し草のタオルがあったり・・・細かい絵にわくわくしちゃいます。
ベッドをかしてもらえなかったお豆仲間がさいしょは冷ややかなのに、だんだんそらまめくんがかわいそうになっていっしょにさがしてあげるところ、ベッドを見つけたそらまめくんが、迷って(すぐ取り返さずに)しばらく様子をみるところも、小さな読者の共感をよぶポイントです。
「かして」「だめ」「いいよ」って、お友達とかかわりはじめるときの、はじめの一歩ですものね!

ほかのお豆たちのベッドに寝てみたそらまめくんが「ちいさい」「かたい」と困り顔のシーンには、かわいそうだけどくすっと笑ってしまいます。お豆のさやってほんとうに形が様々。なかでもとくべつフカフカなのがそらまめくんのベッドですから、実物をさわってみたくなりますよね。
ラストシーンではみーんないっしょにねむったお豆さんたち。
読んでいるわたしたちも、やさしい気持ちになること、まちがいなしですよ。

(大和田佳世  絵本ナビライター)

https://www.ehonnavi.net/ehon/203/%E3%81%9D%E3%82%89%E3%81%BE%E3%82%81%E3%81%8F%E3%82%93%E3%81%AE%E3%83%99%E3%83%83%E3%83%89/

そらまめくんの気持ちになると。。
この絵本は、次女がお気に入りでした。そらまめくんのベッドが卵を温めるのに使われた、という意味が分からなかったらしく、春になったときにそらまめをさやごと買ってきて、剥かせてみました。そこでやっと、そらまめのからは柔らかい、だから、卵を温めるのに使ったんだ、と納得していました。

でも、この絵本のいいところは、きっとそこではなくて、初め意地悪をしていたそらまめくんが、最後はお友達みんなにベッドを貸してあげるところ。自分だけで独占しないで使えるって、子どもには(大人にも、ですね)難しいことだからこそ、学んでほしいところです。

そして。そらまめくんの気持ちも考えてあげないと。貸してくれるように頼むのもなかなか勇気がいることだけど、貸すのにも勇気がいることだから。
 
そんな両方のことをこの絵本からかんじることができるかもしれません。
(セルバさん 30代・ママ 女の子6歳、女の子5歳、男の子0歳)

4位 あっちゃんあがつく たべものあいうえお

あっちゃんあがつく たべものあいうえお

うたって、あそべて、たのしめる、愉快な「たべものあいうえお」。「あ」から「ん」まで、濁音、半濁音も含めて69音すべてが登場。名前の頭文字で「ことばあそび」もできます。

5位 おばけのてんぷら

おばけのてんぷら

うさこは山で、こねこくんがおべんとうを食べているのにであいました。おかずは、おいしそうなてんぷら。うさこはさっそく、自分でもつくってみることにしました。
「ああおいしい。てんぷらってだーいすき。」
うさこがごきげんでてんぷらをあげていると、においにさそわれて、山のおばけがそっとやってきました。

6位 ノラネコぐんだん パンこうじょう

ノラネコぐんだん パンこうじょう

おいしそうなパンが気になるノラネコぐんだん。
ワンワンちゃんのパンこうじょうにしのびこみ、
見よう見まねでパンづくりに挑戦!?

7位 ノラネコぐんだん アイスのくに

8位 ふたりはともだち

ふたりはともだち

仲よしのがまくんとかえるくんを主人公にしたユーモラスな友情物語を5編収録。読みきかせにもふさわしいローベルの傑作です。小学校の教科書に採用されています。

9位 くっついた

くっついた

ページをめくると…、くっついた!そのくり返しが楽しい赤ちゃん絵本です。最後は、赤ちゃんのほっぺをはさんで、お父さんもお母さんもいっしょに、くっついた!
赤ちゃんのまわりにいる大人まで、ニッコリ笑顔になる絵本です。

10位 おつきさまこんばんは

おつきさまこんばんは

空に浮かぶお月さまを、あかちゃんは不思議な生きもののように見つめます。そのお月さまや、お月さまの前を横切る雲とお話をするように描かれた傑作です。

掲載されている情報は公開当時のものです。
絵本ナビ編集部
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