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絵本がもっと楽しくなる!面白い「絵本ガイドブック」5選!

あなたはどれが好き?「絵本ガイドブック」

絵本を選ぶだけじゃない読み物や贈り物としての絵本ガイドブック

昔から読まれているベストセラーから、遊び心たっぷりの新刊の絵本まで、この世の中には驚くほどたくさんの絵本が存在しています。でも、その絵本すべてと出会うことはなかなか難しいのが現実です。絵本ナビでもたくさんの絵本をご紹介していますが、そこからピッタリの一冊を見つけるのもなかなか迷ってしまいます。

 

どんな絵本があるんだろう。

こんな気持ちの時にぴったりの絵本を知りたいな。

子どもはどんな絵本が好きなんだろう。

 

そんな時やっぱり便利なのが「絵本ガイドブック」。ちょっとお気に入りの絵本ガイドブックを集めてみましたが、こんなにたくさんありました。ガイドブックは、それぞれとても個性的で、いろいろな視点から、普段気づかなかった、知らなかった絵本の魅力を紹介しています。もちろん、絵本をさがすために絵本ガイドブックを購入する人がほとんどだと思うのですが、実は絵本ガイドブックが読み物としてとても優秀だったりします。今日は、そんなちょっと変わった、新しい絵本ガイドブックの使い方をご案内します!

子育て中のママだけじゃない、大人も元気と勇気をもらえるガイドブック

「絵本ガイドブック」というと、もちろん年齢別に子どもの体や心の成長にあわせた絵本を紹介しているものや、子どものしつけの手助けをしてくれるようなガイドブックを想像したりします。

 

ご紹介する絵本ガイドブックは、著者が子育てをする中で出会ったテーマ別のおすすめ絵本を、息子さんとの思わず吹き出しちゃうおもしろ実体験エピソードや、ホロッと泣けちゃう子育てエピソードと共に紹介しています。エピソードは、テーマごとの絵本が紹介される前に挿入されているのですが、このエピソードがとてもいいのです。子育て中のママはもちろん、これからママになる人、ママを卒業した人も、大いに共感してしまう内容なのですが、「ママスイッチ」を体験していない男性でも女性でも大人が読んで不思議とグッとくるものがあります。子育てと真剣に格闘しながら持前のユーモアと視点で、ハプニングさえも楽しい日常に変えてしまう、著者の言動になんだかとてつもない勇気と元気をもらえます。毎日を愉快に生きるため、たまには失敗だってあるさ!でも前に進んでみようよと背中をトンと押してくれる、そんな頑張ってる人のための応援歌のような本です。

 

だから、著者がおすすめしてくれる絵本は、タイトルの通りしっかりと読者に寄り添ってくれるものばかり。子どもはもちろんのこと、大人が読んでも気になる絵本がたくさん紹介されています。著者は、絵本ナビ編集長のイソザキなのですが、色眼鏡なく本当に面白いです。ママもなのですが、パパや男性に読ませたい絵本ガイドブックナンバー1です。

『ママの心に寄りそう絵本たち』(著:磯崎園子 イラスト:掛川晶子 出版社: 自由国民社)から
『ママの心に寄りそう絵本たち』(著:磯崎園子 イラスト:掛川晶子 出版社: 自由国民社)から
『ママの心に寄りそう絵本たち』(著:磯崎園子 イラスト:掛川晶子 出版社: 自由国民社)から

うれしい時も泣きたい時も、いつだって絵本はママの味方!
絵本ナビ編集長・磯崎園子がおくる ママの気持ちがかるくなる絵本ガイド誕生

☆「男の子ってどうしてこうなの?」に答えてくれる絵本は?
☆「なかなか◎◎してくれない」ときに役立つ絵本ってある?
☆「家族とのかかわり」をたいせつにしたくなる絵本は?
☆「あかちゃんのかわいらしさ」を堪能する(思い出す)絵本は?
☆「ママスイッチ」が入ったママにおすすめしたい絵本はどれ?
どうぞ、あなたの心に寄りそう絵本を見つけてください。

子育て真っ最中のママへ、これからママになるかたへ、子育て卒業のママにもおすすめ!がんばるママへのプレゼントとしても最適です。
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著者について
絵本情報サイト「絵本ナビ」編集長として、絵本作家さんへのインタビューやおすすめ絵本の紹介、絵本ナビコンテンツページの企画制作などを行っている。大手書店の絵本担当という前職の経験と、自身の子育て経験を活かし、絵本ナビのサイト内だけではなく新聞・雑誌・インターネット等の各種メディアで「子育て」「絵本」をキーワードとした情報を発信している。私生活では中学生の母としての顔を持つ。

大人の中の「子ども」を目覚めさせる絵本ガイドブック 導入編

大人になってから絵本に触れる機会がない人が大半かもしれません。絵本に触れていても、あくまでも子どものために絵本の読み聞かせをしていて、自分のために絵本を読むことはなかなかないかもしれませんね。でも、絵本は、本当に不思議な力を持っていて、大人になって真面目に向き合ってみると、鎧をまとった心をいとも簡単に脱がす手伝いをしてくれます。一瞬で柔らかな「子ども」の心に戻れる、自分の中の子どもに会える扉の役割をしてくれます。特に「子ども」の時の記憶に残っている絵本との再会は特別な体験になります。

 

『絵本のはなし』は、幼い頃の思い出の絵本の住人に扮した菊池亜希子さんが案内役となり、大切な思い出と一緒に絵本が紹介されています。同世代の方はその懐かしい絵本に思わず「あっ知ってる、この絵本!思い出した、これは私が子どもの頃・・・」と幼い頃の思い出が一瞬にして蘇るはず。友だちや家族が昔どんな絵本を読んでいたか聞いてみるのも面白いかもしれませんね。

『絵本のはなし』(著:菊池 亜希子 出版社: 白泉社)から

女優・モデルとして大活躍の著者が贈る、絵本への愛が詰まった一冊。子ども頃からお気に入りだった数々の作品の思い出や魅力をたっぷり語ります。巻末には、著者初の描き下ろし絵本「ぼくのだいじ」も収録。ファン必見です!

大人の中の「子ども」を目覚めさせる絵本ガイドブック 実践編

絵本はもちろんなのですが、より深く、自分の「子ども」と対話をしたい時、児童書がとっても良い役割をしてくれるような気がします。小学生が絵本から読み物へとより深いお話を理解し、物語の世界を楽しめるきっかけづくりを担うのも絵本ガイドブックが一役買っています。ここでは、子どもと一緒にママやパパも自分がどんな児童書が好みなのかためしてもらいたい!この「つぎ、なにをよむ?」シリーズは是非大人にもおススメしたいです。とてもユニークなのが、それぞれの気になるテーマの扉と題して、チャートが用意されています。自分の好みを探りながら、選択肢を選んでチャートをすすむと、おススメの児童書が待っています。選択したその道の先に待っている児童書との出会いがきっと特別な時間になるはず。子どもの本と思って読んだら驚かされます。敏感な成長期の子どもの心に向けて書かれた児童書は確実に大人の心も揺さぶるのです。

『つぎ、なにをよむ?5・6年生』(編:秋山朋恵 絵:小林ゆき子 出版社: 偕成社)から
『つぎ、なにをよむ?5・6年生』から

読みたい本を自分で探せる子どものためのブックガイド
子どもが自分で次に読みたい本を見つけるためのブックガイド、高学年版です。楽しいチャートで、読みたくなる本がぞくぞくと見つかります。
 

あの大好きな作家さんや漫画家さんの「子ども時代」を知る絵本ガイドブック

そうそうたる名前が連ねるこの絵本ガイドブックは、とてもユニークで、様々な職業の第一線で活躍する著名人の子どもの頃に思い出として残っている1冊をご本人のエッセイと共に紹介しています。そのエッセイに添えられているこうの史代さんの4コマ漫画が素晴らしく、それぞれの著者が語る時代や場所へと簡単に疑似体験させてくれるのです。「あのとき」に出会った特別な絵本を著者が自分の言葉で語るその重みは、まるでタイムスリップして子どもになった著者が会いに来てくれたような、古くから知っている知人のような、とても身近で親しい気持ちになれます。好きな絵本や思い出に残っている絵本のお話を聞くということは、その人の記憶の一部を分けてもらっているような感覚なのかもしれません。中には古い絵本もあるので今でも購入できるのかわからないのですが、とても面白く、紹介されている絵本に興味がわきます。

『あのとき、この本』(漫画:こうの史代 編:「この絵本が好き!」編集部 出版社: 平凡社)から

あなたの好きな絵本はどれですか?──「こどものとも」連載の絵本書評エッセイが待望の単行本化!

絵本の思い出エピソードに癒される絵本ガイドブック

絵本を選ぶ時に何より信頼できるのはその絵本を読んだ人の生の声、レビューだったりします。そのレビューの中でも、子どもの成長や家族の思い出と共に書かれてた絵本の記憶は特別なものです。実際に自分が経験していない、会ったこともない人のお話のはずなのに、同じ絵本を読んだという「絆」が共感力をさらに呼ぶのでしょうか。『幸せの絵本』に紹介されている絵本とそのレビューは読み物として、心を癒し、慰めてくれます。もちろんそのあと、お気に入りの絵本を購入するきっかけにもなるガイドブックですが、これだけのいろいろな人の体験談を読める事は本当に貴重です。そして、何よりも心が疲れていている時にページをめくると、見開きいっぱいに印刷されている絵本とレビューが優しく迎えてくれます。実体験でもありますが、誰かを元気づけたい時、優しく悲しみを受け止めてあげたい時、この絵本ガイドブックはなによりもおすすめしたい贈り物にもなります。

好きなところのページを開いて、1日1ページ眺めてみるだけでも心が元気になる気がします。

いま読みたい、読んであげたい絵本 100 冊を一挙ご紹介!
本書は、<幸せの絵本>シリーズの第3弾にあたります。今回のコンセプトは、「家族の絆」。
震災後、家族のありかたや人とのつながりが問い直されているいまだからこそ読みたい名作 100 冊を集めました。

■カテゴリ一覧
パパ・ママ・わたしとぼくときみ/気持ちをのびのびあらわそう/なんでだろうを大事に/本の世界の入り口へようこそ

いかがでしたか。実はご紹介したい絵本ガイドブックはまだまだたくさんあるのですが、今回は絵本ガイドブックを一つの読み物としてご紹介させていただきました。

絵本の世界をより楽しむために手を差し伸べてくれる「絵本ガイドブック」。改めて読んでみると、いろいろな発見が待っていると思います。あなただけのお気に入りを見つけてくださいね。

富田直美(絵本ナビ編集部)

掲載されている情報は公開当時のものです。
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