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絵本ナビ編集長イソザキが登壇!市立図書館開館30周年記念講演会「絵本のチカラ!」

子どもが喜ぶ読み聞かせ、大人を救ってくれる絵本など実体験から絵本紹介「絵本が育むチカラと効果」を講演!

2018年6月7日(木)に南足柄市文化会館小ホールにて、絵本ナビ編集長イソザキの講演会「絵本のチカラ!」が開催されました。

この講演会は、南足柄市立図書館開館30年を記念して、南足柄市教育委員会、市立幼稚園PTA連絡協議会が、市立図書館開館30周年記念講演会・平成30年度幼児期家庭教育講演会「絵本のチカラ!」として企画したもの。絵本ナビ編集長イソザキは講師として招かれ、一般の方100名を対象に「絵本が育むチカラと効果」をテーマにお話しました。当日の講演会では、多くの方がご来場され大盛況に終わりました!

 

たくさんの方がご来場し、みなさん真剣に耳を傾けていました。
講演中の絵本ナビ編集長イソザキ

今回の講演でご紹介した絵本

約1時間30分にもわたる講演会では、イソザキ本人の子育てエピソードを交えながら、子どもと絵本の関係、子育てをする大人の支えになる絵本などについてお話しました。ご紹介した絵本は約30冊!どの絵本の紹介も印象に残るもので、みなさん熱心にお話に聞き入ってました。
 

講演会でご紹介した絵本の一部が展示されています!

展示場所 : 南足柄市立図書館 1階カウンター前
展示期間 : 6月7日(木)~6月29日(金)

講演でご紹介した2冊をイソザキのみどころでご紹介

ルラルさんのえほん(8) ルラルさんのだいくしごと

広いお庭のある家に住むルラルさんの暮らしは、いつもなんだか楽しそう。お料理をしたり、自転車でお出かけをしたり、本を読んだり、時にはバイオリンを弾いてみたり。

そんなルラルさん、実は大工仕事の腕前もなかなかのものなのです。のこぎりやトンカチ、カンナにドライバーなど、自分用の大工道具も充実していて、いすやテーブルだって、さささっとつくってしまいます。今日の大工仕事は、屋根の修理です。雨漏りをしないよう、ルラルさんはじっくり調べ、丁寧にひびを埋めていきます。さすがです。

ところが。

…「え?」

ルラルさんが屋根から降りようとすると、思わぬことが起き…。

屋根の修理はさっさと終わらせて、今日はこの後、パンを焼いてお風呂の掃除をするつもりだったルラルさんの計画はあっさりと崩れてしまい、結局一日仕事になってしまいます。もちろん、原因は庭の仲間のあの子たち!? でも仕方ないですよね、だってあんなに楽しそうにしているんですから。あんなにワクワクしている後ろ姿はなかなか見られるものではありません。

それよりも、ルラルさんが見つけた時間は何にも代え難く…素敵なのです。

「とっても たのしかったなぁ」とみんな。
「それは よかったね。」とルラルさん。

なんでもないけれど、とびっきり豊かな一日。ルラルさんも良かったね。
「ルラルさんのえほん」シリーズ、第8作目のお話です。

わたしたちのたねまき

最初に登場するのは、お庭に色々な野菜のたねをまいている親子。
色々な形をしたたねは、やがてカボチャやニンジン、キャベツやマメになります。
そうやって、毎年たねまきを繰り返すのです。

でも、この絵本は言うのです。
私たちは、もっと広くて、大きな庭に、たくさんのたねをまいてきました、と。
どういうことでしょう。

例えば、風。
大きくて強い風が、様々な植物のたねを吹き飛ばし、遠くへ飛ばします。

例えば、太陽。
午後の日の光が、エニシダのさやを温め、乾かし、フライパンの上のポップコーンみたいに、たねが弾け飛びます。

雨も、川も、鳥も。
それぞれの方法でたねを遠くへと運びます。
動物たちは、自分たちが生きていく生活の中で、自らの体や毛皮にくっつけながら、いつのまにかたねたちを違う場所へと運んでいきます。
どんぐりだって…。

知らなかった!こんなにも世界の色々なものが「たねまき」という行動に参加しているなんて。そして、私たち人間だって、知らないうちに。

こうして、地球というひとつの大きな庭がつくられていくのです。なんて美しく、なんて感動的な事実なのでしょう。翻訳をされている梨木香歩さんによるあとがきの言葉も忘れられません。「…一人ぼっちで孤独だな、と感じるときは、自分は本来自分がいる場所から遠く、この辺境に飛ばされてきた種なのだ、と思えば、今生きていることそのものが、重大な任務のように思えます――(あとがきより抜粋)」

 

磯崎園子(絵本ナビ編集長)

今回の講演を聞いたみなさんの感想

 絵本に限らず、いろいろな経験は子育てのたねまきになるのかなと思い、1つ1つの経験を大切にしたいと思いました。

 

 イライラしている時は、笑える絵本で心をリフレッシュしたいと思います。

 

● 子どもたちと絵本でいろいろな発見をしたり、親子で記憶に残る生活になるよう、絵本を役立てたいです。

 

 絵本が大人を救ってくれることもあると聞き、大切にしたいと思いました。

 

 子どもの目線になって絵本を読んでみようと思いました。

 

● 本屋に行ってもたくさん絵本があって、わからなかったのですが、本選びのヒントがもらえて参考になりました。

 

 あらためて絵本の素晴らしさを実感しました。

今回の講演について

市立図書館開館30周年記念講演会

平成30年度幼児期家庭教育講演会「絵本のチカラ!」

 

日時:6月7日(木)10:00~11:45

会場:南足柄市文化会館小ホール

講師:磯崎園子(株式会社 絵本ナビ 編集長)

内容例:絵本を育むチカラと効果、子どもが喜ぶ「読み聞かせ」、お父さんにオススメの読み聞かせ絵本など

対象:一般の方 100名

参加費:無料

主催:南足柄市教育委員会/市立幼稚園PTA連絡協議会

この模様は、JCOM小田原「デイリーニュースで、小田原市、南足柄市で放映されました。
最後に、今回お世話になった南足柄市生涯学習課の方と一緒にパチリ!

講演依頼のきっかけとなったイソザキの著書はこちら

ママの心に寄りそう絵本たち

うれしい時も泣きたい時も、いつだって絵本はママの味方!
絵本ナビ編集長・磯崎園子がおくる ママの気持ちがかるくなる絵本ガイド誕生
☆「男の子ってどうしてこうなの?」に答えてくれる絵本は?
☆「なかなか◎◎してくれない」ときに役立つ絵本ってある?
☆「家族とのかかわり」をたいせつにしたくなる絵本は?
☆「あかちゃんのかわいらしさ」を堪能する(思い出す)絵本は?
☆「ママスイッチ」が入ったママにおすすめしたい絵本はどれ?
どうぞ、あなたの心に寄りそう絵本を見つけてください。

子育て真っ最中のママへ、これからママになるかたへ、子育て卒業のママにもおすすめ! がんばるママへのプレゼントとしても最適です。

 

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掲載されている情報は公開当時のものです。
絵本ナビ編集部
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