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【1歳のママ】に届けたい「子育て中のママの心に寄りそう絵本」講演レポート!

不安を抱えた子育てママを応援!緊張を解きほぐす魔法の絵本25選

2018年3月15日の午前10時、春のうららかな日差しの中、武蔵野市立0123はらっぱの多目的室に訪れたのは、1歳のお子さんを持つママたち。施設内の託児所に初めてお子さんをあずけたママは、心なしか少し不安で落ち着かない表情です。

 

絵本ナビ編集長イソザキは、ママたちの緊張をほぐすように、「今日は、みなさん1歳のお子さんを持つお母さま方がいらっしゃっていると伺っています。少しの間でもお子さんと離れるのは寂しいかもしれませんが、その貴重なお時間をいただいて、精一杯お話できればと思います。」とやさしい語り口調で、講演「子育て中のママの心に寄りそう絵本」をスタートさせました。

1歳のお子さんを持つママを前に講演をするイソザキ

今回、講演依頼のきっかけとなったイソザキの著書

ママの心に寄りそう絵本たち

うれしい時も泣きたい時も、いつだって絵本はママの味方!
絵本ナビ編集長・磯崎園子がおくる ママの気持ちがかるくなる絵本ガイド誕生

☆「男の子ってどうしてこうなの?」に答えてくれる絵本は?
☆「なかなか◎◎してくれない」ときに役立つ絵本ってある?
☆「家族とのかかわり」をたいせつにしたくなる絵本は?
☆「あかちゃんのかわいらしさ」を堪能する(思い出す)絵本は?
☆「ママスイッチ」が入ったママにおすすめしたい絵本はどれ?
どうぞ、あなたの心に寄りそう絵本を見つけてください。

子育て真っ最中のママへ、これからママになるかたへ、子育て卒業のママにもおすすめ! がんばるママへのプレゼントとしても最適です。
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【著者について】
1974年、愛知県生まれ。絵本情報サイト「絵本ナビ」編集長として、絵本作家さんへのインタビューやおすすめ絵本の紹介、絵本ナビコンテンツページの企画制作などを行っている。大手書店の絵本担当という前職の経験と、自身の子育て経験を活かし、絵本ナビのサイト内だけではなく新聞・雑誌・インターネット等の各種メディアで「子育て」「絵本」をキーワードとした情報を発信している。私生活では中学生の母としての顔を持つ。

ママの心を元気にしてくれるのはどんな絵本?

講演では、ママの心を元気にしてくれる赤ちゃん絵本15冊を中心に、毎日の子育てエピソードに結び付けながら、分かりやすく、なぜその絵本を選んだのか、どんな風に読んで何を感じ発見したのか解説していきます。

 

今回の講演でママたちが驚いていたのは、絵本を子どもが読むものだと決めつけずに、大人がいろいろな視点で楽しむ方法を教えてくれるということ。将来的に、ママ自身が絵本を楽しめるようなきっかけ作りを与えてあげたいと願うイソザキが、自ら選んだユニークな視点で読める絵本やおすすめの最新刊絵本など、合計で25冊の絵本をご紹介しました。

 

ママたちは、紹介される絵本の1冊、1冊を噛みしめるようにうなづき、真剣なまなざしでお話を聞いているのが印象的でした。

講演中、イソザキが選んだ絵本をゆっくりと読み上げると、ソワソワしていたママたちはみな心地よく絵本の世界へ誘われます。久しぶりに赤ちゃんと離れて、そのゆったりと流れる時間に心を預けながらも、紹介されたたくさんの絵本に目を輝かせ、早く赤ちゃんに会いたい!と願うママの様子に、教室は大変あたたかくやさしい時間が流れていました。

 

ここでは、残念ながらすべての絵本をご紹介できないのですが、講演でご紹介した絵本と、イソザキが現在、絵本ナビスタイルで連載中のエッセイを一部ご紹介します。

スキンシップに癒される赤ちゃん絵本

こちょこちょさん

スキンシップの王道(笑)
乳児・小さい子向けおはなし会用にセレクト。
もう、題名からワクワクしてしまいます。
ええ、こちょこちょ遊びの絵本です。
おててがキャラクターというのは斬新ですが、

なるほど、シンプルでわかりやすいです。
もちろん、実際にこちょこちょしてあげましょうね。
「きた!」のセリフが効いています。
そう、いろいろなバージョンがありますよ。
これはもう、する方も楽しみましょうね。
「こちょこちょ」という声がけもお忘れなく。
やはり、スキンシップの王道(笑)です。
(レイラさん 50代・ママ 男の子22歳、男の子20歳)

愛情が増幅!とにかく可愛い赤ちゃん絵本

ころんちゃん

か・・・かわいい~!!
これだけリアルに、赤ちゃんの動きや表情を表現した絵本って今までなかったんじゃないかなぁ。「ころんちゃん」というネーミングもかわいいけど、実際、本当にかわいいです。楽しげにコロコロしていたと思ったら、頭をゴツン☆で、「・・・っぎゃーーー!」と大泣き。そんな我が子を「もう~おバカねぇ♪」と抱き上げるあの幸せ!!息子たちの赤ちゃん時代を思い出して、一人でニヤニヤしてしまいました。何してたって無条件にかわいい赤ちゃん。出産祝いなどに贈っても喜ばれそうです。

息子たちが赤ちゃんのときに、この絵本に出会えたら嬉しかったなって思いました。
(環菜さん 20代・ママ 男の子4歳、男の子2歳)

いろいろな赤ちゃん絵本をご紹介する中で、絵本の意味をまだ理解できない赤ちゃんのために、おもちゃのように遊べる絵本もたくさんご紹介しました。講演中に実物の絵本をイソザキが実演すると、ママたちから笑い声が漏れました。講演が終了すると、たくさんのママたちがイソザキのもとにやってきたのですが、見たことないおもちゃのような絵本にみなさんくぎ付け。絵本にまだ興味を示さないうちの子でもこれなら...と、ママたちはしっかり絵本のタイトルを覚えてお帰りになりました。

まあるいお顔のページから一変、おっぱいが登場!これにはママからも笑いが。

パパも授乳できちゃう!?おもちゃみたいな絵本

あかちゃん

こんな面白い絵本初めて!
自分の子が生まれた時に出産祝いでいただきました!
4ヶ月の赤ちゃんも絵をよーく見て、反応を示してくれました。
最後の仕掛け?にはびっくり!!
丸型の絵本にはこんな理由があったんだっ!!と大人は大笑いでした!
とっても素敵な絵本です。
(★ハチ★さん 20代・せんせい )

実際におでこにはめてみるイソザキ。ママたちの明るい笑い声が響きます。

インスタ映え?!おでこにはめると楽しい赤ちゃん絵本

おでこはめえほん(1) けっこんしき

親子で楽しもう!
先日書店で、楽しげな声が・・・。絵本コーナーのほうを見ると、3歳くらいの男の子とお母さん。そう、このおでこはめえほんを手に、遊んでいました。鈴木のりたけさんの絵本は、奇想天外で楽しいものばかり。このおでこはめえほんも、今までの常識を破る楽しい形。絵本は親子のコミュニケーションツールといわれていますが、この絵本は、読み聞かせが苦手なお母さんや、絵本に興味を持たないお子さんの心もつかむんじゃないかなと思います。このおでこはめえほんをきっかけに、楽しい笑い声が広がって、絵本好きな親子が増えてくれたらいいなあと思います!
続編が楽しみです。
(あさみーこさん 50代・その他の方 )

いろいろな視点で読む、ママ自身の絵本の楽しみ方

子どもがはまるように、大人が絵本にはまるのは難しい?

いえいえ、そんなことはありません。ある日、イソザキが真剣に絵本と向き合って、あることを発見しました。気になる赤ちゃん絵本を、自分の生活に置き換えて考えてみると...。

 

イソザキが、よくある日常の出来事にあてはめていろいろな視点をご紹介すると、考えてもみなかった、新しい絵本の楽しみ方にママたちはしきりに感心していました。

何が面白い?大人が真剣に考えたらはまる赤ちゃん絵本

いっこ さんこ

にこはないけど、にっこり
いっこのつぎは、にこじゃないところが娘と息子は気に入ったようで、いっこさんことリズミカルに読んでいました。ぼくたちが赤ちゃんに読んであげるんだといって一番下の赤ちゃんに読んであげています。

 

大人はついつい1個がきたら、次は2個かなと思ってしまいがちですが、次に3個がくることがなんだかとっても新鮮でした。とてもシンプルだけど、音の繰り返しや、色使いが赤ちゃんにぴったりだなと思って読んでいます。書いてある絵のちょっとした違いもまた楽しいです。この本に、2個はないけど、楽しくて思わず笑顔、みんなの顔に「にこっ」が浮かぶ絵本ですよ!

うめちびさん 30代 ママ 富山県 女の子6歳、男の子4歳

子育てに悩んでいるときにそっと寄り添ってくれる赤ちゃん絵本

子育てに迷ったとき、絵本の中の赤ちゃんのぬくもりが助けてくれることだってあります。

 

わらっている顔、ぎゅっと服をつかんでいる小さな手、腕の中で抱えられているまあるい身体。どの場面でも、まるでおひさまのように明るく光を放っているあかちゃん。

 

絵本が気づきをくれるわけです。

「ああ、子どもの方が親の心を救ってくれることもあるんだな」とか、「正しいかどうかよりも、子どもの感情にそってみるのもいいかもしれない」とか。

 

私としては、みなさんが是非いろいろな絵本に出会いながら、心を動かして、この短くて貴重な子育ての時間を過ごしてもらえたらいいなと思っています。

 

そうすることで、子どもたちが1冊でも多くの絵本の触れる機会が増えますし、何より好奇心旺盛で楽しそうなママの顔を見る幸せの時間が増えていきますから。

 

絵本ナビ編集長 イソザキ

ママの心に寄り添ってくれる絵本

あかちゃんがわらうから

ママにお薦め
初めての子育ては不安や心配なことばかり。これでいいのかな?そんな悩みを赤ちゃんの笑顔が大丈夫、と言ってくれてるような・・・とても心に響く作品です。そうそう、そうなんだよ!って、ママなら共感できる部分も多いはず。個人的にはくしゃみをした赤ちゃんにハッとするくだりが好きです。同じく地元を離れて子育てに奮闘するママ友にプレゼントさせていただきました。大切な1冊になったと喜んでもらえました。
(みーちゃわんさん 30代・ママ 女の子1歳)

講演を終えたあとの、すがすがしいママたちの自身に満ち溢れた様子と託児所から聞こえる赤ちゃんたちの元気な笑い声がぱあっとまわりを明るくしました。講演を聞かれた、それぞれのママたちが今後どのような絵本と出会い、赤ちゃんと一緒に体験していくのか想像していたら、未知の開拓地に向かって大海原を大航海する冒険家のように思えてきて、なんとも頼もしく見えました。ネットで絵本を紹介している私たちにとって、実際のママたちの反応を見ることができる講演の時間は、とても貴重でワクワクする体験となりました。

 

お時間を割いて講演を受講してくださったみなさん、この機会を与えてくださった「武蔵野市立0123はらっぱ」のみなさん、ありがとうございました!

 

講演を受講できなかった子育て中のママたちの参考になるのならとイソザキと相談し、今回、レポートにさせていただきました。みなさんの子育てライフが、豊かに、楽しく、そして、のんびりと送れますように、参考にしていただけると幸いです。

「武蔵野市立0123はらっぱ」とは...?

武蔵野市立0123はらっぱでは、武蔵野市に住む0歳から3歳の子どもとその家族がいつでも来館し、自由に過ごすことができる施設です。同じ子育てをしている仲間同士、みんなで楽しみ考えあい、支え合っていく場所として、この施設をご利用ください。この施設で、たくさんの人との出会いや交流が生まれることを願っています。

 

利用できる方 : 原則として武蔵野市在住の0〜3歳児(4歳になる年度の3月まで)とその家族
開館日 : 日曜日〜木曜日(金・土曜日、こどもの日を除く祝日、年末年始はお休みです)
開館時間 : 午前9時〜午後4時
利用料 : 無料

 


武蔵野市立0123はらっぱ
〒180-0011 武蔵野市八幡町1-3-24 TEL 0422-56-3210    

富田直美(絵本ナビ編集部)

掲載されている情報は公開当時のものです。
絵本ナビ編集部
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