ママにも大人気!声に出して読むと楽しい「ももんちゃん あそぼう」シリーズ
ママにも子どもたちにも大人気!「ももんちゃん あそぼう」シリーズ
桃みたいな顔におむつ一枚はいて。絵本の中で走ったり、転んだり、泣いたり、笑ったり。その堂々とした姿はまさに「スーパーあかちゃん」。そんな愛くるしいももんちゃんは「うちの子にそっくり!」とママたちの間でも大人気。シリーズは全部で20冊になりました!
だけど、人気の秘密は愛嬌だけではありません。このシリーズ、とにかく声に出して読むと楽しいのです。何回読んでも飽きることはありません。読んであげる方も、読んでもらう方も、いい笑顔。小さな子どもたちのコミュニケーションに最適なのです。一度試してみてくださいね。
シリーズ1作目は『どんどこ ももんちゃん』
どんどこ どんどこ ももんちゃんは急いでどこにいく?
どんどこ どんどこ どんどこ どんどこ ももんちゃんが急いでいます。
川にかかった橋を越え、急な斜面の山を登り、ももんちゃんが急いでいます。
山の上でくまさんがとおせんぼしますが、急いでいるももんちゃんは、
どーんと投げ飛ばしてしまいます。
どんどこ どんどこ どんどこ どんどこももんちゃんが急いでいます。どこに急いでいるのかな…?
私も息子も大好きな1冊!
息子の3ヶ月健診の際に何気なく保健所に置かれていたこの本を手に取り読みました。
パッと見、桃の子なのか赤ちゃんなのか不思議な可愛らしい「ももんちゃん」がひたすらどんどこどんどこ走り続け、邪魔されてもこけても走り続け…。その走っている理由に最後はなんだかじーんと感動して、泣きそうになってしまいました。
言葉は少ないのに、その流れと絵の力でなんだか気持ちの奥があったかくなるような絵本です。
絵本といえば自分が昔見ていた名作が一番と思っていたけれど、最近のものにもいっぱい素晴らしいものがあるんだなあと発見させてくれました。
早速、4ヶ月の息子を膝に乗せて「どんどこ」と揺らしながら読み聞かせていたところ、半年くらいからこの本がお気に入りになり、そのうち何度も繰り返し読むようにせがむほどになりました。かれこれ10回以上よまされたことも何回も…。
1歳になった今でもお気に入りで、「どちん」とももんちゃんがこけるところでは、自分も頭を押さえております。
絵だけではなく、ストーリーで楽しめる最初の絵本という感じでした。
(たっちママさん 30代・ママ 男の子1歳)
シリーズは全部で20冊!
ももんちゃんどすこーい
すりすり ももんちゃん
バケツとシャベルを手に砂遊びをするももんちゃんのところに、ひよこさんがやってきました。
「ぴよぴよ ひよこさん ももんちゃんにすりすり
ももんちゃん いーいにおい」
ひよこさんが行ってしまって、次はきんぎょさん。
「すりすり ももんちゃん いーいにおい」
ねずみさんに、いぬさん、さぼてんさん…さぼてんさん!?
あっ、痛い!
ももんちゃん のっしのっし
野っぱらの真ん中で、あんよを投げ出し、何やらあそんでいるももんちゃん。
そこへ、のっしのっし、おおきなうしさんがやってきて「さんぽにつれていって」といったんですって。
最初は「うしさんが のっしのっし」、小山のようなうしさんに引っぱられるももんちゃんですが、次のページからは「ももんちゃんも のっしのっし」。
表情雄々しく、眉をきりり、口をきゅっとひきしめて、うしさんの前に立って歩きだします…
なんてスケールの大きなかくれんぼでしょう。ももんちゃんおそるべし!
「もーいいかい」「まーだだよ」
「もーいいかい」「もーいいよ」
おっと、まぁるい地平線みたいな、いきなりダイナミックな構図。
ただっ広い野原の真ん中で、ももんちゃん、ポツンとお顔をかくしてかくれんぼです。
「とっとことっとこ とっとことっとこ」
ももんちゃんがかけ出しました。
…と思ったら、え?「ばしゃーん ばちゃばちゃばちゃ」
なんとももんちゃん、泳ぎ出しました。ばちゃばちゃって…ここは海?
スケールが大きいなあ
ももんちゃん、あいかわらずスケールが大きいです。
おふねやくるま、ひこうきとかくれんぼするなんて!
おっきな大人になるのだろうなあ。頼もしいなあ。
娘は私とおなじところでは感心したりなどせず(笑)。
なんだか当たり前のように読んでおりました。
子どもってみんなスケールが大きいものなのかしら?
とっとこ とっとこ ぽんぽんぽん・・のリズム感のある音に
大喜び。原始的だわあ。
そのシンプルさがうらやましいですわ。
(ぽこさんママさん 40代・ママ 女の子3歳)
ごくらく ももんちゃん
ももんちゃんおふろに入っています。すると…「はい、しつれいしますよ」って金魚さんが入ってきて、さぼてんさんも入ってきて、おばけさんも入ってきて…
みんなで、ちゃぷちゃぷ、ちゃぷーん。「いいゆかげんですねえ…あー、ごくらく ごくらく」。
ももんちゃん えーんえーん
ももんちゃんがおひるねをしていると、「ぴよぴよ ぴーぴー」ひよこさんが泣きながらやって来ます。「おーよしよし、いいこいいこ。」なでなでしてあげるももんちゃん。
そこへひつじさんも泣きながらやってきます。なでなでしてあげても泣きやまない二人。
そのうちももんちゃんも…。
「おーよしよし、いいこいいこ。」なんて、今回のももんちゃんちょっと大人ね、と思ったのも束の間。目がうるうるしてきて「え、え、え…えーん!」。
ももんちゃん ぽっぽー
おなじみちゃぽちゃぽのきんぎょさん、ちくちくちくりのさぼてんさん、どろどろどろんのおばけさんが集まって「ぽっぽー」。
坂を上って、坂を下って、トンネルに入って、トンネルを抜けて…ん?
なかなか出てこない、なんだなんだ?
最後はご機嫌に「ぽっぽー!」。
ももんちゃんたちが電車遊びをするとこうなるのかぁ、ってなんだかうれしくなっちゃう展開です。
ももんちゃん あーん
野原の真ん中で、りっぱなたてがみのおとうさんライオンと、ももんちゃんと同じくらいの背丈がかわいいあかちゃんライオンと、ももんちゃんがお食事をしています。
まるいテーブルを囲んで、おとうさんライオンとあかちゃんライオンは、ハンバーグをガツガツガツ、カツカツカツ。そしてももんちゃんは、おにぎりをもぐもぐもぐ。
ライオン親子はあっという間に食べちゃって、あかちゃんライオンは「あ~~~ん」とお口を大きくあけます。するとももんちゃん、残りのおにぎりをあかちゃんライオンにあげちゃいます(あら、やさしい!)。
そしてこんどは、ももんちゃんが「あ~~~ん」。
おとうさんライオンとあかちゃんライオンはももんちゃんのお口のなかをのぞきこんで・・・(なんて言ったかというと?)・・・ヒントは、あかちゃんのお口のなかのかわいい「あれ」ですよ。あれ!
ゆーらり ももんちゃん
表紙ではぶらんこにのっているももんちゃん。この絵だけではわからないのですが、あれれ、カバーの折り返しには、薄闇の中、ふとんからうれしそうにハイハイしてぬけ出すももんちゃんが・・・。
原っぱへかけ出したももんちゃん。外はよる。
なんとももんちゃん、ゆーらりゆーらり、おほしさまの下でぶらんこにのっています!
すると、いつものお友達、きんぎょさんや、おばけさんが、「あそびましょ」ってやってきて・・・
どろんこ ももんちゃん
あめあがり、「ももんちゃん あそぼう」ときんぎょさん、おばけさん、さぼてんさんが
やってきて、どろんこあそびをはじめました。どろんここねこね。
どろんこじどうしゃできあがり~。それからみんなでしゅっぱーつ!
こちょこちょ ももんちゃん
ももんちゃんがよぶと、こぐまさんもきんぎょさんも、「はーい!」。みんな“こちょこちょ”されて、
「あはははは……」。さいごはももんちゃんが……!? 読み終わったあと、親子のふれあいにつながる絵本です。
ももんちゃんのポップアップえほん おめでとうのももんちゃん
きんぎょさんがぴょーん、さぼてんさんが「どっこいしょ」ってとびだした! サボテンさんもちくちくすたすた。おばけさんもどろどろどろん、みんなでおでかけです。みんなによばれて出てきたももんちゃんは、大きなプレゼントをかかえているよ。
人気シリーズがポップアップ絵本になって登場です! お誕生日カード付。
みんなつながって生きている!『ももんちゃん ぎゅっ!』
ももんちゃんと金魚さんがほっぺをくっつけあっている表紙。さて、どんなお話かな~と思いながらページをめくります。
中にも「ももんちゃん ぎゅっ!」のタイトルがあるのですが、その表題の下の絵がかわいい~! ももんちゃんのころんとした後ろ姿の両脇に、同じく背中をまるめてくっついている茶色と白っぽい動物の背中。それは・・・
「こぐまさん こぐまさん こぐまさんのほっぺ みーせて」
「ひつじさん ひつじさん ひつじさんのほっぺ みーせて」
「はーい」の返事とともにぽーっとピンク色のほっぺをゆびさしてみせる動物さんたち。
かわいいほっぺをみせてもらったあとは、みーんなでほっぺを「ぎゅっ!」
ぱたぱた ももんちゃん
今度のももんちゃんは…ヘリコプターに乗っちゃいますよ。
ぱたぱたぱたぱた、どこいくのかな?
怪しい黒雲がやってきて、ぴかっごろごろっ雷が!
「ももんちゃんあぶない」
はらはらしていると、ぱたんと誰かが乗ってきて。
ヘリコプター、ひこうき、かみなり、ふんわり雲などなど。子どもたちの大好きなもの、身近なものが今回もたくさん登場します。そして新しいおともだちも登場します。
ももんちゃん し~
まてまて ももんちゃん
とっとことっとこ、ももんちゃんが野原を走っています。お空には灰色の雲がもくもくもく。あっ、雨が降りだしました。
ぴょんぴょんぴょん、と雲から飛び出したあめつぶさんたちが「まてまて、ももんちゃん」と追いかけますが、ももんちゃんは大きな水たまりをとんとんとーん、と飛びこえて、またとっとことっとこ。
走るももんちゃんのあとを、かえるさんがぴょんぴょん、ペンギンさんがぱたぱたよちよち、きんぎょさんがちゃぽちゃぽちゃぽん、「まてまて、まてまて、ももんちゃん」と追いかけます。「つかまえた!」と思っても、残念! するり。ももんちゃんはわきめもふらずに走りつづけます。
あれれ、ももんちゃんは、どうしてあんなに急いで走っているのかな?
ももんちゃんも、おともだちも、元気いっぱい!『ももんちゃん ぴょ~ん』
ももんちゃんが野原のまんなかで、あたまを「くりん くりん くりん」
お友だちの、きんぎょさん、さぼてんさん、おばけさんも「くりん くりん くりん」
何してるのかな…?
つづいてももんちゃん、おひざを「ぐりん ぐりん ぐりん」
きんぎょさんは足のひれを、背の高いさぼてんさんはぐぐっと首をまげて、足のないおばけさんも下半身を…
「ぐりん ぐりん ぐりん」
さあ、何をしているか、もうわかりましたか?
まじめな顔で「くりん」「ぐりん」してるももんちゃんたちが、だんだん元気いっぱいのお顔になってきますよ。
なでなで ももんちゃん
「きんぎょさんと おばけさん おなか いたいんだって」の言葉とともに目に飛び込んでくるのは、涙目になってしまっているかわいそうな二人。
読者である子どもたちは「大丈夫かなあ」と心配になることでしょう。でも、次のページをめくると、二人はお腹を出して仰向けに…。
ももんちゃんと一緒に「なでなで」してあげると、さあ、どうなるかな――。
最新刊は…『おんなじおんなじ ももんちゃん』
よいしょ よいしょ。
よいしょ よいしょの ももんちゃん。
雪の中、ももんちゃんが一生懸命つくっているのは、なんでしょう?
きんぎょさんとさぼてんさんも、よいしょ よいしょ。
どっこいしょ!
…で完成したのは、なんとももんちゃんの新しいおともだち、
「ゆきだるまさん」です。
ママが用意してくれた、赤いぼうし、赤いてぶくろ、赤いながぐつ。
みんなみんな、ももんちゃんとおんなじ、お揃いです。
よかったね! ももんちゃん。
ももんちゃん記念すべき20作目は、寒い冬でもあったかい気持ちにしてくれる雪遊びのお話です。あらあら、ももんちゃんとゆきだるまさん、そっくりですね。もちろん、ももんちゃんは雪の中でも…おむつ一枚! 元気ですよ。
この記事が気に入ったらいいね!しよう ※最近の情報をお届けします |