【news】親子で楽しめる!江戸の風景や人の暮らしを描いた「さがしもの」絵本
江戸にタイムスリップ! 妖怪小僧が案内する渾身の江戸絵本
2020年の東京オリンピックに向けて、ますます世界から注目されている東京。海外の観光客にも脚光を浴びている職人技や粋な心意気、昔の東京、江戸にも関心が高まっています。その昔、江戸のまちに住む人の暮らしがどんなものだったのか、親子で語り合いながら是非読んでほしい絵本が登場しました!
江戸の風景が忠実に再現されているこの絵本では、江戸のまちを生きる人々の表情やしぐさなどひとりひとりが生き生きと描かれているので、眺めているだけでもワクワクしてしまいます。まるで、タイムスリップしたように江戸の街を歩いているような気持ちになります。昔から東京にすみついていてまちの移り変わりを見てきたという設
【本書のみどころ】
★
★「妖怪小僧」などの隠れキャラが場面のどこかに必ずいるので、「さがし絵」も楽しめる!
★江戸の知識と愛情において右に出る者のいない絵本作家・
品川宿と御殿山
江戸の人たちはお花見が大好き。 この御殿山は、 いまでも花見の名所のひとつだね。
火事と火消し
おっと、 大変! 江戸のまちではこんな火事がしょっちゅう起きたんだ。
日本橋と魚河岸
ここは江戸の中心、 日本橋だ。 江戸の人々がたべる魚が船ではこばれてくるね。
両国の花火
両国橋は、 花火見物で大にぎわい。 いまでも人気の隅田川花火、 続くといいねえ。 た~ま~や~!
この絵本は、江戸の暮らしに造詣の深い絵本作家の太田大輔氏が、その知識と表現力を結集した渾身の作品です。小さなお子さんが眺めるだけで楽しめる一方、江戸の暮らしに関心のある大人の期待にも応えられる、面白みがたっぷりつまった絵本、親子で是非読んでみてくださいね。
■著者プロフィール
太田大輔(おおただいすけ)
1953 年生まれ。絵本『カラクリ江戸あんない』(福音館書店)、『ぼくのいまいるところ』(かこさとし著、 童心社)、 児童文学『江戸の象吉』(講談社)などの作品がある。
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