【news】漢方薬がゆるくて不思議なキャラクターになって登場!『皇帝の漢方薬図鑑』発売
おとぎ話のように漢方薬の世界を表現した絵巻物的大図鑑
おとぎ話のように漢方薬(和漢)の世界を表現した絵巻物的大図鑑、『皇帝の漢方薬図鑑』が発刊されました。
後半のキャラクターファイルで登場する全54種類の漢方薬キャラクターについてポイントを絞って平易に解説されています。また、「漢方薬の基礎知識」の章では、生薬30種類をカラー写真つきで紹介。老若男女、幅広い人にむけた楽しくてためになる一冊ですね。
主人公の女の子は、漢方皇帝とともに「頭ノ国」、「腹ノ国」といった漢方の国を旅します。それぞれの国では「ショウジョウ」と呼ばれる小さな生き物たちが「かぜ」や「便秘」などの症状で悩まされています。そこに現れるのが、構成生薬などの特徴をもとに描かれたゆるくて不思議な「漢方薬キャラクター」。「仙人」、「精霊」、「神仏」など不思議なチカラを感じさせつつもユーモラスな姿で「ショウジョウ」を症状から救います。
主な登場キャラクター
葛根湯、桂枝湯、桂枝茯苓丸、芍薬甘草湯、小青竜湯、大柴胡湯、小柴胡湯、真武湯、抑肝散、防風通聖散、補中益気湯、麦門冬湯、八味地黄丸、半夏厚朴湯、六君子湯、大建中湯、柴胡桂枝湯、黄連解毒湯、五苓散、麻黄湯など。
■イラスト
「僕僕先生」シリーズ(仁木英之:新潮社)、「桜ほうさら」(宮部みゆき:PHP研究所)などの装画を手がける三木謙次さん。
■著者紹介
木村美紀(きむらみき)さん
薬学博士・薬剤師
1985年、東京都生まれ。東京大学薬学部卒業。東京大学大学院薬学系研究科博士課程修了。東邦大学薬学部薬学総合教育部門講師として、薬学総合講義を担当。また、明治大学理工学部応用化学科講師として、化学実験の講義を担当。その他これまで担当した授業科目は、化学、薬理学、生化学、基礎科学実験、人間と健康など。一方、テレビ出演、書籍の執筆、講演など、幅広く活躍。主な著書は『王様のくすり図鑑』(じほう)、『王子様のくすり図鑑』(じほう)、『東大姉妹の合格勉強術』(集英社)ほか。アミューズ所属。
この記事が気に入ったらいいね!しよう ※最近の情報をお届けします |